2018 5/27
 

◇営業益回復めざす 中計 20年度営業益180億円〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(清水正社長)は5月10日、2018〜2020年度の3カ年中期計画を発表した。本業の稼ぐ力である営業利益の回復を目指し、効率を示す営業利益率を重視する。2020年度の営業利益は180億円(2017年度60億円)、営業利益率は7.0%以上(同2.7%)を目指す。ROE(株主資本利益率)は目標利益から6.0%としているが、最終的に8.0%以上を達成するための通過点と位置付け、継続して改善を進める。








 

◇次世代建材、1次公募開始 窓の断熱改修も対象〈経済産業省〉

経済産業省は「次世代省エネ建材支援事業(次世代建材)」の1次公募を5月28日から開始した。断熱パネルによる壁、天井、床の断熱または潜熱蓄熱建材の設置を実施する場合に限り、玄関ドア・窓の断熱改修、ガラスの交換、調湿建材の設置も補助対象となる。補助率は2分の1以内、戸建て住宅は1住戸当たり上限200万円、集合住宅は同125万円を補助する。下限は戸建て住宅、集合住宅ともに1住戸当たり40万円。断熱パネルまたは潜熱蓄熱建材の導入に係る補助対象経費が2分の1以上であることが必要。事業規模は約3億円。










 

グランプリを受賞した「倉敷高等学校本館」


◇倉敷高本館グランプリ 応募は130点増の1480点〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は、同社フロント製品を使用した店舗ファサードの意匠・施工技術を競う「LIXILフロントコンテスト2017」を開催。全国の設計事務所、建設会社、販売店、加工店、代理店からの応募は前回より約130点増えて1480点だった。その中から優秀作品15点を選び表彰。グランプリは「倉敷高等学校本館」(岡山県倉敷市)に決定した。5月16日、東京都港区のヒルトン東京お台場で表彰式を開催した。同コンテストは、加工・施工技術、デザイン性、建物全体との調和などを審査基準としている。








 

◇樹脂窓・複合窓が増収 AP事業は増収減益計上〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)などYKKグループは5月15日、2018年3月期の連結決算を発表。売上高は7477億6200万円、2017年同期比4.9%増。営業利益は593億4700万円、同1.6%減、経常利益は599億2400万円、同2.6%減、親会社株主に帰属する最終純利益は387億2800万円、同14.3%減だった。AP事業は増収減益。樹脂窓、アルミ樹脂複合窓は増収だったが、住宅用アルミサッシの販売は減少した。利益面は、継続的なコスト削減の取り組みで増益効果はあったが、原材料・資材価格の上昇や、海外の請負物件の損失などが影響した。








 

◇国内は増収増益 既存事業の強化など継続〈三和ホールディングス〉

三和ホールディングス(東京都新宿区、燻R靖司社長)は5月14日、2018年3月期の連結決算を発表。売上高は3856億7300万円、2017年同期比9.0%増。営業利益は283億2200万円、同7.1%増、経常利益は278億9800万円、同10.4%増、親会社株主に帰属する最終純利益は182億8000万円、同7.1%増だった。国内は増収増益。既存事業の強化、連携による事業強化・拡大、防火設備の新しい検査・報告制度への対応に注力。日本スピンドル製造から建材事業を譲り受け、間仕切り事業を拡大した。北米、欧州も増収増益となった。










 

「カートリッジ網戸U」は室内から外せて簡単に掃除できる刷新した後付けキットでマンションの今ある網戸も「カートリッジ網戸U」に


◇集合住宅にも対応 網戸後付けキットを刷新〈セイキグループ〉

セイキ販売(東京都練馬区、守谷将人社長)、セイキ総業(同、守谷守社長)などセイキグループはこのほど、網だけ外して洗える「カートリッジ網戸」の使い勝手を向上させた「カートリッジ網戸U」を発売。同時に「後付けキット」をリニューアルし、マンションの網戸にも対応できる「カートリッジ網戸U後付けキット」の販売を開始した。マンションの大規模修繕工事で定期的に実施される窓周りのシーリング工事の際には網戸を外す必要があり、網の張り替えや壊れた箇所の修理もすることが多い。







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