2018 5/13

◇断熱リノベ1次公募開始 18年度 蓄電池・蓄熱設備を追加〈環境省〉

環境省は2018年度「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)」の1次公募を5月7日から開始した。15%以上の省エネ効果が見込まれる高性能建材(断熱材、ガラス、窓)を使った住宅の断熱リフォームに対し、補助率3分の1、戸建て住宅は1住戸当たり上限120万円、集合住宅は同15万円を補助する。事業規模は約20億9000万円。本年度から戸建て住宅の断熱改修と同時に導入・改修する家庭用蓄電池、家庭用蓄熱設備も補助対象となった。






 

破損状態の比較(左は破損しても破片が飛散・脱落しにくい「スクールラミレックス」、右はフロート板ガラス)


◇学校用の複層と合わせ 防災拠点となる学校施設向け〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(清水正社長)は、学校用複層ガラス「スクールペアレックスエコ」、学校用合わせガラス「スクールラミレックス」の販売を5月7日から開始した。地震、台風、竜巻など自然災害の発生に対して、地域住民の防災拠点となる学校施設向け。学校用複層ガラス「スクールペアレックスエコ」は断熱性能と日射遮蔽(しゃへい)性能を持つLow-E複層ガラス(エコガラス)。








 

◇第20回板ガラスフォーラム 参加締め切り5月18日〈板ガラス業界8団体共催〉

「第20回板ガラスフォーラム」が6月8日、東京都港区の品川プリンスホテルで開催される。テーマは「『連携・創造 ガラスから広がる未来』〜防災・安全・省エネそして健康な暮らしへ〜」。全国板硝子商工協同組合連合会、全国板硝子工事協同組合連合会、全国板硝子卸商業組合連合会、全日本鏡連合会、全国安全硝子工業会、全国複層硝子工業会、機能ガラス普及推進協議会、板硝子協会の板ガラス業界8団体の共催。










 

◇純利益は過去最高 中計施策の効果が着実に〈LIXILグループ〉

LIXILグループ(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は5月7日、2018年3月期連結決算(IFRS)を発表。売上収益は1兆6648億1700万円、2017年同期比1.9%増。事業利益は753億1900万円、同16.1%減、税引き前利益は899億9700万円、同27.6%増、親会社の所有者に帰属する最終純利益は過去最高の545億8100万円、同28.4%増となった。中期経営計画の施策による効果が着実に出始めているものの、ハウジングテクノロジー事業の課題への対応の遅れなどが計画未達と減益の要因となった。










 

◇受注量は下降見込み 1〜3月の関西地区景況〈日本サッシ協会関西支部〉

日本サッシ協会関西支部(加島治志支部長)はこのほど、2018年1〜3月期の関西地区景況調査の結果をまとめ、発表した。景況感を示す4指標についての指数(DI)は、2017年10〜12月の前回調査時より受注量は下降、受注価格、今後1年間の受注見通し、人員過剰率のいずれも上昇となった。関西支部会員30社に調査を実施し、20社から回答があった。受注量はマイナス37.5で前回調査比37.5ポイント下降。










 

室内側モニターには顔認証によって家族一人一人に応じた対話と情報をドアが提供する猿コ外側ドアのパネルデザインを自在に演出できる


◇ドアが対話し情報提供 AIなど搭載「未来ドア」〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は4月25日、2020年に発売予定のAIや顔認証システムを搭載した未来ドア「UPDATE GATE(アップデート・ゲート)」を発表した。家を出る前に、顔認証によって家族一人一人に合った交通情報や天候情報を知らせ、家電の電源確認、高齢者やペットの見守り、介護サービスや宅配業者とのやりとりなど、情報対話やセキュリティーサービスをするドア。










 

手軽に網を外せる=上=と、ラベル情報付き煙換用網カートリッジ


◇縁の素材を柔らかく 脱着・持ち運びが簡単〈セイキグループ〉

セイキ販売などセイキグループは5月15日、掃除が楽な網戸「カートリッジ網戸」の使い勝手を向上させた「カートリッジ網戸U」を発売する。室内側から網だけを外して手軽に洗えるという「カートリッジ網戸」の特長はそのままに、網部分の縁を従来の樹脂製から布製に変更。柔らかい素材にすることで網の脱着や水洗いがしやすくなり、持ち運びの際に扱いやすくなった。最大で従来品の5割以上という大幅なコストダウンも実現した。







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