2018 4/8
 

ミラノデザインウイークでの出展イメージ音響特性に優れた「音を生むガラス」


◇新しい音の空間提案 永続性とはかない美しさ〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は3月7日、4月17〜22日にイタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウイーク」に出展するのを受けて、東京都中央区のAGC Studioでプレス発表会を開催した。今年のテーマは「音(聴覚)」。クリエーションパートナーで建築家の萬代基介氏が展示内容について解説。「ガラスの永続性と、硬くて緊張感のある素材の構造的均衡状態が解放される一瞬のはかない美しさを表現したので、ぜひ見てほしい」と呼び掛けた。








 

◇LIXIL国内組織を改編 事業部制へ移行など〈LIXILグループ〉

LIXILグループ(瀬戸欣哉社長)は、4月1日にスタートした新中期経営計画の目標達成に向け、国内市場でのメーカーとしての競争力を強化するため、同日付でLIXILの組織を改編した。市場環境やニーズの変化に素早く対応し、魅力ある商品を短期間で投入できる体制を構築するため、LIXILジャパンカンパニーは各テクノロジー部門の開発・生産・販売を一体的かつ効率的に統括する事業部制へ移行。LIXILウオーターテクノロジージャパン、LIXILハウジングテクノロジージャパン、非住宅部門(多階層マンションを含む)を強化するためLIXILビルディングテクノロジージャパンに開発・生産・販売機能を統合し、商品分野別の専門性を高める。








 

寄贈の様子


◇地元テレビが放映 防災安全ガラス 岡山で寄贈工事〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(島村琢哉会長)は3月27、28日の2日間、岡山県和気町立本荘小学校の体育館で「防災安全ガラス」の寄贈工事を実施した。全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、辻良明会長)の近畿地区本部(小村哲也本部長)と関西板硝子卸商業組合(綾部欽一理事長)の有志延べ37人で施工した。「防災安全ガラス」の認知拡大、普及推進のための寄贈事業は、昨年の奈良県生駒市立真弓小学校に続き全国で2例目。寄贈工事の様子は地元テレビ局のニュース番組で放映され、同協議会の取り組みや「防災安全ガラス」の特長が紹介された。










 

国内初の三つのサービスを展開する


◇ZEHづくりを支援 負担実質ゼロで太陽光発電〈LIXIL TEPCO スマートパートナーズ〉

LIXIL傘下のLIXIL TEPCO スマートパートナーズ(東京都江東区、柏木秀社長)は4月2日、関東・中部・関西エリアで、国内初のサービス「建て得バリュー」の展開を開始する。実質負担ゼロで太陽光発電システムを設置できる国内初のスキームで、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)仕様の家づくりをサポートし、毎月の電気代が得になる。オール電化に対応する「建て得バリューE」、工務店から直接太陽光発電システムを購入した人向けで、ニアリーZEHも対象とした「建て得でんき」もある。中国・四国・九州エリアでの開始は7月2日から。










 

◇地震発生後もドア開放 共用部に標準で耐震仕様〈三和シヤッター工業〉

三和シヤッター工業(東京都板橋区、燻R盟司社長)は4月1日、共用部用耐震スチールドア「AKUZO」を発売した。集合住宅や宿泊施設、商業施設などさまざまな施設の避難経路上に設置でき、地震発生後にもドアを開放できるので、施設内に閉じ込められることがない。耐震性能等級D-3に対応する。これまで共用部避難経路上に設置されたスチールドアは標準品としての耐震仕様がなく、特注で対応していたが、共用部に使われることが多い電気錠や自動施錠錠に使用できる金物がなく、対応が難しかった。










 

ガラス・鏡の漫画の例


◇漫画でガラス解説 認識のずれを少なく〈OOKABE GLASS HD〉

OOKABE GLASS HD(福井市、大壁勝洋社長)はこのほど、ガラスと鏡を誰にでも分かりやすく解説する漫画「ガラスerガールのホントの話」の連載を同社のツイッターアカウントで開始した。同社がガラス・鏡のウェブ販売をする上で、「網入りガラスには防犯性が備わっている」など、客とのやりとりの中で生じている認識のずれを少なくし、ガラスや鏡への理解を深めてもらう。文章や画像だけでは説明し切れなかった部分も説明することが可能になる。







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