2018 3/25・4/1
 

◇建設キャリアアップシステム 5年で全技能者登録へ〈国土交通省〉

国土交通省は今秋から建設技能者の保有資格、社会保険加入状況、現場の就業履歴などの情報を業界統一のルールで登録・蓄積する「建設キャリアアップシステム」の運用を開始。同システムを活用して技能者の統一的な能力評価基準を策定。技能・経験に応じたきめ細かな賃金体系など技能者を評価する枠組みを構築し、将来にわたり建設業の担い手を確保する。システム構築に向け官民で検討を進めており、初年度で100万人、5年で約330万人の全ての技能者の登録を目指す。








 

◇1級113人・2級83人合格 技能検定、1級申請者大幅減〈職業能力開発協会〉

全国各都道府県の職業能力開発協会はこのほど、2017年度ガラス施工の技能検定試験1級・2級の結果を発表した。申請は1級231人、2級176人。公示した都道府県のうち合格者は1級が113人で合格率48.9%、2級は83人で合格率47.2%だった。16年度は申請が1級310人、2級159人。合格者は1級179人で合格率57.7%、2級85人で合格率53.5%。1級は申請者数・合格者数とも16年度より大きく減少。2級は申請者数は16年度より増えたものの、合格者数は減少した。合格率は1級、2級ともに低下した。










 

フロート板ガラスの製造工程とオンラインCVDのイメージ


◇0.7o透明導電膜付き オンライン成膜に成功〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は3月8日、CVD(化学気相成長)技術によって、オンライン(ガラス製造工程)で薄板ガラス(厚み0.7o)上に、透明な導電性金属酸化物薄膜を成膜することに成功したと発表した。 この0.7o透明導電膜付きガラス「NSGTEC」は、オンラインCVDで生産可能な世界最薄の透明導電膜付きガラスになる。透明導電膜付きガラスは、太陽電池用など、建築用、車両用、医療用、各種電子デバイス用への普及が進み、さらなる応用の可能性が広がっている。










 

上からブロードリーフ、日本自動車ガラス販売施工事業協同組合、グラスウエルドジャパンの小間縁繧ゥらブレイアジア、HI-LINE22の小間


◇276社が最新情報発信 アフター市場の活性化へ〈オートアフターマーケット〉

3月14日から3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで、自動車分野のアフターマーケットの専門見本市「第16回国際オートアフターマーケットEXPO2018」が開催された。自動車のアフターマーケットビジネスの活性化を目的に、自動車の売買・整備・メンテナンスといった、自動車を取り巻く環境・インフラなど自動車アフターマーケットについての最新情報、業界動向を発信した。ブロードリーフ、日本自動車ガラス販売施工事業協同組合(JAGU)、グラスウエルドジャパン、HI-LINE22、グラスマジック・ジャパン、ブレイアジアなど、国内外から276社・団体(前年比43社・団体増)が出展した。










 

グランプリを受賞した下吉田町店の煖エ夫妻


◇60代夫婦が地域密着 善通寺下吉田町店グランプリ〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は3月13日、千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターで同社とパートナーシップを結ぶ窓リフォーム店「MADOショップ」の全国大会「MADOショップSUCCESS2018」を開催。全国10エリアの代表10店がMADOショップ活動への思いや成功の秘訣(ひけつ)、新しいビジネスアイデアをプレゼンテーション形式で発表。来場者約1000人による投票の結果、四国エリアの善通寺下吉田町店(煖エサッシ工業)がグランプリを受賞した。










 

客のスマートフォンで簡単に決済できる


◇導入初期費は無料 スマホ使い簡単カード決済〈ブロードリーフ〉

ブロードリーフ(東京都品川区、大山堅司社長)は自動車業界に特化したカード決済サービス「BroadLeaf Pay(ブロードリーフペイ)」を昨年11月から提供している。客はスマートフォンでQRコードを読み込み、金額を確認してカード情報を入力するだけで決済が完了する。店側は初期費用無料からの導入が可能。決済手数料が安く、場所を選ばず決済できる。自動車オーナーへの顧客満足度向上を意識した動きが活発になっており、カードを使いたいというニーズに応えた。







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