2018 2/25

◇板ガラス値上げ 板ガラス・鏡製品10〜15% 加工ガラス製品5〜10%〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(清水正社長)は2月13日、板ガラス製品の価格を2018年4月1日納入分から改定すると発表した。板ガラス製品と鏡製品の価格を10〜15%、加工ガラス製品の価格を5〜10%引き上げる。建築用ガラス関連製品については、日本板硝子(森重樹社長)が3月1日出荷分から、AGC旭硝子(島村琢哉社長)は4月1日納品分からの価格引き上げを既に発表している。昨今、原燃料価格と諸資材の価格は高騰を続けており、板ガラスと加工ガラスの生産コストは一段と上昇し、同社の事業収益に大きな影響を与えているという。






 

高橋和紀地球温暖化対策事業室室長補佐


◇断熱リノベ引き継ぐ 低炭素化事業とで計85億円〈環境省〉

経済産業省が2017年度に実施した「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)」を、2018年度から環境省が実施することになった。実施期間は2018〜2019年度の予定。断熱リフォームについては基本的な変更はないが、2018年度から家庭用蓄電池、家庭用蓄熱設備の普及に向けた支援制度が加わる。予算規模は、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化による住宅における低炭素化促進事業と合わせて計85億円。経済産業省の事業を環境省が引き継ぐことになった経緯、2017年度に実施された断熱リノベとの違いなどを聞いた。










 

新中期経営計画を発表する島村琢哉社長


◇20年に営業益1600億円 新中期経営計画を発表〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は2018年〜2020年の3カ年を「『2025年のありたい姿』実現のための礎を築く期間」と位置付け、新中期経営計画「AGCplus-2020」を2月7日に発表した。主要課題は「市況変動に強い高付加価値事業を伸ばす」「戦略事業の成長戦略を推進する」「成長地域・勝てる地域へ経営資源を集中する」「戦略的なM&Aにより持続的成長を図る」の4点。2020年の財務目標として、営業利益1600億円以上、ROE(株主資本利益率)8.0%以上、戦略事業利益貢献比率25%以上、D/Eレシオ0.5以下を掲げる。










 

「infoverre TOUCH B's」の外観


◇天板型ガラスサイネージ DEJIMAで試験運用〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は2月8日、グループディスカッションが可能なテーブルトップ型ガラスサイネージ「infoverre(インフォベール)TOUCH B's(ビーズ)」を開発したことを発表。同日からオープンイノベーション空間「DEJIMA」(東京都品川区)で、一般企業、教育現場などで使用することを想定し、試験運用を開始した。グループディスカッションは個人が出したアイデアをチームで議論し、新しいアイデアを誘発する方法。










 

公開審査大竹圭奈CONY JAPANスペースアップ堺泉北店主任と川端正人I.D.Worksアーキデザインマネージャー


◇過去最高の応募数 メンバーズコンテに3011点〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は2月8日、横浜市西区の横浜ロイヤルパークホテルで、住宅施工例コンテスト「LIXILメンバーズコンテスト2017」表彰式を開催した。新築とリフォームの物件を表彰する業界最大規模のコンテストで、過去最高の応募総数3011点の中から、大賞、準大賞、地域最優秀賞など58点を選び表彰した。プレゼンテーションの結果、大賞は、新築部門がI.D.Works(中国)の「庭とつながるくらし(K邸)」、リフォーム部門はCONY JAPANスペースアップ堺泉北店(関西)の「庭園美術館(K邸)」に決定した。










 

◇枕木材に組み合わせ ファサードEX新シリーズ〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(中野敬司社長)は3月1日、ファサードエクステリアシリーズ「マクリズム」を発売する。枕木材、機能ポール、機能門柱などファサードを演出するアイテムを幅広く展開し、多様な組み合わせを楽しめる。枕木材を基本とし、機能ポールやガラスパネルと組み合わせることで、縦基調にコーディネートしたさまざまなファサードシーンを生み出す。枕木材は植栽や機能ポールを引き立てたり、枕木材だけでもファサードを彩るアイテムとして使える。










 

「ミディフローガン・カートリッジ」


◇押し出しやすい軽量ガン 「ワイヤ・ガード」販売終了〈杉村商事〉

ガラス・サッシ施工・加工用機器、工具、副資材卸の杉村商事(大阪市西区、杉村亨社長、06・6532・0720)は英PCCOX社製の低・中粘度材料用手動式コーキングガン「ミディフローガン・カートリッジ」を販売している。ハンドル部分は樹脂製で軽く、作業がしやすい。フレーム部分は金属製のため丈夫で長持ちする。材料の吐出量と押し出しやすさのトリガー比は10:1と大きく、軽い力で押し出せる。使いやすさとコストパフォーマンスを両立させた。網・線入り板ガラス用防錆(せい)塗料「ワイヤ・ガード」は在庫分だけで販売を終了する。







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