2018 2/11・18

◇建築ガラス値上げ 板ガラス10〜15% 鏡・加工品10%程度〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は2月5日、国内の建築用ガラス関連製品の販売価格を、4月1日納品分から引き上げると発表した。引き上げ率は、板ガラスが10〜15%、鏡が10%程度、建築用加工ガラス製品が10%程度。国内の建築用ガラス製品については、日本板硝子(森重樹社長)が既に3月1日出荷分からの価格引き上げを発表している。






 

説明する宮地伸二専務CFOと島村琢哉社長CEO(右)


◇17年12月期は増収増益 ガラス、建築用増収も減益〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子は2月7日、2017年12月期の連結決算を発表した。売上高は1兆4635億3200万円、2016年同期比14.1%増。営業利益は1196億4600万円、同24.3%増、税引き前利益は1144億2400万円、同69.4%増、親会社の所有者に帰属する最終純利益は692億2500万円、同45.9%増だった。各事業の出荷数量の増加と買収した企業の連結化によって増収増益を計上した。










 

◇生産・出荷とも減少 複層ガラス出荷変わらず〈板硝子協会〉

板硝子協会(島村琢哉会長)は2月1日、2017年11月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は前年同月より9カ月ぶりに減少、出荷は10月の増加から再び減少した。複層ガラスの生産も再び減少、出荷は変わらなかった。合わせガラスは生産・出荷とも10カ月連続で増加。出荷のうち建築用は10月の増加から再び減少した。強化ガラスの生産は10月の減少から再び増加した。出荷は13カ月ぶりに減少した。










 

新「リシェルSI」の施工例


◇システムキッチン刷新 セラミックトップに新色〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は、セラミックトップを採用したキッチン「リシェルSI」を刷新。3月1日、セラミックトップの新色追加や新しい素材(石英とアクリル樹脂を配合)を使用した「ハイブリッドクォーツシンク」の搭載、セラミックを主役にしたコーディネートなど、多彩なデザインスタイルを楽しめる新「リシェルSI」を発売する。セラミックトップ構成比を現状の40%から50%に引き上げる。










 

ガードスクリーンや防護柵でさらに安全性が高まる


◇自己診断で異常時停止 新JIS対応自動ドア 通行者検知も向上〈三和シヤッター工業〉

三和シヤッター工業(東京都板橋区、燻R盟司社長)は2月1日、自動ドアの新しい安全規格「JIS A 4722」に対応する歩行者用自動ドアセットを発売した。グループ会社の三和タジマ、昭和フロント、昭和建産と共同開発したもので、全ての工程で新JISに準拠している。自己診断機能によって常に自動ドアの異常を監視し、異常があれば停止する。通行者の検知機能も向上するなど、高い安全性を確保した。










 

大きな荷物にも対応する「おるすばんボックス」


◇大容量収納に対応 宅配ボックス 閉じ込め防止も〈田島メタルワーク〉

田島メタルワーク(東京都豊島区、荒木茂実社長)は2月1日、戸建て住宅用宅配ボックス「おるすばんボックス」を発売した。大容量を収納でき、操作が簡単。ボックス内への閉じ込め事故にも対応できる。幅340o、高さ550o、奥行き410o、重量25kgまで収納できる。宅配業者の預け入れから居住者の受け取りまで複雑な手順が不要。宅配業者は荷物を入れ、配達伝票に受領印を押し、赤いレバーを右向きに回して扉を閉め、配送伝票の控えを郵便受けに入れる。







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