2017 12/24・31

◇受注出荷条件を一部改定〈AGC旭硝子・AGCグラスプロダクツ〉

AGC旭硝子ビルディング・産業ガラスカンパニーアジア事業本部日本事業部(新井太吉事業部長)は、2018年3月1日納品分から「板ガラス・鏡の定寸品」について受注出荷条件の一部を改定する。板ガラス定寸品と鏡定寸品に「配送基本料」を設定する。同時にAGCグラスプロダクツ(深川祐一社長)も、2018年3月1日出荷分から「ガラス・建材商品」について受注出荷条件の一部を改定し、「現場・指定納入場所に関する配送チャージ」を改定する。両社ともその他の項目については今回は据え置きとしているが、「今後の物流費の状況を踏まえ、見直しをしていく予定」と見解を表明している。






 

◇経済産業省に陳情 断熱リノベ活用増めざし〈全国板硝子卸商業組合連合会、全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子卸商業組合連合会(全国卸)の松本巖会長、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)の辻良明会長らはこのほど、経済産業省製造産業局生活製品課を訪問し、2018年度にも実施される予定の「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)」(仮称)に対して、活用事業者を増やすために、板ガラス流通団体を代表して陳情した。








 

スック・ベイ・チャーキネストラル・テクノロジー社社長(左)とジャン・フランソワ・エリス常務執行役員ビルディング・産業ガラスカンパニープレジデント


◇AGC旭硝子、米・中・欧で合弁 「ヘイリオ」世界に拡販へ〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は12月8日、東京都中央区のAGC Studioで米キネストラル・テクノロジー社(カリフォルニア州、スック・ベイ・チャー社長)と、次世代のスマート調光ガラス「HALIO(ヘイリオ)」のグローバル販売拡大に向け、2018年1月に米国に「ヘイリオノースアメリカ社」、中国に「ヘイリオチャイナ社」、ベルギーに「ヘイリオインターナショナル社」の合弁会社をそれぞれ設立すると発表。この3社は「ヘイリオ」の独占販売代理店として、ビルや住宅市場の世界需要に対応する。










 

完成したFXセンターの外観(手前が搬入口)


◇120×180インチ切断機導入 3ライン体制で能力向上〈大阪板硝子販売〉

大阪板硝子販売(大阪市中央区、小山保和社長)は、枚方事業所(大阪府枚方市)を拡張し、新切断センター棟を建設。このほど4面台車付き120×180インチCNC切断ライン(坂東機工製)を導入した。これまでの100×150インチ切断ライン2基体制から3基体制へ切断能力を大幅に向上させる。同事業所の拡張は、隣接した敷地1443u(約437坪)に934u(約283坪)の建屋「FXセンター」を建設。ここに120×180インチCNC切断ライン(4面台車+自動入れ込み機+折割台)を設置し、12月1日から試運転を開始した。来年1月から本格稼働に入る。










 

中川雅治環境大臣(左)から表彰を受ける関塚サッシ・ドア事業部長


◇窓改修品で環境大臣賞 地球温暖化対策に貢献 クールチョイス賞〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は12月9日、東京・有明の東京ビッグサイトで、「クールチョイスリーダーズアワード」で、窓リフォーム商品「リフレムリプラス」が環境大臣賞を受賞した。同賞は、地球温暖化対策に貢献する「クールチョイス」(賢い選択)の拡大と発展を目的として、環境省主催で今年初めて実施された表彰制度。関塚英樹常務役員LIXILハウジングテクノロジーサッシ・ドア事業部長は「この受賞を機に、窓リフォームをさらに活性化させ、地球温暖化対策に貢献していく」と受賞の喜びを語った。










 

万能握り玉「葉月」万能ドア錠「神無月」(左)と「水無月」


◇「家研祭」を開催中 来年1月20日受注分まで〈家研販売〉

家研販売(大阪府東大阪市、吉村正史社長、06・6725・6040)は、「第2回家研祭」を開催している。取り換え用の万能握り玉「葉月(Hazuki)」(JSシリーズ)、万能ドア錠「神無月(Kannazuki)」(同)、「水無月(Minazuki)」(同)のいずれかを5個以上購入すると、もれなく豪華景品がもらえる。期間は2018年1月20日受注分まで。「葉月」は、ほとんどの機種のインテグラル錠に対応できるので、保持していれば、現場に何度も足を運ぶ手間を省くことができると好評。自社生産に切り替えて安全性能、安価、安定供給のAAA(トリプルエー)を追求した。







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