2017 9/24・10/1
 

中野敬司社長


◇流通代理店と共に 「アルジオ」の良さ浸透へ〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(山下清胤社長)の2017年5月期連結決算は、売上高3208億1700万円(前年同期比3.4%減)、営業利益67億1300万円(同7.4%増)の減収増益で推移。主力の建材事業の売上高は2039億1300万円(同2.4%減)、営業利益27億1600万円(同37.9%減)の減収減益だった。基幹サッシやリフォーム玄関ドアの商品拡充や販売強化、コストダウンに努めたが、非木造建築着工の回復が低調なことや、戸建て住宅市場での競合環境が続いたことが影響した。今年6月、三協アルミ社社長に就任した、中野敬司代表取締役専務執行役員に今後の建材事業の商品・販売戦略を聞いた。








 

「ラミレックスV」はラインアップが豊富でマンションのデザインに合わせて選べる


◇建物外観を美しく ベランダ手すり用合わせ〈セントラル硝子〉

セントラル硝子は7月3日から、ベランダ手すり用合わせガラス「LAMILEXV(ラミレックスV)」の販売を開始した。多彩な中間膜のカラーバリエーションがあり、建物の外観を美しく、上質な印象を与える。安全性が高く、紫外線をカットする。2枚のガラスを強靱(きょうじん)な接着フィルム(ポリビニールブチラール)で加熱圧着した合わせガラスで、中間膜とガラスが強く接着しているため、地震、台風、竜巻などの災害時に飛来物の衝撃を受けて破損しても、ガラスの破片が飛散・脱落しにくい。








 

ロゴマーク


◇ヒートショック考える 山形の卸が共同イベント〈大久保硝子店、佐藤製線販売、LIXIL〉

山形市にある建築資材卸店の大久保硝子店(山形市、大久保章宏社長)、佐藤製線販売(宮城県亘理町、林秀敏社長)山形営業所とLIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は共同体「SOLTY」を結成し、9月30日に山形市のLIXIL山形ショールームで合同リフォームイベントを開催する。一般消費者を対象に、これから冬を迎えてヒートショックによる事故の発生件数が多くなる山形で、ヒートショックについて考える時間を提供する。大久保硝子店と佐藤製線販売山形営業所は、共に山形県内でガラス・サッシ店、大工、工務店、建設会社に窓など内外装材、ユニットバス、トイレ、洗面など住宅設備機器を販売する代理店。








 

◇安全・安心機能が充実 ビル基幹サッシ 新機構搭載窓種も〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(中野敬司社長)は、ビル用基幹サッシ「MTG-70」を刷新。6月5日、「MTG-70R」として発売した。安全・安心機能を充実させた他、業界初の新機構を搭載した採風ドアなど窓種を追加した。引き違い窓などスライド系窓種に、障子を立て込むことで自動的にセットされる「セーフティハング機構」を追加。従来装備している障子外れ止め部品と併せて、障子の脱落を防ぐ。通常の使用では接触の可能性が低い部分も含め、障子の全てのコーナー部に樹脂製カバーを標準装備した。








 

◇枠変形でも防火戸閉鎖 災害時に避難経路を確保〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、潮崎敏彦社長)は9月20日、大変形追従随時閉鎖型防火戸「アスコード」を発売した。大規模地震が起こった直後に火災が発生した際、建物のゆがみによって防火戸の枠が変形しても、扉が上枠や床と干渉することなく閉鎖することで防火性能を保持。避難経路を確保できる。建物の層間変形角が90分の1(瞬間最大60分の1)以内であれば扉が閉鎖し、特定防火設備としての機能を発揮する。随時閉鎖型防火戸は、平常時は壁面に収納されている扉が、火災時は煙感知器と連動して閉鎖し防火区画を形成する。








 

水平型自動糸面取り機


◇4ヘッドが独立加工 糸面取り・洗浄・切断も〈アイジス〉

アイジス(東京都江戸川区=日本支社)は今年から、日本国内で複層ガラス製造ラインを本格販売している。同社は韓国で複層ガラス製造設備メーカーとしてトップシェアを持ち、これまで韓国で300台以上の販売実績がある。ガラスサイズは最大3210×1万2000oに対応。ガラス厚は3〜12o(オプションで30oまで対応)、複層ガラス厚は12〜60o(オプションで60o以上も対応)。蓄積した技術と豊富な実績を基に、日本にも高品質な複層ガラス製造ラインを普及させ、生産性向上、生産コストの低減に寄与する。複層ガラス製造ライン以外にも、4ヘッドが独立して加工できる糸面取り機、ガラス切断ライン、洗浄機などでも独自技術を持つ。







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