2017 8/27
 

設立記念講演会縁ャ山貴史代表理事


◇ゼロエネ住宅拡大へ始動 ビルダーなど支援〈一般社団法人ZEH推進協議会〉

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及啓発を目的にZEHビルダーの事業支援などの活動を進める一般社団法人ZEH推進協議会(小山貴史代表理事)は7月27日、東京都文京区のすまい・るホールで設立記念講演会を開催した。同協議会は2015年に採択されたパリ協定の温室効果ガス排出ゼロに向けた国のZEH施策などを背景に、ZEHに関わる有識者、団体、事業者の有志によって今年6月に設立。ZEHビルダーなど関連事業者を支援し、ZEHの普及を図ることで国民生活や住文化の向上に寄与する。ZEHなど省エネルギー性が高い住宅の普及推進役として期待される。






 

◇営業利益が改善 建築用ガラスは減収減益〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は8月4日、2017年4〜6月期連結決算を発表。売上高は1468億9000万円、2016年同期比2.4%減、営業利益は87億6200万円、同23.1%増で、売上高は下回ったものの営業利益は改善した。税引き前利益は47億7500万円、同55.3%減、純利益は28億3500万円、同35.2%減、親会社の所有者に帰属する純利益は25億600万円、同35.8%減。






 

◇営業利益57.9%減少 ガラスは営業損失計上〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(清水正社長)は7月31日、2017年4〜6月期連結決算を発表。売上高は548億5500万円、2016年同期比0.1%減と横ばいだった。営業利益は12億2500万円、同57.9%減、経常利益は17億8300万円、同38.7%減、親会社株主に帰属する純利益は9億8300万円、同55.2%減となった。ガラス事業は売上高は前年同期並みだったが、営業損失となった。








 

すっきりとした外観


◇扉枠変形でも開閉 集合住宅向け玄関引き戸〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、潮崎敏彦社長)は7月1日、集合住宅向け玄関引き戸「ヴァリフェイスAe」を発売した。開き戸と同様のすっきりした外観。屋外用玄関引き戸で初めて、地震でドア枠が変形してもドアを開閉できる「対震」性能を実現。防火区画にも設置できる。耐風圧性能はS-6、気密性能はA-3、遮音性能はT-1、断熱性能はH-3。特定防火設備として防火区画に設置できる。








 

リフォームシャッター=左から「エアリス」「イタリヤ」「クワトロ」


◇取付時間を3分の1に 改修用窓シャッター刷新〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は7月1日、戸建て住宅用「リフォームシャッター」をリフォーム専用の新設計にフルモデルチェンジした。外観を損なわないすっきりとした美しい仕上がりで、取り付け時間が従来品の3分の1と大幅に短縮する。電動タイプのアルミ製「エアリス」、スタンダードクラスの鋼板製「イタリヤ」、耐風タイプのアルミ製「クワトロ」の3種。これまで新築用商品と共通だった枠構造を見直し、リフォーム専用の設計に変更。








 

ガラスをPRする安井公司安井社長左から森本恭一安井マネージャー、安井社長、尾畑聡一副社長


◇異業種の強み生かす 給油所でガラス販売〈尾畑長硝子〉

尾畑長硝子(名古屋市中区、尾畑雄二郎社長)はプロパンガス・石油製品販売の安井(名古屋市港区、安井公司社長)と連携し、ガソリンスタンドやプロパンガスの販売ルートで、一般消費者にリフォーム用複層ガラスを販売する取り組みを始めた。安井社長は「今生き残っているプロパンガス屋さんは、親戚のようにお客さんの家に入り込んでいる人たちが多い。ガラスの売り先の窓口として、われわれの業界は可能性があるのではないか」と分析。







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