2017 8/6・13
 

島村琢哉社長


◇AGC旭硝子社名変更 「AGC」に来年7月から〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は8月1日の取締役会で、定款の一部変更が株主総会で承認されることを条件に、2018年7月1日から商号を旭硝子株式会社から「AGC株式会社」に変更することを決定した。同社は2002年からグローバルグループ一体経営を進め、創立100周年の2007年にグループブランドを「AGC」に統一。国内外の連結子会社の商号を原則として「AGC」を冠したものに変更している。








 

◇「防災・安全」を強化 公共避難所への採用を〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(島村琢哉会長)は7月28日、東京都千代田区のホテルルポール麹町で湯本啓市経済産業省製造産業局素材産業課長を来賓に迎え、2017年度代表者会議を開いた。2016年度の活動・決算報告と、2017年度の活動計画案・予算案を承認した。同協議会の事業年度は7月1日〜翌年6月30日。本年度の基本方針は「防災・安全」「省エネ」「健康」を3本の柱として、加盟団体が一体となって機能ガラスの普及を促進し、業界の活性化を図る。








 

◇板ガラス出荷4ヵ月連続増 合わせ建築用増加7ヵ月連続〈板硝子協会〉

板硝子協会(島村琢哉会長)は8月1日、2017年5月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は3カ月連続、出荷は4カ月連続で前年同月より増加した。複層ガラスの生産は7カ月連続で増加。出荷は4月の減少から増加に転じた。合わせガラスは生産・出荷とも4カ月連続の増加。出荷のうち建築用は7カ月連続で増加した。強化ガラスは生産が3カ月連続、出荷は7カ月連続で増加となった。








 

拡張した伊賀工場新棟の外観(上)と内観


◇最大3×12mに対応 オートクレーブ3基へ〈まねきや硝子〉

まねきや硝子(大阪府東大阪市、奥山寛一社長)は伊賀工場(三重県伊賀市)に合わせガラスの製造設備を増設する。11月に最大製造サイズ3000×1万2000oのオートクレーブ(加熱加圧炉)、2018年5月に合わせガラス製造ラインを導入する予定。オートクレーブ3基、3ライン体制になり、1日当たりの合わせガラス生産量は最大で2倍に増加する。1月にはビル用複層ガラスを製造する伊賀工場の新棟を約1980u(600坪)から約3465u(1050坪)に拡張。












 

リノベーションの事例や新商品を展示


◇テーマは断熱と耐震 性能向上リノベを提案〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は7月18日、東京・有明のTFTホール1000でリフォーム関連業者を集めて「リノベーションフォーラム2017」(東京会場)を開催した。3回目。今回のメーンテーマは「断熱と耐震」。住まいの性能向上リノベーションを普及させるため、リノベーション物件の動画を交えた事例報告や基調講演をした。堀社長は「これまで、開口部が大きい家は断熱性能、耐震性能が低いといわれてきた。断熱性能から見ると、窓は壁に空いた穴」と指摘。








 

ライフイン環境防災研究所(手前がEAST棟、奥がWEST棟)


◇総合試験施設を公開 業界初の3D耐震装置も〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、潮崎敏彦社長)は7月25日、栃木県小山市の小山工場の隣接地にある総合試験施設「ライフイン環境防災研究所」をオープンした。2008年に基礎技術の研究、商品評価・検証をする試験・検証施設として「ライフインセンター」を開設。その敷地内に2階建ての建屋を増築し、業界初の3次元耐震試験装置など7種の試験設備を導入して規模と機能を拡充。「ライフイン環境防災研究所」としてリニューアルした。同日、施設見学会を開催した。








 

「住スタイルTOKYO」に出展した後付け自動ドアキット「オートスライド」


◇引き戸を自動扉に 簡単施工、10万円台で〈ファースト・レイズ〉

ファースト・レイズ(群馬県桐生市、八木幹夫社長)は後付け自動ドアキット「オートスライド」を販売している。既存の住宅の引き戸に簡単に取り付けられ、自動ドア化することができる。基本セットは自動ドア本体とタッチスイッチで、各種オプションを付けたフルセットでも10万円台で入手できる。本体のサイズが幅60p、重量1.6kgと小型・軽量。ドア重量45kg以内の手動の引き戸であれば、アルミニウム製、木製を問わず自動化が可能。テンキー式の電磁錠内蔵タイプも発売した。







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