2017 6/11・18
 

皿澤修一社長(左)と清水正次期社長


◇継続することが大切 特約店と力を合わせて〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(皿澤修一社長)は6月8日、東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで全国から107人が参加して第10回セントラル硝子特約店研修会を開催した。同社の2017年3月期の連結決算は売上高2288億9800万円、2016年同期比2.7%減、営業利益は129億8200万円、同6.9%減、経常利益は150億9100万円、同3.3%増を計上。ガラス事業は売上高が同1.8%減少したものの営業利益は17億8000万円、同1199.3%増と健闘した。建築用ガラスは住宅需要が堅調で、省エネ関連製品などの販売が増加した。








 

◇出荷は2ヵ月連続増加 建築合わせ増5ヵ月連続〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)は6月1日、2017年3月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は2月の前年同月比減少から増加に転じた。出荷は2カ月連続で増加した。複層ガラスの生産は5カ月連続で増加、出荷は2カ月連続の増加だった。合わせガラスは生産・出荷とも2カ月連続の増加。出荷のうち建築用は5カ月連続で増加した。強化ガラスの生産は3カ月ぶりに増加、出荷は5カ月連続で増加した。板ガラスの生産は214万1000換算箱、前年同月比1.1%増。出荷は211万3000換算箱、同5.9%の増加だった。








 

金物事業部の加工作業場本社工場外観


◇金物事業部を設立 ガラス・鏡と一貫対応〈細井〉

ガラス・鏡加工、販売の細井(大阪府松原市、細井忠昭社長、072・330・8778)は店装・内装向けガラス・鏡用金物販売の志知から事業を引き継ぎ、「金物事業部」を設立。2月に業務を開始した。ガラス引き戸用レール・はかま、鏡受け、ガラス蝶番(ちょうつがい)、間仕切りポール、UV接着剤などを取り扱う。レール・はかま、鏡受けは型材を在庫し、切断、穴開け加工も可能。ガラス・鏡と金物の加工に一貫して対応、供給できる利便性や納期の速さをアピールする。










 

商品を説明する石黒義則執行役員開発本部ビル商品企画部長


◇雨天時も換気可能 ビル用縦型自然換気窓〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は5月31日、東京都文京区のAZfiveで同日発売のビル用窓の基幹商品「EXIMA31」の新シリーズ「EXIMA31サイドパス」を発表。雨水が入らない機能を備えた縦型の自然換気窓で、開口部を閉鎖した状態で部分的な通風・自然換気ができる。縦型なので吸気と排気がスムーズにでき、換気量が大幅に向上した。換気量の確保に特化した「V仕様」と、自然換気と雨水浸入抑制の機能を備える「RV仕様」がある。








 

既存の網戸が「カートリッジ網戸」に変わる


◇後付けキット追加 既存網戸が手入れ簡単に〈セイキグループ〉

セイキ販売(東京都練馬区、守谷将人社長)、セイキ総業(埼玉県所沢市、守谷守社長)のセイキグループは6月6日、手入れが簡単な「カートリッジ網戸」に既存のパネル網戸に後付けできる「後付けキット」を追加した。一般的な戸建て住宅用の網戸なら、メーカーを問わず取り付けることができる。「カートリッジ網戸」は室内側から「網カートリッジ」(防虫網部分)だけ外して手軽に掃除ができる。これまで、「網カートリッジ」を取り付けるには同社専用の網戸枠に取り換える必要があった。








 

洗浄乾燥機Low-Eトリマー(右)とフレキシブルスペーサー取り付け装置


◇複層生産コストを低減 ジャンボサイズ製造も〈アイジス〉

アイジス(日本支社=東京都江戸川区)はこのほど、日本国内で複層ガラス製造ラインの本格販売を開始した。同社は韓国で複層ガラス製造設備メーカーとしてトップシェアを持ち、これまで韓国で300台以上の販売実績がある。ガラスサイズは最大3210×1万2000oに対応。ガラス厚は3〜12o(オプションで30oまで対応)、複層ガラス厚は12〜60o(オプションで60o以上も対応)。蓄積した技術と豊富な実績を基に、日本にも高品質な複層ガラス製造ラインを普及させ、生産性向上、生産コストの低減に寄与する。









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