2017 5/7・14
◇断熱リノベ事業1次公募開始 事業規模は23億円に〈経済産業省〉
経済産業省は2017年度「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)」の1次公募を5月8日に開始した。補助対象製品のガラス、窓、断熱材を使った戸建て住宅、集合住宅の断熱リフォームに対し、補助対象費用の3分の1以内、戸建て住宅は1住戸当たり120万円、集合住宅は1住戸ごとに15万円を上限に補助する。1次公募の事業規模は約23億円で、戸建て住宅向けが約2億5000万円、集合住宅(個別)向けが約5000万円、同(全体)向けが約20億円。2次公募の事業規模は未定で、戸建て住宅向け、集合住宅(個別)向けだけ実施する。
下は玄関ドアの断熱リフォームの実演
◇2日間で7400組来場 需要喚起へ取り組み強化〈LIXIL〉
LIXIL(瀬戸欣哉社長)は4月29、30日の2日間、東京・有明の東京ビッグサイトで一般消費者向けの「LIXILリフォームフェア2017東京」を開催。キッチン、風呂、トイレ、玄関ドア、窓、エクステリアなど住宅1棟分の最新リフォームの空間展示や、手軽で簡単にできるリフォームを提案した。来場者は2日間で予定の6000組を大幅に上回る7400組に達した。同フェアは4月初旬の東北会場(仙台)に始まり、8月下旬の九州会場(熊本)まで全国5会場で開催する。
第18回板ガラスフォーラムの様子
◇第19回板ガラスフォーラム 申し込み締め切りまで残りわずか〈板ガラス業界8団体〉
「第19回板ガラスフォーラム」が6月9日、東京都港区の品川プリンスホテルで開催される。テーマは「『連携・創造 ガラスから広がる未来』〜防災・安全・省エネ そして健康な暮らしへ〜」。全国板硝子商工協同組合連合会、全国板硝子工事協同組合連合会、全国板硝子卸商業組合連合会、全日本鏡連合会、全国安全硝子工業会、全国複層硝子工業会、機能ガラス普及推進協議会、板硝子協会の板ガラス業界8団体の共催。
栗原市の築館インター工業団地内に建設した新工場は生産能力2倍に
◇生産能力2倍に増強 栗原市に根差す新工場が完成〈ナブコトート〉
ナブコシステム(東京都港区、山村望社長)の完全子会社のナブコトート(宮城県栗原市、大浦雅宏社長)は4月27日、栗原市の築館インター工業団地内に建設した新工場で完成披露式典を開催。130人が出席した。新工場は金属製建具(ステンレス、ブロンズ)、その他金属内外装全般を製造。旧工場に比べて生産能力を約2倍に増強し、東京オリンピック関連、都市再開発などの需要に対応する。
網だけ簡単に外して洗える
◇ペット安心タイプ追加 掃除が手軽で落下防止も〈セイキグループ〉
セイキ販売(東京都練馬区、守谷将人社長)、セイキ総業(埼玉県所沢市、守谷守社長)などセイキグループはこのほど、手入れが簡単な「カートリッジ網戸」に、ペットの爪による引っかきに強い「ペット安心タイプ」を追加した。「カートリッジ網戸」は室内側から「網カートリッジ」(防虫網部分)だけ外して手軽に掃除ができる。網戸を外して掃除した後、窓枠に取り付けるときに外れ止め部品を正しくセットするのを忘れて網戸が落下するという事故を防ぐこともできる。