2017 3/5
 

「ノバリス」リフォーム玄関ドアを説明する大橋秀世事業役員住宅事業部長


◇新リフォーム玄関ドア 「ノバリス」商品力と施工性向上〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(山下清胤社長)・三協アルミ社(蒲原彰三社長)は、1日で簡単に玄関ドアを取り換えられる「ノバリス(NOVARIS)」リフォーム玄関ドアを3月から発売した。7年ぶりにリフォーム玄関ドアを刷新し、2016年5月に発売した玄関ドア「ファノーバ」をベースに多彩なデザインと色をそろえた。「1日でもっとハッピーに!」をキーワードに、利便性・快適性と新デザインで商品力をアップ。簡単・スピーディーな施工性で、取り付け時間を大幅に短縮した。流通を対象に3月から販売施工研修会を全国8地域で順次開催する。








 

最新技術による高精度プレス工法で製造した複雑造形のフロントガラス


◇米国で高精度プレス 8億円投資 フロントガラス用〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は2月21日、米ケンタッキー州バーセールズの自動車用ガラス工場に750万j(約8億4000万円)を投じて、最新技術による製造プロセス刷新を決定したと発表。着工は今年春で、フロントガラス(合わせガラス)製造用に最新の高精度プレス(APBL)設備を導入する。複雑形状で面精度が高いフロントガラス製造のために開発された、同社独自技術による高精度プレス工法は、人気が高まるヘッド・アップ・ディスプレー(HUD)に対応するフロントガラス製造の中核技術。








 

◇16年板ガラス出荷2.1%増 複層ガラス3年連続減少〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)は3月1日、2016年の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は2年ぶりに前年より減少。出荷は前年比2.1%増と3年ぶりに増加した。複層ガラスは生産・出荷とも3年連続の減少となった。合わせガラスの生産は3年ぶりに増加、出荷は2年連続で増加した。合わせガラスの出荷のうち建築用は2年連続増加。強化ガラスは生産・出荷とも2年連続で減少した。板ガラスの生産は2471万2000換算箱、前年比3.7%減。出荷は2359万7000換算箱、同2.1%増だった。








 

耐熱強化複層ガラス仕様(左)と網入り複層ガラス仕様


◇デザイン重視の2種 木目調と網なし防火窓〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は2月23日、本社で「APW33 0」の新商品2種を発表した。業界初となる、外観に木目柄高耐候性ラミネートを使用した木目仕様(7月10日発売)、国土交通大臣認定(EB認定)の防火窓では初となる、網目のない耐熱強化複層ガラス仕様(4月3日発売)を追加する。堀社長は「当社は2009年から樹脂窓の性能値(熱貫流率)を前面にPRしてきたが、特に主婦層からは美しさ、デザイン性が求められていた。商品の原点に立ち返り、樹脂窓の基幹商品である『APW330』シリーズに、デザインを重視した2商品を追加する」と述べた。






 

◇吉田勉社長を内定 4月1日付 土屋社長は相談役〈不二サッシ〉

不二サッシ(川崎市幸区)は2月27日に開催した取締役会で代表取締役の異動を内定した。4月1日付で吉田勉常務が社長に就任。土屋英久社長は取締役相談役執行役員に就く。石堂金也常務は代表権のある専務に、石橋雅夫専務は取締役執行役員にそれぞれ就任する。6月下旬開催の定時株主総会終結後、土屋氏と石橋氏は取締役・執行役員を退任する。








 

「みんなにトイレをプロジェクト」を紹介する有代専務(左)と瀬戸社長


◇途上国へ簡易トイレ寄付 衛生問題解決に貢献〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は2月27日、東京都千代田区の霞が関ビルディングで新プロジェクトの記者発表会を開催。日本で販売する全ての一体型シャワートイレ1台の購入に付き、簡易式トイレ「SATO」1台を途上国に寄付する「世界の衛生環境を改善しよう!みんなにトイレをプロジェクト」を4月から開始すると発表した。瀬戸社長は「世界で3人に1人、約24億人が安全で衛生的なトイレを利用できておらず、5歳未満の子供約800人が毎日下痢性疾患で亡くなっている。こうした問題があることを知ってもらい、自分たちがこの問題に貢献できることを実感してもらいたい」と述べ、「SATO」の普及で世界の衛生環境の改善を目指す。








 

リアガラスが採用された新型「プリウス」PHV=写真はトヨタ自動車提供


◇特殊形状リアガラス 新型「プリウス」PHV採用〈日本板硝子〉

日本板硝子は2月16日、トヨタ自動車が同15日に発売した、新型「プリウス」PHV(プラグインハイブリッド車)に同社製のリアガラスが採用されたと発表した。同リアガラスはセンターに溝があり、二つの膨らみを持つ形状のダブルバブルウインドーになっている。この特殊な形状は、同社のシミュレーション技術を駆使した型の設計と独自開発のリアガラス用プレス設備で培ってきた経験によって、製造が可能になった。







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