2017 1/8・15
 

◇物いえるには数が必要 G6として団体の力発揮へ〈関西3団体〉

関西板硝子工事協同組合(清水英彦理事長)、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)近畿地区本部(小村哲也本部長)、関西板硝子卸商業組合(綾部欽一理事長)の3団体は1月10日、大阪市北区の新阪急ホテルで合同の新年互礼会を開催した。あいさつした清水関西工事理事長は「物がいえる団体になるには数が必要。関西には諸先輩方から受け継いできた、卸、工事、小売、鏡、鏡加工、技能士会の6組織が集まって、G6という団体を形成している」と述べ、G6でガラス業界全体の活動をしながら、団体の力を発揮していくよう呼び掛けた。








 

生駒市の生駒台小学校(上)と光明中学校の体育館を視察した


◇生駒市と協議開始 モデル校に合わせを施工〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、辻良明会長)は災害時の避難所となる公立小・中学校1校の体育館に合わせガラスを寄贈し、無償で施工することで奈良県生駒市と協議に入った。昨年12月27日に2校を視察するなど、夏休み中に施工する予定でモデル校の選定や施工体制の検討を進める。モデル校への施工が決まれば、同市内の他の公立小・中学校への合わせガラス採用も進むと思われる。板硝子協会が「防災安全ガラス」の名称でロゴマークを作成するなど、合わせガラスの提案採用活動に業界全体が取り組む中、学校施設への「防災安全ガラス」の普及に向けて大きく弾みがつきそうだ。








 

吉田会長(左)と堀社長


◇窓事業は売上高49%増 17年3月業績予想 増収増益を見込む〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は12月21日、本社で記者懇談会を開催した。堀社長が16年度の建材事業の売り上げ、営業利益を報告。2017年3月期の連結業績は売上高が4144億円、2016年同期比2%増、営業利益は261億円、同7%増と増収増益を見込む。窓事業(「APW」)の売り上げは同49%増の402億円を見込む。吉田忠裕会長は「この12年間でサッシから窓へ、アルミから樹脂への転換を進めてきた。日本全体、業界全体が窓に着目するきっかけをつくれたのではないか」と述べた。








 

目隠し用途の「フロスト・エンボスパターン」シリーズと「NANOマットクリスタル」などを追加


◇窓用目隠しフィルム デザイン性と機能性を両立〈スリーエムジャパン〉

スリーエムジャパン(東京都品川区、デニース・ラザフォード社長)はこのほど、デザイン性と機能性を両立させた新しい窓用目隠しフィルムを発売した。ガラス部位の透明性をコントロールし、プライバシーを守る。「3Mスコッチティントウインドウフィルム」のラインアップに、「フロスト・エンボスパターン」シリーズ、「NANOマットクリスタル」など目隠し製品22品番を追加した。「フロスト・エンボスパターン」シリーズは、ガラスのイメージを大きく変える立体的なデザイン。ガラスに凹凸が付いた型板ガラスのような質感を、窓用フィルム一枚で表現することができる。







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