2015 11/8
 

2020年のターミナル駅のガラスファサードは情報のインターフェースに駅ホームのガラスドアに薄く割れにくい化学強化ガラスを使用し、情報や広告の映像を投影して透明ディスプレーとして活用


◇「明日の新しいを、プラス」素材ベースに ソリューション提供〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(島村琢哉社長)は、東京・有明の東京ビッグサイトで10月30日から10日間開催された第44回「東京モーターショー2015」に出展。「Plus!〜明日のあたらしいを、プラス。〜」をテーマに、安心・安全・快適な車や暮らしに貢献する最新製品・技術と、さらなる進化の可能性を紹介した。同社展示ブースでは、2020年の駅やバス停の公共のシーンを用意し、同社の製品・技術によって、暮らしに新しい価値をプラスするさまざまな素材ベースのソリューションを提案した。同社は「安心、安全、快適」に暮らせるスマートな社会に長年培ったガラスと化学とセラミックスの技術で新しい価値、うれしさをプラスする。一般公開前の29日には、杉本直樹事業開拓室長がプレスブリーフィングで、同社の展示内容を説明した。





 

◇L2―Tech認証 複層真空ガラス スペーシア21遮熱クリア〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は10月22日、複層真空ガラス「スペーシア21」遮熱クリアタイプが「L2―Tech(エルツーテック)2015年度夏」の認証を取得したと発表した。環境省が地球温暖化防止対策として推進している「L2―Tech(Leading&Low-carbonTechnology=先導的低炭素技術)認証制度。同認証制度は、環境省が「エネルギー消費量削減・二酸化炭素排出削減のための先導的な要素技術またはそれが適用された設備・機器などのうち、エネルギー起源二酸化炭素の排出削減に最大の効果をもたらすもの」として、各設備・機器などの最高水準をL2―Tech水準として公表し、最高水準の製品を世の中に発信して普及させるため、同水準に基づいてメーカー製品を認証する制度。






 

◇受注量は大幅上昇 7〜9月の関西景況〈日本サッシ協会関西支部〉

日本サッシ協会関西支部(加島治志支部長)は2015年7〜9月期の関西地区景況調査の結果をまとめ、発表した。景況感を示す4指標についての指数(DI)は、4〜6月の前回調査時より受注量は大幅に上昇、受注価格、今後1年間の受注見通しも上昇した。関西支部会員29社に調査を実施し、25社から回答があった。受注量はマイナス4.0で前回調査比26.4上昇。製品別は、アルミ製品がマイナス10.0で同10.0上昇した。スチール製品はマイナス4.2で同18.5上昇。ステンレス製品はマイナス55.6で同44.6下降。住宅製品はプラス7.7で同53.9上昇。非住宅製品はマイナス8.0で同13.7上昇した。






 

つくば工場外観空から見た工場全景(建屋の屋上にはソーラーパネルが敷き詰められている)


◇つくば新工場完成 首都圏の需要増加に対応〈サンレール〉

アルミ手すり・笠木・太陽光パネル架台メーカーのサンレール(岐阜県垂井町)は、首都圏・東日本市場の生産拠点、つくば工場(茨城県常総市)がこのほど完成した。敷地面積1万4000平方b(約4200坪)、建築面積は工場建屋2500平方b(約750坪)、倉庫4000平方b(約1300坪)。首都圏と東日本市場の需要拡大に対応した生産拠点に位置付け、岐阜県の本社工場と生産を二分する体制で事業拡大を目指す。生産能力は型材消費で1日当たり700〜1000b。手すりの生産は年間15万〜20万bを見込む。10月30日、取引先を集めて新工場落成式を開き、併せて廣瀬宣雄社長の会長就任、廣瀬良弘専務の社長就任を披露した。つくば工場は常総市杉山1141ノ1に位置し、常盤自動車道谷和原インターチェンジから22`、車で約35分の距離にある。






 

ドイツ・ボーレ社製普通板ガラス用吸盤器「リフターNo.2P」左は型板ガラス用「リフターNo.2P―K」右はアルミボディーのドイツ・ボーレ社製普通板ガラス用吸盤器「リフターNo.2ALB」(型板ガラス用「リフターNo.2ALB─K」も同じデザイン)


◇ラバーで握りやすく 改良したドイツ製吸盤器〈杉村商事〉

杉村商事(大阪市西区、杉村亨社長、06・6532・0720)はマイナーチェンジしたドイツ・ボーレ社製普通板ガラス用吸盤器「リフターNo.2P」の販売を開始した。グリップ部の下部にラバーが付いて握りやすく、滑りにくくなった。直径120_の吸盤が2カップで、最大吸着力は60`。プラスチック製で重さは0.75`。サイズは高さ72_、長さ342_。型板ガラス用との互換性はない。型板ガラス用「リフターNo.2P―K」は2013年にリニューアルしており、長さが325_から342_、高さが75_から80_に拡大。グリップ部が広くなり、握りやすくなった。吸着時にレバーを倒した際、従来品は少し上を向いていたが、吸着面と平行になり、外れにくくなった。外す際はレバーを起こすときに指を入れやすいよう、吸盤上部がくぼんだデザインに変更。レバーのデザインがスタイリッシュになり、扱いやすくなった。





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