2015 2/1・8
 

堀秀充理事長・会長(YKK AP社長)猿R下清胤副理事長・副会長(三協立山社長)


◇より高性能品普及へ 「市場は変化していく」〈日本サッシ協会、カーテンウォール・防火開口部協会〉

一般社団法人日本サッシ協会(堀秀充理事長)と一般社団法人カーテンウォール・防火開口部協会(堀秀充会長)は1月23日、東京都港区の明治記念館で新年賀詞交歓会を開催した。来賓には谷明人経済産業省製造産業局大臣官房審議官、杉藤崇国土交通省住宅局大臣官房審議官を迎えた。堀理事長・会長は「2020年度までに省エネルギー基準が義務化される。中古住宅流通、リフォームへの取り組みが強化されるなど、市場は変化していく」と述べ、窓、サッシの省エネルギー化を一段と進める考えを示した。




 

◇登録基幹技能者認可を取得 第1期講習は40人募集〈全国板硝子工事協同組合連合会、全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子工事協同組合連合会(遠藤浩吉会長)と全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、永島光男会長)の両団体は、「登録硝子工事基幹技能者講習制度」の講習実施団体として1月22日に国土交通省の認可を取得した。それに伴い講習制度を運営するための登録硝子工事基幹技能者講習委員会(田中敏也委員長)と事務局を設置し、業務を開始した。第1期基幹技能者講習・修了試験は2月28日、3月1日の2日間で開催。第1期の募集は40人。




 

◇工事費用3分の1補助 省エネ改修事業を公募〈国土交通省〉

国土交通省は1月20日、「2014年度第2回建築物省エネ改修等推進事業」の提案募集を開始すると発表。オフィスビルなど非住宅建築物の省エネ改修・バリアフリー改修工事に対し、工事費用の3分の1を補助する。く体(外皮)の省エネ改修が必須で、費用対効果の面から開口部の省エネ改修を実施するケースが多いと予想される。補助の上限は1件当たり5000万円。設備に要する費用は2500万円。バリアフリー改修を併せてする場合は、省エネ改修費用の額以下で2500万円を上限に加算できる。






 

ガイドラインへの明記はフィルム業者の地位向上につながると期待される


◇フィルムは「ガラス工事」 国交省、ガイドライン改正〈国土交通省〉

国土交通省は近年の建設業の施工実態を踏まえ、建設工事の例示・区分の考え方を定める「建設業許可事務ガイドライン」を改正。昨年12月25日から適用を開始した。今回の改正では、建設業法で定める建設業許可業種区分に、ガラス工事の例示としてガラスフィルム工事が追加された。フィルム業界にとっては同ガイドラインに明記されたことは、フィルム業者の社会的地位や認知度の向上につながると期待される。業界団体の日本ウインドウ・フィルム工業会(WF工業会、木村陽理事長)と日本ガラスフィルム工事業協会(JGFA、小島得男会長)は、同ガイドラインにガラスフィルム工事が明記されるよう、2007年から国へ働き掛けてきた。






 

「SUCCESS大賞」はMADOショップ豊橋牛川通店が受賞


◇MADOショップが集結 10店舗 活動事例を競う

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)とパートナーシップを結ぶ建材流通店「MADOショップ」は1月28日、「MADOショップSUCCESS2014」を開催。千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターで、全国10エリアの代表店舗10店が成功の秘訣(ひけつ)、ビジネスアイデアなど活動事例をプレゼンテーション形式で発表し、来場者約1000人の投票で2014年度の入賞店舗を決定した。総合得票が最も多かった店舗に贈られる「SUCCESS大賞」はMADOショップ豊橋牛川通店(ティージー、愛知県豊橋市)に決定。






 

省エネ住宅ポイント制度を解説


◇省エネポイント早分かり ガイド本無料提供〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、藤森義明社長)はこのほど、3月上旬からポイント発行申請の受け付けが始まる「省エネ住宅ポイント制度」を解説するガイドブック『省エネ住宅ポイント制度はやわかりBOOK』(8n)を製作。同社ショールームなどを通じて、希望者に無料提供する。省エネ住宅ポイント制度の概要の他、対象商品、商品ごとの発行ポイント数、対象となる期間、工事の組み合わせなどを分かりやすく紹介する。本の他、対象となる工事の組み合わせ例を紹介するチラシ「組み合わせ例・断熱窓版」「組み合わせ例・エコ住宅設備版」も提供する。






 

導入したボードカッター


◇新規事業を育成 光触媒・パネル工法など〈西野商会〉

窓用フィルム施工・販売の西野商会(大阪府吹田市、西野修社長)は光触媒ガラスコーティング、内装不燃パネル工法、アルミ外装改修工法の新規事業に力を入れる。窓フィルムに次ぐ売り上げの柱となる事業を育成し、経営体制の強化を目指す。同社は4年前に石原産業の光触媒ガラスコーティング「クリーンなの工法」の認定店となった。同工法はガラス表面に透明で強固な光触媒酸化チタン膜を形成。紫外線が当たると有機物の分解作用と高い親水性作用を発現し、防汚・防滴・防曇効果を発揮する。ガラス表面に付着した有機物や菌を分解、不活性化させる抗菌効果もあり、室内への施工も提案する。





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