2014 11/2・9
 

◇252点応募うち海外は23カ国99点 「愛されるまちのシンボル」を審査〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(皿澤修一社長)は10月25日、「第49回セントラル硝子国際建築設計競技」の2次審査を東京都千代田区の東京国際フォーラムで公開面接方式で実施し、最優秀賞1点、優秀賞2点、入賞4点を決定。佳作10点も決めた。今年のテーマは「愛されるまちのシンボル」。応募は252点。うち海外は23カ国から99点の応募があった。1次審査を通過した7点がプレゼンテーションし、最優秀賞、優秀賞を選定。最優秀賞は天津大学大学院(中国)のリ・スチ、SVESMI(オランダ)のチェン・シャオティン両氏の作品に決定した。最優秀作品は、中国で地震によって倒壊した町に、竹を組み合わせて骨格にした寺院を町の人たちが自らの手で建て、一部仮設住宅としても活用できるようにして、まちのシンボルとしたもの。






 

左から希代章専務理事、遠藤浩吉会長、鈴木幹安常務理事、田中敏也監事


◇登録基幹技能者の講習会 本年度中に実施へ〈全国板硝子工事協同組合連合会〉

全国板硝子工事協同組合連合会(遠藤浩吉会長)は10月23日、東京都中央区の浜町TSKビルで全国理事会を開催。板ガラス価格値上げの状況、国土交通省関連の登録硝子工事基幹技能者制度の進展状況、社会保険未加入対策の状況、建設マスターの進め方、板硝子協会関連では機能ガラス普及推進協議会、第17回板ガラスフォーラムなどを議題に、遠藤会長、希代章専務理事、鈴木幹安常務理事、田中敏也監事が議題別に説明した。登録硝子工事基幹技能者制度の講習会は、国土交通省の認可が下りれば本年度中に実施することになる。東北、関東、北陸、東海、関西、中国、九州の全国7地区工事組合理事長が各議題に対してそれぞれの地区の状況を報告した。






 

◇「スペーシア」拡販作戦 テレビCMと連動で〈日本板硝子ビルディングプロダクツ〉

日本板硝子ビルディングプロダクツ大阪支店(最上茂樹取締役大阪支店長)は10月22日、大阪市西区の住友クラブ大阪でひのまるチェーン大阪支部のチェーン店など約50人を集めて2014年「ひのまるチェーン秋の合同セミナー」を開催した。同社は秋から冬の需要期に向けた、真空ガラス「スペーシア」のプロモーション活動を大々的に実施する。10月末から雑誌・新聞全国紙への広告出稿、11月から12月初旬にかけてテレビコマーシャルを集中的に放映する。これに連動して同社支店と「スペーシア」取扱店が一体となって営業活動をさらに強化することで売り上げ、粗利の向上を目指す。セミナーではテレビCMに合わせ、ひのまるチェーン店が各地域で認知活動や提案活動をすることが最も重要であることを強調し、共に動くことを要請した。






 

JIS適合品ラベル(ガラス飛散防止フィルム=左=、日射調整・ガラス飛散防止フィルム日射調整フィルム=左=、ガラス貫通防止フィルム)


◇JISラベル運用開始 商品名など追跡が可能〈日本ウインドウ・フィルム工業会〉

日本ウインドウ・フィルム工業会(木村陽理事長)はこのほど、「JIS適合品ラベル」の運用を開始した。建築用窓ガラスフィルムは、一般の人にはガラスに貼ってあるかどうかの判別が難しく、どのメーカーのどの商品が貼られているかを見極めるのはプロの施工業者でも難しかった。JIS適合品ラベルの貼付で、施工したフィルムがISA5759に適合した優良製品であることを証明する。ラベルに記載された番号からメーカー、商品名、施工業者などを追跡できる。施工後に問題が発生したとき、フィルム劣化後の貼り替えを依頼するときなどに役立つので、施主に信頼と安心を与える。






 

「止めピタ・フロントタイプ」


◇コスパ高い止水ドア 止水と防火の両機能発揮〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、茂木哲哉社長)は10月15日から3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された危機管理の総合展示会「危機管理産業展2014」に出展。ゲリラ豪雨などの浸水防止(止水)対策として、正面玄関には簡易型止水シート「止めピタ・フロントタイプ」、通用口には止水ドア「アクアード」を提案した。ビルや店舗など1階周りの止水対策の必要性を訴求し、独自の止水商品の有用性をデモンストレーションを通じてPRした。「アクアード」はスチールドアの操作性を維持しながら高い止水性能を発揮する。止水と防火の両機能を持ち、コストパフォーマンスにも優れる。






 

表彰式


◇全販社が受注台数増 来年は統一方法で実施〈ナブコグループ〉

ナブテスコ(東京都千代田区)、ナブコシステム(東京都港区)、ナブコドア(大阪市西区)、オリエント産業(福岡市中央区)のナブコグループ4社は10月20日、神戸市中央区のホテルオークラ神戸で第35回全国販売推進運動の表彰式を開催。代理店社員を含む約100人が出席した。三代洋右ナブテスコ住環境カンパニー社長は「今年は全販社さまが受注台数増を達成し、特に東日本地区は大幅増になった。メーカーとしては報奨金の額が当初の予算をはるかに超えたが、グループとしてこれほど喜ばしいことはない」と感謝の意を述べた。今回は各販売会社がそれぞれの評価方法で運動を展開したが、来年は統一した評価方法で実施する。






 

◇竜巻にも効果を発揮 合わせガラス優位性をPR〈板硝子協会〉

板硝子協会(吉川恵治会長)はウェブサイト上にガラスの破壊実験比較リポートを記載している(http://www.itakyo.or.jp/toukei/experiment.html)。近年、台風や竜巻が発生し、強風にあおられて勢いよく飛んできた物体が窓にぶつかり、ガラスが破損する被害がテレビや新聞でも取り上げられている。実験の結果から、あらためて合わせガラスの優位性が確認された。板硝子協会が協力し、京都大学防災研究所と財団法人日本建築総合試験所が行った実験「板ガラスの耐衝撃破壊性状」の一部を紹介。実験方法は加撃体の種類と衝突速度によって衝撃力をA〜Eのレベルに分け、加撃体を飛ばしてガラス(900×1100_)に衝突させる。ガラスはフロートガラス、網入りガラス、強化ガラス、フィルムを貼付したガラス、合わせガラスで実施。





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