2014 1/19
 

藤森義明社長(左端)、副社長、専務ら13人の執行役が出席


◇リフォーム需要堅調 本格的な移行始まる〈LIXILグループ〉

LIXILグループ(藤森義明社長)は1月14日、東京都千代田区の東海大学校友会館で報道関係者との「年始懇親会」を開催。藤森社長、副社長、専務ら13人の執行役が出席し、LIXILグループの2013年を振り返るとともに、2014年へ向けどのような意気込みで経営に当たるのか方針を説明した。2013年は国内はリフォームが順調で、藤森社長は「2014年は本格的なリフォームへの移行が始まる」との見通しを語った。






 

◇チャンスを物に 無益な競争やめ一致団結〈関西工事・全硝連近畿地区・関西卸〉

関西板硝子工事協同組合(渡辺聡雄理事長)、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)近畿地区本部(川瀬隆一本部長)、関西板硝子卸商業組合(杉山洋一理事長)の3団体は1月9日、大阪市北区の新阪急ホテルで合同の関西板ガラス業界新年互礼会を開催。来賓の国内外板ガラスメーカー、大阪府鏡工業協同組合、大阪板硝子鏡加工組合、ガラス二次メーカー代表らを含め109人が出席した。あいさつした渡辺関西工事理事長は「景気が良くなると聞いていると思うが、無益な競争による安値・赤字受注をやめ、一致団結してチャンスを物にしてもらいたい」と呼び掛けた。






 

左から橿原市の岡崎益光副市長、尾下一雄奈良協組理事長、村島靖基社長左から生駒市の大島渉課長補佐、小紫雅史副市長、村島社長


◇奈良県10市に要望 窓改修、補助の創設・拡充〈村島硝子商事・奈良県板ガラス商工業協同組合〉

機能ガラス普及推進協議会(吉川恵治会長)と全国板硝子卸商業組合連合会(松本巖会長)は、省エネリフォーム関連の補助金制度を実施していない自治体に制度実施を啓蒙(けいもう)するため、板ガラスメーカーと全国卸、全国板硝子商工協同組合連合会(永島光男会長)が協力して啓蒙活動を行うよう要請している。奈良県では村島硝子商事(奈良県橿原市、村島靖基社長)が呼び掛け、奈良県板ガラス商工業協同組合(尾下一雄理事長)と昨年12月から同県内10市への訪問を開始し、窓の省エネリフォームに対する補助制度の創設、拡充を要望した。






 

左から吉田安徳経理部長、山下社長、庄司美次常務取締役経営企画統括室長


◇売上高1413億円で順調 営業利益21%増の76億円〈三協立山〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)は1月10日、東京都中野区の同社東京オフィスで、山下社長らが2013年6〜11月期の連結決算を発表。売上高は1412億8200万円、2012年同期比4・1%増。営業利益は75億8400万円、同21・1%増、経常利益は71億2400万円、同20・7%増、純利益は62億6300万円、同22・3%増となった。建設市場は緊急経済対策関連事業の本格的な執行による公共投資の増加や、災害復興住宅の建設に加えて、消費税率引き上げ前の駆け込み需要による新設住宅着工数の増加などによって堅調に推移した。






 

完成したベトナム工場


◇ベトナム工場完成 日本・ASEANにアルミ製品供給〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、藤森義明社長)は、ベトナム・ドンナイ省のロンドゥック工業団地に同社の現地法人のベトナム工場の建屋が完成。1月8日に竣工(しゅんこう)式を開いた。順次、設備を設置し、鋳造、加工、組み立てまで一貫して行うアルミ製品生産工場として生産を開始する。同工場はASEAN地域のアルミ製品製造拠点としてはタイのトステムタイに次ぐ2カ所目。今後はトステムタイと協働し、日本とASEAN諸国に住宅・ビルのサッシ、ドア、エクステリアなどアルミ製品を安定的に供給する。






 

ガラス装飾フィルム施工イメージ


◇シリコーン微粘着 ガラス装飾フィルム2種〈リンテック〉

リンテックは1月10日、容易に気泡や水が抜け、簡単にきれいに貼ることができるシリコーン微粘着タイプのガラス装飾用フィルム(大判デジタルプリント用素材)2種の本格販売を開始した。ソルベント(溶剤)インクに対応する「LAGジェットE―1007RC」とラテックス(水性)インクに対応する「LAGジェットE―2204RC」。同社は、屋内外サインや広告、インテリア装飾といった幅広い用途で使用可能な、大判デジタルプリントに対応した専用のメディアやラミネートフィルムなどの各種材料と周辺機器を「LAG(ラグ)システム」として出力・施工店各社に提供している。





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