2013 12/22・29
 

世界初のサスペンション構造のガラスらせん階段「STEPS IN THE AIR」


◇宙に浮くガラス段板 世界初のサスペンション構造〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(石村和彦社長)は、世界初のサスペンション構造による「ガラスらせん階段」が完成。同社建築用ガラス製品の機能体感スペース「AGCstudio(スタジオ)」(東京都中央区)内に設置した。らせん状につり下げたガラスの段板があたかも宙に浮いているような透明感あふれる軽やかな階段の誕生となった。曲面状の階段手すりには、化学強化特殊ガラス「レオフレックス」を建材用として初めて採用した。








 

奈良で開催された全国理事長会議


◇会員減少に歯止めを 若手の参加をしやすく〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、永島光男会長)は12月8日、奈良市のホテル日航奈良で第29回全国理事長会議を開催。今年は議題を「組合員の減少に対する対応策〜会員増強はいかにしてやるべきか」の1点に絞り、辻良明常務理事(大阪府板硝子商工業協同組合理事長)をコーディネーターにして議論を交わした。若手が参加しやすくし、若手組合員の参加による活性化を重要視する意見が多かった。






 

「防火戸FG─Eジエスタ」


◇防火戸が「ジエスタ」に 人気意匠、電気錠を採用〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、藤森義明社長)は、高い防火性能と高断熱性能を持つ国土交通大臣認定防火設備のドア「防火戸FG―E」をモデルチェンジ。12月9日「防火戸FG―Eジエスタ」として発売した。トステムブランド。2月に発売した断熱玄関ドア「ジエスタ」で人気のデザインや3種のエントリーシステム(電気錠)から選べる。ドア本体に、ドアの形状を保持し延焼を抑える補強芯材や、炎が漏れるのを防ぐ加熱発泡材を採用。本体と子扉のガラスに温度上昇と炎の貫通を抑える専用ガラスを採用することで、安定的に優れた防火性能を発揮する。






 

スリットサイズと「ウインドキャッチ連窓」の施工例


◇「小エネ」提案を強化 樹脂窓で光・風取り入れ〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は12月2日、高断熱樹脂窓「APW330」に、スクエア・スリットサイズや「ウインドキャッチ連窓」を追加。樹脂窓を通じた小エネ(ローエネ)提案を強化する。同社は「小エネで、暮らそう。」をコンセプトに、「APW330」を中心に、光・風・熱・水を上手にコントロールすることで、小さなエネルギーで快適に暮らす生活を提案している。光・風に焦点を当てた小エネ提案アイテムとして、Fix窓、滑り出し窓、縦滑り出し窓にスクエア・スリットサイズ、縦滑り出し窓に「ウインドキャッチ連窓」を追加。






 

◇サッシに樹脂で熱遮断 高い断熱性と防露性実現〈昭和フロント〉

昭和フロント(東京都千代田区、長谷川伸二社長)はフロントサッシ「断熱アソート」を発売する。「断熱アソート」は、熱を伝えにくい樹脂ブリッジ材(ポリアミド樹脂製)で、室外と室内のアルミサッシを隔てる熱遮断構造。外からの冷気の侵入を防ぐことで高い断熱性と防露性を実現した。最大で空気層12_のLow―E複層ガラスに対応し、枠とガラスのセットで断熱する。 最大高さ5・9bまで製作可能。大型のフロントサッシに使用することで、明るく開放的な空間に快適さをプラスできる。熱遮断構造によって、一般のアルミサッシと比べて約25%の省エネ効果があり、枠部分の結露を軽減。






 

開発中の「ポニーST」


◇悪路も楽に走行 パンクない搬送車開発中〈日本ベンリー〉

ガラス・サッシ機材省力化に対応する日本ベンリー(大阪市阿倍野区、横田智文社長)は、市場のあらゆるニーズに応えるため搬送車の改良を続けており、「マテックスフェアー2013」に開発中の「ポニーST」を展示した。パンクしないゴムタイヤ仕様で、多少の悪路も楽に走行できる。早速ガラス業界からガラス用に使いたいという引き合いがあり、ガラス・サッシ搬送車「ポータブルポニー」にノーパンクタイヤを取り付けたものを開発している。「ポニーST」は、折り畳み式ポータブル(現場持ち込み用)「ポニーEV」の姉妹品。大きな特長は、タイヤをパンクしないゴムタイヤ(ノーパンクタイヤ)にしたこと。





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