2013 3/17・24

◇価格も重さも2倍超に 個別認定への移行時期は

昨年末以降、 サッシメーカー各社が住宅用防火戸の新製品発売を開始した。 個別に国土交通大臣認定を取得した製品を順次発売しているが、 従来品の2倍以上となる価格や重量などが問題となってきている。 商品のラインアップがそろう時期もはっきりしておらず、 工務店や設計事務所などの間で対応に困惑する声が上がっている。 ガラス・サッシ流通業者でも詳しい情報を把握している所はほとんどないようだ。




 

◇窓もトップランナー制度 改正省エネ法案を閣議決定

エネルギーの使用の合理化に関する法律 (省エネ法) の一部を改正する法律案が3月5日に閣議決定され、 窓や断熱材といった建築材料がトップランナー制度に追加されることになった。 企業の技術革新を促し、 住宅・建築物の断熱性能の底上げを図る。 改正省エネ法は公布日から起算して1年3カ月以内に施行される。






 

菅原一秀経済産業副大臣(中央)に陳情した


◇全硝連が経産副大臣に陳情 改修エコポイントなど〈全硝連〉

全国板硝子商工協同組合連合会 (全硝連、 永島光男会長) は3月8日、 菅原一秀経済産業副大臣を訪問し、 日本の窓の現状と既存住宅の窓リフォームの必要性を説明、 打ち切られた住宅エコポイントを、 リフォーム版エコポイントとして復活させることを陳情した。 訪問したのは、 全硝連の永島会長、 宮代茂専務理事、 武田陽子事務局長、 板硝子協会の岡野敏彦調査役。






 

説明する吉田忠裕YKK・YKK AP会長


◇AP営業益117%増 窓事業は16年度売上400億円へ〈YKK AP〉

 YKKAP (東京都千代田区、 堀秀充社長) などYKKグループは3月5日、 東京都千代田区の大手町ファーストスクエアで2012年度連結業績予想と第4次中期経営計画 (2013〜16年度) を発表。 12年度のAP事業の売上高は3447億円、 前年度比6・8%増、 営業利益は171億円、 同116・5%増と予想。 新設住宅着工戸数が堅調に推移し、 構造改革で製造コスト・販管費の削減、 海外業績の好調などで増収・増益を見込む。






 

◇真空トリプル採用 「APW」戸建て用樹脂窓〈YKK AP〉

 YKKAPは3月1日、 窓事業ブランド 「APW」 シリーズに、 高い省エネ性とデザイン性を兼ね備えた戸建て住宅用樹脂窓 「APW330真空トリプルガラス」 (写真は滑り出し窓) を追加した。 断熱性に優れた樹脂フレームと高断熱の真空トリプルガラスで構成。 一般的な複層ガラス入りアルミ窓の約4倍、 Low―E複層ガラス入りアルミ樹脂複合窓の約2倍の断熱性能を持つ。








 
 

「スピーチプライバシーガード」の設置方法


◇会話内容を守る 接客スペースに有効〈日本板硝子環境アメニティ〉

日本板硝子環境アメニティ (東京都港区、 袴田正人社長) は、 接客スペースで隣接するブースの会話内容を聞き取りにくくする音声合成装置「スピーチプライバシーガード」 を開発、 販売を始めた。 同社は音の問題解決のスペシャリストとして数多くの実績がある。 話し手の音声を変換してリアルタイムで会話内容を分かりにくくする音を生成する装置とスピーカーを、 吸音パネルパーティションの中にパネルにして内蔵。



ページの先頭に戻る 過去の記事へ