2013 2/24

◇新中期経営計画を発表 成長基盤さらに強化〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子 (石村和彦社長) は2月7日、 2013〜2015年の新中期経営計画を発表した。 成長基盤の強化・定着を図り、 業績を反転させ成長軌道に戻すことを最大目標にさまざまな施策に取り組む。 事業ドメイン (領域) を変更し、 営業利益は2012年の929億円を底に、 2013年の1000億円、 さらに2015年に向け上昇トレンドに変えることで、 「真に強いAGCグループ」 を実現する方針。




 

◇既築改修に50億円補助 13年度予算案にも盛る〈国土交通省〉

国土交通省はストック住宅・建築物の省エネ改修を促進するため、 2012年度補正予算案に 「住宅・建築物省エネ改修等緊急推進事業」 を盛り込んだ。 予算は建築物と住宅合わせて50億円。 費用の3分の1の補助が受けられる。 住宅では高効率給湯器など設備改修も含まれるが、 複層ガラスへの交換や内窓の取り付けなど開口部の断熱改修は必須となる。 省エネ改修と併せて行うバリアフリー改修工事も補助の対象となる。 応募額が予算を超えた場合は、 優先順位を付けて採択を決定する。 13年度予算案には同様の事業と、 住宅のゼロ・エネルギー化推進事業、 住宅・建築物省CO2 先導事業の3事業で計171億4400万円を要求している。




 

◇板ガラス12年11月 出荷減6ヵ月連続 複層は2ヵ月連続の増加〈板硝子協会〉

板硝子協会 (石村和彦会長) は2月1日、 2012年11月の板ガラス生産・出荷動向を発表。 板ガラスの生産は2カ月連続で減少、 出荷は6カ月連続の減少だった。 合わせガラスの生産は4カ月連続の減少、 出荷は3カ月連続の減少。 強化ガラスの生産は4カ月連続で減少、 出荷は3カ月連続の減少。 複層ガラスは生産・出荷とも2カ月連続で増加した。板ガラスの生産は199万8000換算箱、 前年同月比13・8%減、 出荷は206万1000換算箱、 同4・8%減。 板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は17万6000換算箱、 同31・9%減と5カ月連続の減少。 出荷は22万2000換算箱、 同3・4%増と3カ月連続で増加した。






 

グランプリの 「新東名高速道路NEOPASA浜松上り」


◇フロントコンテスト2012結果発表 既存物件利活用に進化も〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) は2月6日、 「LIXILフロントコンテスト2012」 の審査結果を発表。 同社のフロント製品 (トステムブランド、 新日軽ブランド) を扱う全国の設計事務所、 建設会社、 販売店、 加工店から応募された作品から、 優秀作品11点を選んだ。 既存建築物件の利活用が進み、 デザインも急速にレベルアップする中、 そうしたものをさらに進化させた作品も見られた。 グランプリは 「新東名高速道路NEOPASA浜松上り」 (浜松市) が獲得した。






 

◇「自動ドアは省エネ」 ポスター制作し周知へ〈全国自動ドア協会〉

全国自動ドア協会 (JADA、 三代洋右会長) はこのほど、 「自動ドアの省エネポスター」 を製作し、 会員に配布した。 自動ドアの利用者に、 自動ドアの消費電力は小さいこと、 自動ドアが省エネに貢献していることを周知させるのが目的。 キャッチコピーは「閉じ忘れがないので、 冷暖房のエネルギーを逃がさない。 自動ドアは省エネに貢献しています。」。 自動ドアの消費電力、 1年間と1カ月間の電気代を表示。








 

「メゾン・エ・オブジェ」の新光硝子工業展示ブース


◇海外設計者らにPR メゾン・エ・オブジェ出展〈新光硝子工業〉

新光硝子工業 (富山県砺波市、 新海伸治社長、 0763・33・1779) は1月18日から5日間、 フランス・パリで開催された世界最大規模のインテリア・デザイン関連見本市 「メゾン・エ・オブジェ」 に出展。 世界各国から集まったデザイナーや設計者らに曲げガラス、 樹脂合わせガラスの加工技術をアピールした。 毎年1月と9月に開催される 「メゾン・エ・オブジェ」 は世界最大規模のインテリア・デザイン関連見本市で、 来場者数は約8万5000人。 新しいものを探し求めるデザイナーや設計者らが世界中から集まる。



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