2013 1/27

◇平成11年基準を踏襲 誘導基準と2段階で推進〈中国卸・中国工事・広島協組〉

中国板硝子卸商業組合 (伊藤彰英理事長)、 中国板硝子工事協同組合 (橋本和明理事長)、 広島県板硝子商工業協同組合(施向昌之理事長) の中国地方3団体は1月17日、 共催による「省エネ基準改正」 の研修会を広島市内のホテルで開いた。 3団体の合同研修会は今回が初めて。 講師の岡野敏彦板硝子協会調査役が、 今年秋に施行される予定の 「省エネルギー基準の改正」 について説明した。 内容的には 「平成11年基準」 の水準をベースとして義務化することになるが、 より断熱性能が高い「誘導基準」 を先行実施させ、 2段階で推進する方法をとる。 2013年度の住宅省エネ改修の補助金事業についても説明した。




 

「ココエコ診断」のイメージ


◇事前の診断で安心ココエコ効果を見える化〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) はリフォーム後の断熱性能のシミュレーションソフト 「ココエコ診断」 (特許出願中) を開発。 1月15日から同社窓マイスター (同社運営のリフォーム店ネットワーク「LIXILリフォームネット」 の認定制度) 登録店からサービスを開始した。 「ココエコ診断」 は、 住まいながら一部屋ごとに手軽に省エネ断熱リフォームできるエコリフォーム工法 「ココエコ」 の効果を、 数値、 グラフ、 サーモグラフィー画像などを使った診断書にまとめ 「見える化」。 診断書をリフォーム工事前に確認することで、 リフォーム後の効果を理解した上で工事を検討できて安心。






 

外笠木仕様 「AP―2」


◇施工性高い外笠木 アルミ間仕切りに追加〈三和シヤッター工業〉

三和シヤッター工業(東京都板橋区、 木下和彦社長) は1月21日、 短納期で簡単に施工できるアルミパーティション「AP」 シリーズに、 施工性が向上した外笠木仕様 「AP―2」 を追加。 天井レールがポストの外側を通る外笠木仕様のため、 ポスト床部と天井部の現場での切り欠き作業が不要となり、 施工時間を約15%短縮できる。 45×45_のスリムなアルミポストに縦14本のラインを施すことで、 シャープですっきりとしたデザインを実現した (意匠登録申請中)。 事務所、 工場の間仕切りに適する。






 

「サンヴァリエ・リシェル」施工例


◇手入れ簡単排水口搭載 業界初システムキッチンに〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) は、 水を流すだけで渦の力で排水口の汚れを洗い流し、 手入れの手間を軽減する 「くるりん排水口」 (業界初、 特許出願中) を開発。 「くるりん排水口」 を搭載しモデルチェンジしたシステムキッチン 「サンヴァリエ・リシェル」 を2月から発売する。 サンウエーブブランド。 「くるりん排水口」 は、 指定のシャワー水栓を使って排水口に水を流すだけで水流に渦を発生させ、 排水口やごみ籠の汚れを洗い流し、 排水トラップ内部の汚れた水もスムーズに排水する。 1月23日、 東京都中央区のLIXILGINZAで、 有代匡副社長執行役員住設・建材カンパニー社長が新商品について説明した。




 

◇水密と意匠性向上 ビス使用しない収まりに〈日昌グラシス〉

トップライトと特殊ガラス工事の日昌グラシス(東京都中央区、 伊地山直紀社長) はこのほど、 トップライト 「ユニルーフ」 シリーズの 「RC1」 タイプに 「RC1―GA」 を追加。 ガラス押さえにビスを使用しないことで、 水密性と意匠性が向上した。 ガラス押さえにアルミスライド嵌合 (かんごう) 方式を採用し、 外部側にビス頭が露出しない納まりで水密性と意匠性が向上。 外観はアルミ型材、 内観は耐火性と剛性に富むガルバリウム鋼板を用いた。 外側がアルミ型材なので、 アルミ製のカーテンウオール・トップライトとの意匠的な取り合わせでも違和感がない。



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