2013 1/20
◇「良い商品を出す」 全ての原点は顧客ニーズ〈LIXIL〉
LIXIL (藤森義明社長) は革新的技術で業界に先駆けた新商品の投入を進めているが、 分野の領域を越えた製品開発で空間としてのソリューションの提案にも力を入れる。 今年の第1弾商品として、 主力断熱玄関ドアをモデルチェンジすると同時に門扉・フェンスも電池式電気錠システムを採用、 デザインを統一しトータルコーディネート可能なエントランス空間を提案する (新断熱玄関ドア 「ジエスタ」 は2月1日、 新門扉・フェンス 「ジオーナ」 は3月1日から発売)。 今回の新商品の開発意図、 今後の商品開発の方向などを山中悟常務執行役員金属・建材カンパニー商品本部長に聞いた。
◇板ガラス出荷減続く 複層出荷5ヵ月ぶり増加〈板硝子協会〉
板硝子協会 (石村和彦会長) は1月1日、 2012年10月の板ガラス生産・出荷動向を発表。 生産は8カ月ぶりに前年同月より減少、 出荷は5カ月連続の減少だった。 合わせガラス、 強化ガラスも生産・出荷とも減少。 複層ガラスは生産が3カ月ぶりの増加、 出荷は5カ月ぶりの増加となった。板ガラスの生産は198万8000換算箱、 前年同月比12・6%減、 出荷は216万2000換算箱、 同5・3%減だった。 板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は13万換算箱、 同46・2%減と4カ月連続で減少。
20_幅の「ガラスリボン」
◇20_幅、4マイクロb厚開発 リボン状ガラス幅広化と薄板化〈日本電気硝子〉
日本電気硝子 (有岡雅行社長) は1月15日、 リボン状の極薄ガラス「ガラスリボン」 の幅20_の幅広化と、 4マイクロbへの薄板化に成功したと発表した。 これまでは幅が5_まで、 厚さは5マイクロbが最薄だった。 リボン状のガラスとしては世界最大幅、 最薄を実現した。 幅広・薄板化による対応サイズの拡充によって、 電子・光通信デバイスやディスプレー、 医療、 光学、 照明など幅広い分野への用途開発を加速する。