2012 7/29

◇新しくWGを設置 義務早期化活動など継続〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会 (石村和彦会長) は7月11日、 東京都千代田区にあるAGC旭硝子の会議室で2012年度代表者会議を開催。 来賓に土橋秀義経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課企画官らを迎えた。 11年度は 「防犯」 「防災」 「省エネ」 を3本柱とし、 業界を挙げて、 前田武志前国土交通大臣や民主党が各地で実施した住宅政策説明会で、 省エネ基準義務化の早期実施、 省エネ基準の高いレベルへの見直しを陳情した。 省エネルギー基準の適合義務の早期化と基準引き上げに向けての活動など、 12年度は11年度の活動を継続するとともに、 各団体から委員を選出してワーキング・グループ (WG) を設置し、 今後の具体的な活動内容を検討する。




 

◇出荷増5ヵ月連続 合わせ・強化・複層も増加〈板硝子協会〉

板硝子協会 (石村和彦会長) は7月1日、 2012年4月の板ガラス生産・出荷動向を発表。 板ガラスの生産は前年同月より2カ月連続で増加、 出荷は5カ月連続の増加だった。 合わせガラス、 強化ガラス、 複層ガラスはいずれも生産・出荷とも増加が続いている。 板ガラスの生産は189万4000換算箱、 前年同月比9・3%増、 出荷は196万7000換算箱、 同14・2%増だった。 板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は12万1000換算箱、 同38・9%減で2カ月連続で大幅な減少となった。 出荷は19万2000換算箱、 同6・1%減と2カ月連続で減少した。 フロート板・磨き板ガラスの生産は177万3000換算箱、 同15・5%増、 出荷は177万5000換算箱、 同16・9%増。 生産・出荷とも2カ月連続の増加となった。




 

◇利益面が大幅増加に 3ヵ年中期経営計画も発表〈三協・立山ホールディングス〉

三協・立山ホールディングス (富山県高岡市、 藤木正和社長) は7月12日、 東京都港区の明治記念館で、 2012年5月期決算を発表。 川村人志会長らが説明した。 連結の売上高は2725億5400万円、 2011年同期比4・4%増。 営業利益は103億9800万円、 同31・5%増、 経常利益は90億3700万円、 同41・0%増、 最終純利益は46億900万円、 同625・3%増だった。 コストダウンなど構造改革に取り組み、 非建材事業が比較的堅調に推移したことから、 全ての事業で増益となった。 川村会長は子会社3社合併について 「グループ内にあった壁を低くして、 人・物・金などの資源を集約し、 情報を共有して効率化を図る」 とし、 長期ビジョン2020達成に向けて、 弾みをつけたい考えだ。






 

下妻工場=ルーバーに取り換えた窓と緑のカーテン


◇「丁寧な節電」推進 工場・SRの取組み紹介〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) は7月19日、 報道関係者向けに 「環境への取り組み見学バスツアー」 を開催。 下妻工場 (茨城県下妻市) の生産工程での節電の取り組み、 柏ショールーム (千葉県柏市) での節電の取り組みを見学した。 同社は 「2012年夏LIXIL節電アクション」 としてグループ全体で 「丁寧な節電」 を進めている。






 

庭をパッケージした商品を提案


◇展示会に来場4000人 パッケージ品など提案〈名古屋トーヨーサッシ〉

名古屋トーヨーサッシ (名古屋市北区、 加藤允俊社長) とグループ6社は7月9、 10日の2日間、 名古屋市港区のポートメッセなごやで展示会 「エコ・住まいるフェア」 を開催。 工務店・ビルダーや販売店など、 約4000人が来場した。 庭をパッケージ化した同社オリジナル商品や、 協賛企業45社のブースなど、 グループの幅広い取り扱い商材を展示。 工務店や販売店が生き残るためのリフォームへの取り組み方や、 時代に即した販売方法を提案した。






 

「グラスフェイススラットブラインド」


◇照明電力を大幅減 エコガラス併用で相乗効果〈ニチベイ〉

ニチベイ (東京都中央区、 福岡勇之輔社長) はパッシブ採光型ブラインド 「グラスフェイススラットブラインド」 を販売している。 エコガラスや透明断熱フィルムと併用することで、 照明と空調の両方の負荷を低減。 一年を通じてランニングコストゼロで、 相乗効果で節電に寄与する。 「グラスフェイススラットブラインド」 は通常のブラインドと異なり、 閉めることで部屋全体が明るくなる。 窓が照明になり、 昼間の室内照明を減らすことで消費電力の低減となる。 同じ条件下でアルミスラットブラインドと比較すると、 年間照明電力消費量を約54%削減する。





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