2012 5/27
「スペーシア クール」のチラシ
◇真空ガラス「スペーシア クール」 日射熱51%カットの遮熱品〈日本板硝子〉
日本板硝子 (吉川恵治社長) は6月1日から遮熱タイプの真空ガラス「スペーシアクール」 を発売、 併せて製品ラインアップを拡充した。 「スペーシアクール」 シリーズは、 「スペーシア」 本来の優れた断熱性能に遮熱性能を付加した製品。 ガラスにコーティンングした膜の構成を遮熱性能が高いものに変更、 窓から侵入する日射熱を約51%カットする。 特に夏の節電、 暑さ対策に効果を発揮し、 年間を通した冷暖房費を約40%削減することができる。
◇第5回セントラル硝子特約店研修会 ガラス部門の浮上維持〈セントラル硝子〉
セントラル硝子 (皿澤修一社長) は5月18日、 東京都文京区の椿山荘で全国から120人が参加して第5回セントラル硝子特約店研修会を開催。 同社は2012年3月期の連結決算で売上高1675億円、 営業利益58億円を計上したが、 ガラス事業は16億円の営業損失となり、 前年度より3億円超改善したものの、 黒字化とはならなかった。 しかし改善傾向は進展しており、 昨年度第4四半期にガラス部門はようやく黒字へと浮上したもよう。 皿澤社長は 「サバイバルからサステナブルへ。 ガラス部門を浮上したまま継続維持できるようにしっかり利益を出していきたい」 と述べ、 Low―Eガラスの生産・供給と併せ、 販売への協力を要請した。 研修会はサッカー解説者で2004年アテネ五輪サッカー日本代表監督の山本昌邦氏を講師に「心をつかむ人材育成術」 「一流選手から学ぶ目標達成へのプロセス」 を学んだ。
枠見込み40_とスリムな内窓
◇スリムな枠見込み40_ 断熱に特化のエコ内窓〈YKK AP〉
YKK AP (東京都千代田区、 堀秀充社長) は5月28日、 エコ内窓 「LiteU (ライトユー)」 を発売する。 断熱性能に特化したシンプルな構造にすることで、 枠見込みを40_とスリムにした。 窓枠のスペースを増やす後付け部材の必要度合いを大幅に軽減することができる。 現在発売中のエコ内窓 「プラマードU」 は、 取り付ける際に窓の内側の窓枠に70_ほどのスペースが必要。
渋谷にオープンした「渋谷ヒカリエ」
◇CW2.5万平方b施工 「渋谷ヒカリエ」外装に〈LIXIL〉
LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) は、 4月26日に東京都渋谷区にオープンした 「渋谷ヒカリエ」の外装カーテンウオール約2万4500平方bを施工した。 施工範囲は低層から高層までのユニットカーテンウオールと、 劇場部のダブルスキンカーテンウオールの外面。 ユニットカーテンウオールの施工面積は2万3159平方b。 商業施設やエレベーターシャフトなどの低層階に、 枠見込み150_のものを施工。 ビジネスオフィス部の高層階は枠見込み160_のものを施工した。