2012 4/29・5/6

◇吉川恵治副社長が新社長〈日本板硝子〉

日本板硝子は4月18日開催の取締役会でクレイグ・ネイラー取締役代表執行役社長兼CEOが退任、 新しい取締役代表執行役社長兼CEOに吉川恵治副社長兼最高プロジェクトマネジメント責任者が就任した。 同時にクレメンス・ミラー取締役執行役建築ガラス事業部門長兼高機能ガラス事業部門長が両事業部門長を兼務しながら取締役代表執行役副社長兼COOに就任。 マーク・ライオンズ取締役執行役CFOも現職務を継続し代表執行役となった。 ネイラー前社長の退任は 「事業戦略に関し、 方向性やその進め方に取締役会と相当程度考え方に相違があった」 と、 意見の不一致があったことを理由とした。




 

◇特約店など80社集め懇談会 新Low─E複層を説明〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子 (石村和彦社長) は4月13日、 東京都千代田区の帝国ホテルで 「ガラスカンパニーお客様懇談会」 を開催。 全国から80社の特約店など取引先代表が集まった。 市川公一執行役員ガラスカンパニー日本・アジア事業本部長は 「お客さまと懇談を深める時間を多く取り、 コミュニケーションを有効なものにしていきたい」 とあいさつ。 塩井英喜同ガラスカンパニー日本・アジア事業本部ビルディング事業部長が6月から順次発売する新Low―E複層ガラス 「サンバランス」 の 「アクアグリーン」 「ピュアクリア」 を紹介。 石村社長はAGCグループの取り組みや国内ガラス事業に対する期待について説明した。




 

◇出荷2ヵ月連続増 複層ガラス増4ヵ月ぶり〈板硝子協会〉

板硝子協会 (石村和彦会長) は4月1日、 2012年1月の板ガラス生産・出荷動向を発表。 生産は前年同月より2カ月連続の減少となったが、 出荷は2カ月連続で増加した。 合わせガラス、 強化ガラスの出荷は共に4カ月連続の増加。 複層ガラスの出荷は4カ月ぶりに増加した。 板ガラスの生産は211万5000換算箱、 前年同月比4・8%減。 出荷は200万9000換算箱、 同0・8%増とわずかながら増加した。 板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は27万換算箱、 同50・0%増と大きく伸び、 4カ月連続の増加となった。 出荷は17万1000換算箱、 同6・2%減と2カ月連続で減少した。




 

◇ベトナムに現地法人 アルミ製品の製造拠点〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) は4月5日、 ベトナムのドンナイ省ロンドゥック工業団地に、 アルミ建材などを製造する現地法人 「LIXILグローバル・マニュファクチャリング・ベトナム・カンパニー・リミテッド」 を設立した。 工場は今年11月に着工し、 2013年11月の稼働開始を目指す。  同社は、 「中期経営VISION」 で掲げた2015年度の売上高目標3兆円 (国内2兆円、 海外1兆円) に向けて積極的に事業を展開している。 新工場は主にアルミサッシを中心としたアルミ製品の製造拠点として、 鋳造から加工組み立てまで一貫生産する。






 

短時間で耐震ドアに交換


◇既設枠のまま耐震扉に 集合住宅向け改修用〈YKK AP〉

YKKAP (東京都千代田区、 堀秀充社長) は4月27日、 既設の枠はそのまま使って耐震性能を備えた玄関扉に交換できる、 集合住宅向け改修用玄関ドア 「扉交換工法耐震仕様」 を発売した。 スチール玄関ドア 「RsSDX」 「EXIMA80St」 の改修用玄関ドア扉交換工法耐震仕様。 約90分の交換工事で、 地震時に閉じ込められるリスクを低減できる。






 

画面イメージ


◇ロス少なく見積もり フィルム工事用ソフト〈ECOP〉

ECOP (京都市西京区、 松山武史社長) はフィルム工事の見積もりの際、 無駄が少ないフィルムの取り方を計算できるソフトを開発した。 内勤者でも容易に見積もりができるようになり、 材料のロスや見積もりにかかる時間、 人件費を減らせるという。 7月から発売。 割引価格で購入できる先行予約を受け付けている。  貼る場所のガラスサイズやフィルムのロール幅、 長さを所定の項目に入力すれば、 使用するロールから最も効率的に取るパターンを割り出す。





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