2011 12/25

◇伊ペルマを子会社化 カーテンウオール事業拡大〈LIXIL〉

LIXIL (藤森義明社長) は12月6日、 イタリアのカーテンウオールメーカー大手のペルマスティリーザ社 (Permasteelisa S.p.A.、 ペルマ社) の全株式を、 ルクセンブルクのシマ・クラッディングス社から5億7500万で取得、 100%子会社とした。 ペルマスティリーザ社はニコラ・グレコCEOが継続してCEOに就任し、 同社のカーテンウオール事業全体の推進と拡大を担う。 ペルマ社のカーテンウオールとのシナジーを図ることで、 2015年度のビル関連事業の売り上げ3000億円を目指す。




 

◇省エネ義務化訴え 民主党に早期実施要請

民主党は12月19日、 大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で住宅政策説明会を開催した。 参加したのは主に関西のマンション管理組合の関係者、 住宅関連業者。 板ガラス業界からは大阪府板硝子商工業協同組合の藤森道也理事長、 板硝子協会の岡野敏彦調査役が参加。 岡野氏は省エネの早期義務化を訴えた。 民主党からは池口修次参議院議員、 辻惠衆議院議員、 大西孝典衆議院議員、 中村哲治参議院議員、 山口和之衆議院議員、 尾立源幸参議院議員らが出席した。




 

◇ベトナムの窯増設延期 太陽電池基板ガラス用〈日本板硝子〉

日本板硝子 (クレイグ・ネイラー社長) は12月15日、 ベトナムでの薄膜系太陽電池基板ガラス用のフロート窯の増設を延期すると発表した。 世界的な経済環境を踏まえ、 需要を見直して決めた。 同社は5月23日にベトナムで薄膜系太陽電池基板ガラス生産専用のオンラインコーティング装置窯を増設することを発表していた。 設置場所は同社100%子会社のベトナムグラスインダストリーズ (VGI) 社敷地内。 VGI社は建築用フロートライン1基をソーラー用に改造し、 今年3月からソーラー専用フロート窯が稼働している。






 

LIXIL中央研究所


◇エクステリア開発拠点 LIXIL中央研究所 EXと自然浴生活〈LIXIL〉

LIXIL主催 「LIXIL中央研究所」 (長野県宮田村) プレス見学会が12月16日に開催され、 同研究所内のエクステリアを見て体験し学び楽しむ 「駒ケ根見験学楽 (けんけんがくがく) プラザ」 を見学した。 LIXILの坂村格広報部長があいさつ、 神山直之広報部担当部長が「エクステリア市場の今昔物語」 をテーマにエクステリア商品、 ガーデンエクステリア商品と同市場の変遷を解説した。 研修棟を見学した後、 千村貴美男駒ケ根見験学楽プラザ所長が 「スローライフと自然浴生活」 をテーマに講演。 宿泊棟でガーデンエクステリアによる自然浴生活を体験した。






 

多機能トイレ自動ドア用押しボタンスイッチ 「HDS―4i」(左から「開」「施錠中」「閉」が点滅した状態)


◇ボタンが点滅・点灯 音声ガイダンスも併用〈ナブテスコ〉

ナブテスコ (東京都千代田区、 小谷和朗社長) の住環境カンパニーは多機能トイレ自動ドア用押しボタンスイッチ 「HDS―4i」 を近日発売する。 車椅子使用者や乳幼児連れの人などが利用する多機能トイレの利用者の立場に立ち、 ドア開閉操作の分かりやすさや使いやすさを追求した。 「開」 ボタンの文字部分、 「閉」 ボタンのボタン全体が順に点滅・点灯していき、 利用者が入退出する際のボタン操作の順序を知らせる。 トイレ内に入り、 ドアが閉まると内部のスイッチは 「施錠中」 のランプが点灯。 外部のスイッチは 「使用中」 のランプが点灯し、 使用中であることが外部に分かる。






 

マーキングが簡単にできる


◇マーク入れが簡単 定規で測って押すだけ〈福岡硝子工具〉

福岡硝子工具 (福岡市南区花畑2ノ4ノ21、 百崎光和代表、 092・403・2105) は、 メジャーで測って、 そのままワンプッシュでマーク入れができる 「LION」 印 「マーカー・メジャー」 (特許出願中) と「マーカー定規」 (特許出願中) を開発、 発売を開始した。 同社は1931年創業で、 日本最高の伝統の切れ味で知られる「LION」 印 「百崎のダイヤモンド硝子切り」 の製造発売元。





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