2011 8/28
 

バック・グラインド基板


◇モバイル端末高機能薄型化に BG基板の提供開始〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子 (石村和彦社長) は8月18日、 半導体チップの薄型化工程であるバック・グラインドに用いられるガラス製研磨基板の販売開始を発表した。 福島県のAGCエレクトロニクスで生産を開始し、 2014年には100億円に拡大するとみられる市場でシェア50%獲得を目指す。 ガラス製研磨基板は高性能で薄い半導体の製造に不可欠な部材として、 スマートフォンなどのモバイル端末の高機能化、 薄型化に貢献する。




 

◇商品リニューアル マディコフィルム刷新〈三晶〉

三晶 (大阪市中央区) はこのほど、 マディコフィルムの商品群をリニューアルした。 新商品、 廃番商品、 継続商品 (名称変更、 変更なし) の品番を発表。 継続商品で名称変更するものは、 現行品の在庫がなくなり次第、 商品を入れ替える。  〈新商品〉 ●高透明熱線反射 WIN35、 WIN50、 WIN70  ●日射調整グレー CH5PSSR、 CH20PSSR、 CH35PSSR、 CH55PSSR  ●内外兼用ハードコート・ステングレー SG35EPSSR  ●内外兼用ハードコート・ステンブロンズ SB40EPSSR  〈廃番商品〉 ●TG―8XSR―NR、 TG―21XSR―NR、 TG―31XSR―NR、 TG―55XSR―NR  ●TG―8X、 TG―21X、 TB―21X、 TB―36X  ●AL―21XSR―NR、 AL―36XSR―NR、 AL―51XSR―NR  ●CK―35XSR、 CK―50XSR  ●LCL―800XSR、 LCL―1400XSR  〈名称変更 (継続商品)〉  ●旧SRS―220XSR↓新RS20PSSRなど  〈変更なし (継続商品)〉  ●CLT―202XSR






 

5品種となった「プレミアムシリーズ」(右端が新製品)


◇断熱性さらに向上 「ウインコス」の濃色〈リンテック〉

リンテック (東京都板橋区、 大内昭彦社長) は9月1日、 優れたデザイン性と断熱性を持つ自動車フィルム 「ウインコスオートモーティブフィルム」 の高機能タイプ 「プレミアムシリーズ」 に断熱性が高い濃色タイプの「HCD―10G」 を追加する。 同シリーズは5種になる。 「ウインコスオートモーティブフィルム」 は他に、 豊富なカラーバリエーションを持つ 「スタンダードシリーズ」 15種がある。






 

エコハウス(南面は「サーモスH」と外付け可動ルーバーのダブルスキン構造)


◇エネルギー需給に貢献 東大と住宅で実証実験〈LIXIL〉

LIXIL (東京都千代田区、 藤森義明社長) と東京大学生産技術研究所 (東京都目黒区、 野城智也所長) は8月18日、 東京大学生産技術研究所の総合研究実験棟で、 東京大学駒場Uキャンパス内に完成した実験住宅 「COMMAハウス (コマハウス)」 の内覧会を開催。 LIXILの藤森社長、 小田方平総合研究所所長、 東京大学生産技術研究所の野城所長、 荻本和彦特任教授、 岩船由美子准教授らが参加した。 「コマハウス」 では、 複数のメーカー品によるオープンシステムでのエネルギーマネジメントのさまざまな実証実験を共同で2016年3月まで行う。




 

◇スラットに穴なし 光が漏れず高遮蔽〈立川ブラインド工業〉

立川ブラインド工業(東京都港区、 立川光威社長) は8月16日、 オフィス向けの横型ブラインド 「モノコム」 に、 「高遮蔽 (しゃへい) タイプ」 を追加した。 穴なしスラット (羽根) が光漏れと熱の流入を防いで省エネ効果を発揮する。 通常の横型ブラインドに付いているブラインドを昇降させる昇降コードを通す穴をなくしたことで、 スラット穴からの光漏れがなく、 高い遮光性能を実現する。 スラットとスラットの間隔を小さくし、 閉じた際の重なりを大きくすることで、 遮光性能がさらに向上した。






 

可動式縦格子「シェルライン」


◇視線遮り通風・採光 開閉可能な目隠し格子〈東工シャッター〉

東工シャッター (福井県江市、 佐々木知也社長、 0778・62・1122) は全開放ができる可動式の縦格子 「シェルライン」 を発売した。 全開する場合、 格子は折り畳んで省スペースに収納でき、 閉じれば外部の視線を遮りながら採光と通風が可能。 夏季の節電対策商品として提案する。  全閉状態では光と風を取り入れながら、 縦格子の目隠し効果でプライバシーを守る。 防犯にも役立ち、 内部から施錠が可能。 ペットや子供の外への飛び出しも防ぐ。 全開すれば掃除や窓からの出入りが容易にできる。





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