2011 8/21

◇欧州CW大手買収 伊ペルマ社株100%取得〈LIXIL〉

住生活グループ (藤森義明社長) は8月4日、 子会社のLIXIL (同) がイタリアのカーテンウオールメーカー大手、 ペルマスティリーザ社 (Permasteelisa S.p.A.) を買収すると発表。 ルクセンブルクの投資ファンド、 シマ・クラッデイングス社からペルマスティリーザ社の普通株式100%を5億7300万 (約630億円、 1=110円換算) で取得する。 イタリア、 米国、 中国、 ロシアなど各国での競争法上の認可が得られ次第、 譲渡代金の支払いと株式の引き渡しを行う。




 

◇太陽電池基板ガラス生産 中国で12年1月〈日本板硝子〉

日本板硝子 (クレイグ・ネイラー社長) は8月8日、 中国で薄膜系太陽電池の基板ガラスを生産すると発表した。 TCO (透明導電膜) コーティングガラス 「NSGTEC」 の生産を2012年1月から開始する。生産するのは同社グループと中国のシャンハイ・ヤオハ・ピルキントン(SYP) 社の合弁会社で、 江蘇省常熟市にあるシャンス・ピルキントンSYP (JSYP) 社。 JSYP社は建築用省エネコーティングガラス「ピルキントンエナジーアドバンテージ」 を生産しており、 この技術を生かして太陽電池用TCOコーティングガラスを生産する。




 

◇震災支援本部を設置 人的支援要請に対応〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会 (全硝連、 永島光男会長) は東日本大震災の被災地域の組合からの人的支援要請に応える 「震災支援本部」 を設置する。 今回の震災に限らず、 災害などが発生した場合、 相互に協力できる体制づくりを目指す。  傘下の各組合で代表者1人を選出し、 支援活動に参加できる人の名簿作成を進めている。 今回の震災で被害があった東日本地域の組合からの人的支援要請を 「震災支援本部」 が窓口になって対応。 各地区の名簿登録者に参加できるかどうかを確認し、 活動してもらう。 現在13組合、 138人が登録。 金銭面や内規など、 具体的な内容については今後詰めることになる。




 

◇住宅エコポイント7月実施状況 駆け込み需要は少なく

住宅エコポイントの2011年7月末時点の実施状況が8月10日に発表された。 7月の住宅エコポイントの申請は6万4911戸と前年同月比では48・17%増加したが、 6月と比べると0・98%の増加にとどまり、 目立った駆け込み需要は見られなかった。 申請受け付け開始からの住宅エコポイント発行の累計は85万8665戸、 1491億4062万4000となった。






 

窓に「ヒートカット」を貼った「涼しさ体感号」


◇フィルムで快適車両 江ノ島電鉄とタイアップ〈リンテック〉

リンテック (東京都板橋区、 大内昭彦社長) は江ノ島電鉄とタイアップし、 鎌倉と江の島、 藤沢を結ぶ江ノ電 (江ノ島電鉄線) で、 同社のガラス用高透明断熱フィルム 「ヒートカットWH03」 を各車両の窓に貼った特別車両「涼しさ体感号」 が7月11日から運行されている。 2両1編成、 計2編成の各車両の側面窓にフィルムを施工した。





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