2011 7/17・24
◇1から新会社を創業 「全てのルートに全ての商品を」〈LIXIL〉
4月1日にトステム、 INAX、 新日軽、 東洋エクステリア、 LIXILの5社が合併し、 新しくLIXILとして主要事業会社の開発・生産・販売・管理部門の一体経営を開始。 新会社LIXILは 「営業」 「インターナショナル」 「金属・建材」 「住設・建材」 「電器設備」 の5つの機能を軸にしたカンパニーで構成する。 中でも営業カンパニーは13支社、 84支店、 288営業所を構え、 快適な住まいと都市環境づくりに向け国内最大級の顧客接点、 商品を保有して営業を展開する。 大竹俊夫取締役上席副社長執行役員営業カンパニー社長に営業カンパニーの経営方針、 営業スタイルなどを聞いた。
◇省エネ改修にエコP 2府5県で試行〈関西広域連合〉
関西広域連合は7月7日から 「関西スタイルのエコポイント事業」 の試行を開始した。 内窓、 真空ガラス、 エクステリア製品による省エネリフォームや既設住宅への太陽光発電システムの設置にポイントを付与する。 集めたポイント数に応じて電子マネー、 お食事券などの商品と交換できる。 実施地域は滋賀県、 京都府、 大阪府、 兵庫県、 和歌山県、 徳島県、 奈良県の7府県で、 9月30日まで。
◇住宅エコポイント 6月実施状況 ポイント累計1388億ポイントに
7月末の工事対象期限が迫る、 住宅エコポイントの2011年6月末時点の実施状況が7月8日に発表された。 6月の住宅エコポイントの申請は6万4284戸と5月より5・30%増加した。 内訳は新築が3万2814戸 (前月比12・58%減)、 リフォームが3万1470戸(同33・85%増) だった。 申請受け付け開始からの累計は82万9476戸 (新築39万5663戸、 リフォーム43万3813戸)。
◇フィルム不足に対応 インド・韓国品大量輸入 グリーン購入法適合品も〈サイバーレップス〉
フィルム輸入商社のサイバーレップス (千葉県流山市、 根本孝男社長、 04・7150・1700) は、 同社が主に取り扱うインド・ガルワレ社と韓国・ネックスフィル社の製品を大量に輸入。 飛散防止フィルム、 遮熱フィルムの不足で困っている業者に販売できる体制を構築した。 東日本大震災による福島県の原発事故の問題で、 各企業とも15%の節電を求められるなど、 節電対策が急務となっている。 窓ガラスの遮熱フィルムの有効性に注目が集まり、 ビル用の窓フィルムの需要は昨年比で2〜3倍に伸びており、 フィルム市場は製品不足を来している。