2011 6/5

◇Low─E複層義務化を 前田武志参議院議員へ陳情〈全硝連、全国工事、板協〉

全国板硝子商工協同組合連合会 (全硝連)、 全国板硝子工事協同組合連合会 (全国工事)、 板硝子協会の代表は5月26日、 東京都千代田区の参議院議員会館に前田武志参議院議員 (予算委員長、 環境委員) を訪ね、 「建築物の窓ガラスの省エネ法制化に向けた取り組み」 を要請した。 清水英彦関西板硝子工事協同組合常務理事・奈良県支部長 (清水産業社長) が以前から前田議員に働き掛けをしており、 今回は業界団体として窓ガラスの省エネ法制化を要請し、 接点を持つ格好となった。




 

◇使用電力削減を推進 全オフィス照明50%に〈住生活グループ〉

住生活グループ (東京都千代田区、 杉野正博社長) は5月30日、 同社グループの全オフィスでの照明50%カット、 LIXILビバの店舗への自家発電機設置など、 この夏の電力供給力不足に対応する方針を決めた。 同社グループ横断の推進体制で具体策の検討を開始した。 関東・東北地方の法令適用を受ける事業所での電力使用量15%削減のほか、 小口需要の事業所にも20%削減の目標を定め、 継続した省エネ・節電の取り組みを進める。




 

◇震災で生産大幅減 合わせ・強化は出荷半減〈板硝子協会〉

板硝子協会 (皿澤修一会長) は6月1日、 2011年3月の板ガラス生産・出荷動向を発表。 東日本大震災の影響が大きく、 特に板ガラスの生産は旭硝子鹿島工場の生産停止などが響き前年同月より大幅に減少した。 自動車の生産台数の大幅減少が影響し、 合わせガラス、 強化ガラスの出荷はほぼ半減した。  板ガラスの生産は172万7000換算箱、 前年同月比9・9%減と4カ月ぶりに減少。 出荷は201万換算箱、 同2・4%減で5カ月ぶりの減少。






 

アサヒマス・ケミカル社の外観


◇生産能力30%増強 インドネシアの電解設備〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子 (石村和彦社長) は5月31日、 インドネシアの電解設備の生産能力を30%増強すると発表した。 同国を中心としたアジア地域でカセイソーダ、 塩素誘導品の需要拡大に対応する。 同社子会社のアサヒマス・ケミカル社に約50億円を投じて生産設備を増設し、 2013年3月までに生産を開始する。






 

防火・防煙シャッターの安全性を高める


◇電源・バッテリー不要 防火シャッター危害防止装置〈文化シヤッター〉

文化シヤッター (東京都文京区、 茂木哲哉社長) は6月1日、 機械式危害防止装置 「エコセーフ」 を発売した。 火災時に熱や煙を感知して防火区画を形成する防火シャッター用の障害物感知システム。 業界初となる、 電源とバッテリーを不要にした省電力タイプ。






 

太陽光を窓全体で拡散させる「アカリナ」


◇窓が照明に変わる エコガラス併用で効果倍増〈あかりシステム〉

あかりシステム (岡山市中区、 牧野典子社長、 0120・315・703) は5月11日から3日間、 東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第6回エコオフィス・エコ工場EXPO」 に出展。 太陽光を部屋の明かりに変換する新しい採光ブラインド 「アカリナ」 を展示した。 エコガラスや透明断熱フィルムと併用することで、 照明や空調の負荷を低減。 相乗効果で節電に寄与する。





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