2010 12/26
 

埼玉窓工場の2期工事概要を発表する吉田忠裕社長


◇Low─E450万平方b 生産能力拡大へ 埼玉窓工場に新設備〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、吉田忠裕社長)は12月16日、本社で会見を開き、同社が窓事業の中核工場と位置付ける「埼玉窓工場」の2期工事概要を発表。「第2期工事ではLow―Eガラスの製造供給施設を建設している。現在稼働している200万平方bと合わせ、2期工事の設備稼働で計450万平方bとなり、国内のLow―Eガラスの生産規模としては、旭硝子に次いで2番目となる」とあいさつ。流通に対してサッシとLow―Eガラスを拡販していく考え。吉田社長はあいさつの中で本年度の状況や海外への事業展開などについて述べ、「今年度も半期が終わって2カ月になるが、計画比5%アップで推移している」と好業績をアピールした。






 

パナソニックグループが埼玉県桶川市に設置したエコ実験店舗


◇コンビニに一括提案 電力消費半減計画 「スペーシア」採用〈パナソニック〉

パナソニックは埼玉県桶川市にあるグループ会社内にコンビニエンスストアなど小規模店舗向け設備機器と制御システムをトータルで検証、提案するための実験店舗を設置。企業向けショールームとしても活用し、コンビニチェーンなどへグループ商品の一括提案を働き掛ける。パナソニックグループの設備機器と省エネ建材によって、現行で同規模店舗の2007年平均的消費電力に比べ約30%の省エネと想定、3年後には半減を目指す計画。実験店舗は高気密・高断熱躯体(くたい)に、屋根断熱として日鉄住金合板の「インダッハ」、開口部に断熱ガラスとして日本板硝子の「スペーシア」を採用している。




 

◇紫外線99%カット 世界初 車前席ドア用強化〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(石村和彦社長)は12月から、世界で初めてUV(紫外線)カット率約99%を実現した、自動車のフロントドア用UVカット強化ガラス「UVベールPremium」を発売した。従来品のUVカット強化ガラス「UVベール」のUVカット率90%よりも向上させるため、高性能UV吸収膜を開発。さらに、ガラスを上げ下げするフロントドア用ガラスに求められる、表面の耐傷付き性能なども考慮し、技術的なチャレンジを重ねて開発した。自動車の利用者の中でも特に紫外線を気にする女性の目線に立ち、同社の女性スタッフが中心となって商品コンセプトの企画やプロモーションを行った。




 

◇住宅エコポイント 11月実施状況 申請前月比0.8%増加

住宅エコポイントの11月末時点の実施状況が12月10日に発表された。11月の住宅エコポイントの申請は5万9054戸と10月より0・8%増加。内訳は新築が2万8434戸(前月比14・1%減)、リフォームが3万620戸(同20・3%増)だった。申請受け付け開始からの累計は33万5862戸(新築13万7866戸、リフォーム19万7996戸)。






 

京都エリアで規模が最大級の「LIXIL京都ショールーム」


◇京都に初の統合SR 名称「LIXIL」京都で最大級〈INAX・サンウエーブ・トステム〉

住生活グループ(東京都中央区、杉野正博社長)は12月12日、傘下の事業会社のINAX(川本隆一社長)、サンウエーブ工業(織田昌之助社長)、トステム(大竹俊夫社長)の3社共同による全国初の新設統合型「LIXIL京都ショールーム」をオープンした。INAX、サンウエーブ工業のキッチン、トイレ、洗面化粧台、システムバスなど水回り製品、トステムのサッシ・建材をトータルで見ることができるワンストップショールーム。「LIXIL京都ショールーム」は、総合展示台数では京都エリアで最大級の規模。今後は、ショールームを会場としてイベントなどを積極的に開催、年間来場者数1万8000組(月間1500組)を目指す。






 

センサーが引き込まれを検知してドアを停止する


◇Fix部が開閉可能 枠片側なくし意匠向上〈ナブテスコ〉

ナブテスコ(東京都港区、松本和幸社長)の住環境カンパニーは主力製品の「ロスカドア」シリーズに「フラットロスカスイングFIX」と「同FIX―C型」を追加した。「スイングFIX」はFix部分を開き戸のように開閉することができる。「FIX―C型」はガラスドアの一方の端部を支柱に納めることでフレームをなくし、意匠性を高めた。 「スイングFIX」は、スイングドアがFix部の奥側で開閉するのでデッドスペースがなくなり、Fix部の手前のスペースを有効に使える。ロックを施解錠することで開閉でき、内部の清掃がしやすい。「FIX―C型」は、一方のフレームをなくすことで、3点支持のようなすっきりとした外観となる。






 

LED照明付き連続ガラス手すり「ライトレール」


◇LED内蔵手すり 施工簡単、自動点灯も〈サンレール〉

アルミ手すりメーカーのサンレール(岐阜県垂井町、0584・23・3131)は、LEDユニットを内蔵した連続ガラス手すり「ライトレール」を近日発売する。目地見付け面の段差をなくし、継ぎ目のないフラット面を追求した連続ガラス手すり「フラットレール」に、LED内蔵のトップ形状を組み合わせた。スタイリッシュなLEDの明かりが足元を美しく照らす。ダイナミックなトップ形状のラウンドタイプ手すりに、LEDユニットをワンタッチで嵌合(かんごう)することができる。LEDユニットは手すり取り付け後に嵌合できるよう施工を簡易化。作業性を損なうことなくスムーズに取り付けが完了する。





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