2010 11/28
 

テープカット


◇TDYグリーンリモデルフェア 大阪は1.9万人来場 住まい診断定着めざす

TOTO、大建工業、YKKAPのTDY3社は11月19日から3日間、大阪・南港のインテックス大阪で「グリーンリモデルフェア―in大阪」を開催。リモデル工事業者や施主ら、目標の1万5000人を大幅に上回る1万9000人が来場した。4回目となる今回は前回までの「リモデルスタイルフェア」から名称を変更。長く快適に安心して住み続けられる「グリーンリモデル」の仕組みや、工事を行う前に住まい全体の性能を診断する「グリーンリモデル診断」などを紹介した。




 

◇最終利益1094億円 7〜9月ガラス大幅改善〈AGC旭硝子〉

AGC旭硝子(石村和彦社長)は11月5日、2010年1〜9月の9カ月連結決算を発表した。売上高は9606億1000万円、2009年同期比17・1%増。営業利益は1697億9200万円、同332・1%増、経常利益は1696億8300万円、同320・0%増。最終純損益は1094億4200万円の黒字に転換した。2010年7〜9月期のガラス事業の売上高は1407億6400万円、2009年同期比4・2%増、営業損益は2009年同期より128億7000万円改善し61億4300万円の黒字になった。板ガラスは、建築用、太陽電池用のいずれも需要が回復し好調だったが、円高の影響で小幅な増収にとどまった。自動車ガラスは、各国の需要喚起策の効果もあり堅調に推移し増収となった。




 

◇経常利益714億円 大幅な増収増益を計上〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(有岡雅行社長)は10月26日、2010年4〜9月期の連結決算を発表。売上高、利益とも2009年同期より大幅に増加した。売上高は2035億8700万円、2009年同期比41・4%増。営業利益は729億6000万円、同125・3%増、経常利益は713億8100万円、同142・2%増、4〜9月期純利益は425億1400万円、同205・3%増だった。電子・情報用ガラスの売上高は1719億円、同40%増。4〜6月期は堅調だったが、7〜9月期はFPD(フラットパネルディスプレー)用ガラスが減少に転じた。その他用ガラスの売上高は316億円、同48%増。ガラス繊維は自動車部品向けを中心に増加したが、建築用ガラスや耐熱ガラスは住宅・建築需要低迷の影響によって振るわなかった。




 

◇住宅エコポイント 10月実施状況 申請前月比22.7%増加

住宅エコポイントの10月末時点の実施状況が11月12日に発表された。10月の住宅エコポイントの申請は5万8577戸と9月より22・7%増加。内訳は新築が3万3117戸(前月比46・9%増)、リフォームが2万5460戸(同1・0%増)だった。申請受け付け開始からの累計は27万6833戸(新築10万9445戸、リフォーム16万7388戸)。10月に発行された住宅エコポイントは4万6991戸、87億6606万2000。うち新築が2万4582戸、73億7460万で発行ポイントの84・13%を占める。リフォームは2万2409戸、13億9146万2000で発行ポイントの15・87%だった。




 

◇レオパレス21と提携 子会社が株式取得 ストック分野に注力〈住生活グループ〉

住生活グループ(東京都中央区、杉野正博社長)は11月19日付で、レオパレス21(東京都中野区、深山英世社長)と業務・資本提携した。同社の100%子会社で、不動産売買や賃貸の仲介などを行う住生活リアルティ(東京都中央区、安藤進社長)がレオパレス21が第三者割当の方法によって新しく発行する株式を引き受ける。レオパレス21と業務・資本提携することで、ストックビジネス、商材、不動産あっせんネットワークやノウハウなど互いが保有する経営資源を相互に活用し、それぞれの企業価値を高めていく。






 

開発中の高機能インキで印刷した鏡とガラス瓶


◇高機能インキ開発 ありそうでなかった技術〈ミラーペイント〉

鏡の裏止め塗料など特殊塗料メーカーのミラーペイント(大阪府柏原市、池田大祐社長、072・976・2459)は11月11日から3日間、同市のサンヒル柏原で開催された「ものづくりフェアin柏原2010」に出展。開発中の高機能インキを使って、鏡とガラス瓶に印刷した作品を展示した。同社と薄物鏡の総合メーカークヌギザ(椚座寛之社長)はクヌギザグループに属している。





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