2010 7/4

◇2010年度見通し発表 建設投資は40.7兆円 96年度の半分以下に〈国土交通省〉

国土交通省は6月25日、2010年度の建設投資は前年度比3・5%減の40兆7000億円となる見通しを発表した。政府投資が13兆7600億円(前年度比18・6%減)、民間投資が26兆9400億円(同6・6%増)となる見通し。建築投資は24兆7100億円(同3・9%増)と2年ぶりに増加、土木投資は15兆9900億円(同13・0%減)。2009年度の建設投資は前年度比11・5%減の42兆1700億円となる見込み。うち政府投資は16兆9000億円(同4・3%増)、民間投資は25兆2700億円(同19・6%減)と見込まれる。建築投資が23兆7900億円(同16・4%減)、土木投資が18兆3800億円(同4・3%減)となる見込みだ。1996年度に約83兆円あった建設投資は、その後減少傾向をたどり、2007年度、2008年度と47兆円程度で横ばいだったものの、2009年度から落ち込み出した。






 

住宅エコポイント申請の取次店説明会


◇エコポイント申請の取次店説明会 全国でも開催を予定

住宅瑕疵(かし)担保責任保険法人のたてもの(東京都港区、松田幹彦社長)は6月22日、東京都港区の味覚糖UHA館で住宅エコポイント・新保険講習会を開催。住宅エコポイント・住宅瑕疵担保責任保険の取り次ぎ業務委託について説明した。住宅エコポイントの申請窓口になれるとあって、関東甲信越板硝子卸商業組合、全国板硝子商工協同組合連合会の関東地区の会員らが多数参加。熱心に耳を傾けた。






 

講師の木原幹夫板硝子協会調査役


◇第13回板ガラスフォーラム・セミナー「住宅エコポイントについて」〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)は6月18日、東京都新宿区の京王プラザホテルで開催された「第13回板ガラスフォーラム」で、住宅エコポイント制度についてのセミナーを開いた。講師の木原幹夫調査役が住宅エコポイントの経緯と住宅エコポイントのもたらすもの、その後に続くものについて解説。「窓リフォーム業態」の確立など、今後ガラス業界が取り組む必要のあることについて述べた。






 

プレート全面が面発光する


◇LED事業に参入 サッシに次ぐ第2の柱へ〈不二サッシ〉

不二サッシ(川崎市幸区、吉本直史社長)はこのほど、「面発光体LEDプレート」を開発。6月24日、LED事業に参入することを発表した。商品の開発から製造・販売・施工まで一貫して手掛ける。白熱電球に替わる照明としてLEDは急激に普及している。「面発光体LEDプレート」は、これまでのLEDモジュールとは構造が異なり、プレート全面が面発光する。吉本社長は「LEDを照明としてだけでなく、広い事業展開が可能だと考えている」と語り、照明器具だけでなく、新しい省エネ分野での活用を目指す。






 

後付け樹脂内窓「プラメイクE」


◇東京で新商品展示会 エコ、リフォーム商品など〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ(富山県高岡市、藤木正和社長)は6月24日、東京都大田区の東京流通センターで「三協立山アルミ2010新商品展示会」を開催した。住宅エコポイント対象商品のほか、エコやモダンデザインを取り入れた玄関ドア、住宅サッシなど80点以上を展示。同社の製品、販売の総合力をアピールした。






 

『防犯設計ハンドブック』を発刊


◇戸建ての防犯設計 ハンドブックを発刊〈社団法人日本サッシ協会〉

社団法人日本サッシ協会(杉本正和理事長)はこのほど、『防犯設計ハンドブック(戸建住宅編)』を発刊した。防犯研究の第一人者、樋村恭一大妻女子大学先生監修。内容は、年々深刻になる侵入盗の犯罪に対する住宅の対策と、住環境のプランニングについて。住宅侵入盗に対する防犯環境設計を進めていく上でのポイントなどを解説する。第1章「住宅犯罪を考える」、第2章「立地環境別犯罪対策のポイント」、第3章「防犯環境プランニング」。CP製品の紹介と、防犯に役立つ植栽一覧も掲載している。一部2000円。▽日本サッシ協会URL=http://www.jsma.or.jp





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