2010 6/20
藤本勝司日本板硝子社長(左)と松本巖会長
◇全国ひのまる会 リフォーム分野開拓重要 売り上げ拡大目指す〈日本板硝子〉
日本板硝子の取引店で組織する全国ひのまる会(松本巖会長、会員75社)は6月14日、東京都品川区のホテルラフォーレ東京で来賓に日本板硝子の藤本勝司社長、今西実執行役員日本事業部長らを招き、定時総会と記念講演会を開催。松本会長は「ひのまる会会員は過去30年の実績を生かし、やる気のあるチェーン店さんと共に、リフォーム分野の需要を開拓することが重要」と述べ、業界活性化へ向けた拡販を促した。藤本社長は「オンラインコーティング製品を順次日本市場へ投入する」と述べ、特徴ある高機能化へ選択肢の拡充を進める考えを示した。
◇出荷4ヵ月連続増 合わせ、複層も増加続く〈板硝子協会〉
板硝子協会は6月1日、2010年3月の板ガラス生産・出荷動向を発表。生産、出荷とも4カ月連続で前年同月実績を上回った。合わせガラス、強化ガラス、複層ガラスも、生産、出荷とも引き続き前年同月を上回った。 板ガラスの生産は191万7000換算箱、前年同月比12・7%増、出荷は205万9000換算箱、同26・3%増だった。板ガラスの生産は191万7000換算箱、前年同月比12・7%増、出荷は205万9000換算箱、同26・3%増だった。板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は15万換算箱、同28・5%減と再び減少。出荷は18万9000換算箱、同25・3%増と2カ月連続で増加した。フロート板・磨き板ガラスの生産は176万7000換算箱、同18・5%増。出荷は187万換算箱、同26・4%増。生産、出荷とも4カ月連続の増加だった。合わせガラスの生産は126万平方b、同74・0%増と5カ月連続の増加。出荷は137万6000平方b、同58・2%増と4カ月連続の増加。うち建築用は12万8000平方b、同16・4%増と5カ月連続で増加。強化ガラスの生産は270万2000平方b、同69・5%増と4カ月連続増加。出荷は292万1000平方b、同73・0%増と5カ月連続の増加。複層ガラスの生産は101万2000平方b、同19・2%増。出荷は99万6000平方b、同18・3%増。生産、出荷とも2カ月連続の増加。
「フォルティアU」の施工例
◇住宅樹脂サッシ刷新 33窓種 エコポイント対象〈新日軽〉
新日軽(東京都江東区、杉本正和社長)は、住宅用樹脂製断熱サッシ「フォルティア」をフルモデルチェンジし「フォルティアU」として5月10日から、関信越・北陸地域、同17日から北海道・東北地域で発売した。窓種を8種追加し、33種と豊富な品ぞろえになった。断熱性、防露性に優れ、遮音性も高い。次世代省エネ基準T〜X地域対応の住宅エコポイント対象品。ファインビュー縦滑り出し窓、アール形両開き窓、テラスタイプ両開き窓、オープンテラスドア、アール形Fix窓、2連滑り出し窓、3連滑り出し窓などを追加。住宅のデザインに合わせてコーディネートできる。外観はステン、ブラウン、ブラック、ホワイトの4色、内観はクリアバーチ、ライトバーチ、ホワイトの3色。外観がホワイトの場合は内観はホワイトだけ。ガードアーム、網戸などは別売り。
コンフォートCF
◇ビル用環境配慮サッシ 透明感ある意匠を実現〈不二サッシ〉
不二サッシ(川崎市幸区、吉本直史社長)は6月から、ビル用環境配慮サッシ「コンフォート」シリーズの「コンフォートCF」を発売した。眺望性、環境性、デザイン性を高め、防火設備機能を備える。可動障子の見付け寸法を25_に統一。方立て、無目の内外を細くし、室内側から可動障子のかまちが見えないようにした。透明感のあるシャープな意匠を実現する。ガラス溝幅は20_と36_。単板ガラス5_厚から空気層12_の複層ガラスまで使用できる。枠見込みは、防火設備に必要な最小寸法の70_を基本とした断面構成。障子断面と部品を共通化し、カーテンウオールに組み込むこともできる。 Fix窓、縦滑り出し窓、隠ぺい式突き出し排煙窓の3種。耐風圧性はS―6、気密性はA―4、水密性は1000、遮音性はT―2、断熱性はH―2(空気層12_複層ガラスの場合)。