2010 5/30
川村人志三協・立山ホールディングス会長(左)と藤木正和三協立山アルミ社長
◇代理店制を活性化 完成品供給体制整える〈三協・立山ホールディングス〉
三協・立山ホールディングス(富山県高岡市、要明英雄社長)は5月20日、東京都港区の明治記念館で記者懇談会を開催。同社グループ事業の展望と方向性について説明した。川村人志会長は「ガラスとサッシの性能表示が窓に一本化され、ビジネスモデルが大きく変わるだろうが、当社の強みである代理店制度をしっかりと活性化させて、新たなビジネスモデルに対応していく」と意気込みを示した。川村会長、駒方米弘専務、藤木正和三協立山アルミ社長がそれぞれ説明した。
、樹脂製内窓「インプラス」の施工例
◇4月の売上が5倍に 夏の省エネに内窓効果的〈トステム〉
トステムの内窓「インプラス」は、2010年4月の売り上げが前年同月比約5倍となるなど好調だ。住宅エコポイントの対象商品となっており、1窓当たり最大1万8000が付与される。戸建て住宅でもマンションでも設置可能で、1窓当たり約1時間という短時間で住みながら手軽に工事ができ、結露対策や断熱・防音に効果的といった特長が人気のようだ。同社は夏の暑さ対策として有効な内窓の効果などを「インプラス」リポートとして発表した。
◇窓の断熱性能表示 「窓」表示に一本化
2008年4月施行の「住宅の窓を製造し、加工し、または輸入する事業を行う者が当該窓の断熱性に係る品質の一般消費者への情報提供のための表示に関し講ずべき措置に関する指針」(窓の断熱性能表示制度)が改正され、5月24日に公布された。施行は2011年4月1日。現行の窓、ガラス、サッシの断熱性能表示のうち、ガラスとサッシを廃止、窓表示に一本化する。全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)が5月21日に開催した理事会の前に、小野正経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課企画官が同制度改正について説明した。
◇GBがエコP対象 「外窓交換」に登録〈日本電気硝子〉
日本電気硝子の「NEGガラスブロック」が住宅エコポイントの対象製品に登録された(住宅エコポイント事務局の対象製品一覧「外窓交換」の製造・輸入事業者名は電気硝子建材)。ガラスブロックは「エコリフォーム」の窓断熱改修のうち、「外窓交換」に登録された。対象製品は、ガラスブロック標準工法、「ハウスパネル」「ユニットパネル」。製品名は「NEGガラスブロック115」(サイズ115×115×80_)、「NEGガラスブロック145」(同145×145×95_)、「NEGガラスブロック190」(同190×190×95_)、「NEGガラスブロック300」(同300×300×95_)、「NEGガラスブロックHP」(同145×145×50_)。省エネ基準対象地域はW・X地域。改修窓のサッシの材質は問わない。対象条件は熱貫流率4・0h毎平方b毎ケルビン。