2010 5/23
  

◇窓の主役はガラス オンラインコーティング重視〈日本板硝子〉

住宅エコポイント制度を追い風に窓リフォームの動きが徐々に本格化してきた。ガラスの高機能化の定着とともにLow―Eガラスの普及に拍車が掛かる。窓の性能表示の一本化も始まる。日本板硝子は同社系流通の販売店組織「ひのまるチェーン」と一体になって機能ガラスの販売を加速させる。そのための販売組織の改変として、4月から日本板硝子ビルディングプロダクツを東日本・西日本の2支社制から、東京・名古屋・大阪・九州の4支店制とした。「オンラインLow―Eコーティングガラスを核にした商品開発に一層注力し、窓の主役はガラス」との考えを持つ廣田徹BP事業部門日本事業部営業統括部長に今後の展開について聞いた。






 

南正助理事長


◇環境マイスター集会 府環境部と連携〈大阪府板硝子商工業協同組合〉

大阪府板硝子商工業協同組合(南正助理事長)は5月13日、大阪市中央区の大阪板硝子会館で環境マイスター認定取得者を対象にした集会を開催した。「環境マイスター」は全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、南正助会長)が同制度の企画・運営を行うNPO法人環境市民の認定によって推進する事業(環境省後援)。今年2月に2日間にわたって実施した全硝連近畿地区の環境マイスター研修会と認定試験で99人が認定証を取得した。同協組では43人が認定を得た。南理事長は「目的は私たちが扱っているエコガラスや内窓をいかに消費者の方々に知ってもらい理解していただき、購入していただくかということにある。大事なのはわれわれの扱っている商品を安心して買っていただくこと。そういう姿勢でなければ、お客さまの信用は得られない。国や大阪府が地球温暖化防止の施策を行っているが、連携しながら一緒に施主さんとお話しする機会をより多く持てるようにしたい」とあいさつした。






 

画像イメージ


◇ビスタ・7に対応 エクセル出力機能追加〈共同コンピューター〉

共同コンピュータ(名古屋市中区、052・961・3370=中部営業所)はガラス工事見積書作成システム「硝子物語」の最新版を発売した。OSはウィンドウズXPに加えて同ビスタ、同7に対応。継続更新して使用しているユーザーは最新版に無料でバージョンアップできる。製品ラインアップを一新。これまで「標準版」「eco」「Myセルフ」「LAN対応版」を展開していたが、「『硝子物語』本体+オプションの選択」に一本化。用途や予算に合わせて必要な機能を選べる。オプションは「Excel出力」「LAN接続」「原価管理」。後から追加することもできる。






 

◇住宅樹脂サッシ刷新 エコP対象 窓種の追加など〈新日軽〉

新日軽(東京都江東区、杉本正和社長)は次世代省エネ基準T〜X地域に対応する住宅用樹脂製断熱サッシ「フォルティア」を刷新。「フォルティアU」として5月10日関信越・北陸地域で、同17日北海道・東北地域で発売した。オープンテラスドア、滑り出し窓など8種を追加。外観は4色、内観は3色がある。住宅エコポイント対象商品。 一般複層ガラスまたは高断熱複層ガラスを装備した組み立て完成品。アルミサッシに比べて暖房費を約64%節約できる。  引き違い窓(半外付け、同大壁和室用、外付け)、装飾窓(縦滑り出し、ファインビュー縦滑り出し、滑り出し、両開き、同アール形、オープンテラスドア、Fix、同アール形など)、出窓用サッシ、勝手口ドア、テラスドアがある。上げ下げ窓用連窓方立て、ガードアーム、網戸は別売り。





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