2010 3/21
  

左から杉本正和新日軽社長、石山喬日本軽金属社長、住生活グループの潮田洋一郎会長、杉野正博社長


◇新日軽を完全子会社化 シナジー効果期待 新日軽ブランドは継続〈住生活グループ〉

日本軽金属(石山喬社長)の子会社である新日軽(杉本正和社長)の株式取得(子会社化)について交渉を進めていた住生活グループ(杉野正博社長)は3月9日、新日軽の全株式を取得する株式譲渡契約を締結。同日、東京都中央区の鉄鋼会館で日本軽金属、新日軽とともに発表した。住生活グループの潮田洋一郎会長、杉野社長、日本軽金属の石山社長、新日軽の杉本社長が出席し、子会社化の経緯、今後の両社の製造、販売体制などを述べた。取得後の新日軽は社員約3300人となり、新日軽ブランドは継続する。




 

◇梅田にコラボSR 7月オ−プン大都市圏で初〈TOTO、大建工業、YKKAP〉

TOTO、大建工業、YKKAPのTDY3社は7月30日、大阪市北区の梅田阪急ビル・オフィスタワーに、大都市圏初のコラボレーションショールームを開設する。1日約250万人の乗降客がある梅田駅の中心部に開設するこのショールームを関西のランドマークと位置付け、3社のコーポレートブランドの情報を発信していく拠点とする。3社共同提案の「グリーンリモデル」などを提案する3社による空間提案、水回り、居室、玄関回り、窓回りなど家の部位別提案、企業メッセージゾーンのほか、共同イベント開催など、コラボレーションを意識した展示になる。各社の特徴や独自性を生かしながら、融合した1つの大きなショールームとしてリモデルの最新情報を提案する。






 

新しく社長に就任する大竹俊夫氏


◇社長に大竹俊夫氏 潮田社長は会長兼CEO〈トステム〉

トステム(東京都江東区)は3月9日、トステム住宅研究所社長で、同社取締役副社長執行役員兼COOの大竹俊夫氏が4月1日付で社長兼COOに就任すると発表した。潮田洋一郎社長は引き続き取締役会長兼CEOを務める。大竹 俊夫氏(おおたけ・としお)1969年3月東京理科大工学部卒、同4月東洋サッシ(現トステム)入社。97年6月トステム取締役営業統轄本部リビング建材統轄部長、99年6月取締役執行役員生産本部リビング建材統轄部長、2001年10月取締役執行役員リビング建材事業部長、06年6月常務取締役建材商品事業本部長、07年5月トステム住宅研究所代表取締役社長、アイフルホームテクノロジー(現トステム住宅研究所アイフルホームカンパニー)代表取締役社長兼取締役会長、08年6月トステム取締役、09年1月取締役副社長執行役員、同7月同取締役副社長執行役員兼COO、10年4月代表取締役取締役社長兼COO代表執行役員(予定)。東京都出身。64歳。






 

多機能目隠し「パネルサンシャインウォール」


◇多機能目隠しパネル 面格子に簡単取り付け〈森村金属〉

森村金属(大阪府東大阪市、森村泰明社長、072・962・7321)は今ある面格子に取り付ける窓の目隠しパネル「サンシャインウォール」を発売した。アルミパンチングパネルとポリカーボネート樹脂製パネルの複合構造で、目隠しと採光・通風・日よけ機能を同時に満たす。工具を使わず簡単に取り付けられ、販売価格を抑えた。外からの視線を気にせず窓を開けたいというニーズに対応する。アルミパンチングパネルと曲げ加工を施した樹脂パネルの組み合わせでシルエットの映り込みを軽減。風呂場やトイレの換気が外部の視線を気にせずできる。パンチング穴から入る光が樹脂パネルで拡散するため室内は暗くならず、直射日光や西日を遮りながら通風が可能。照明やエアコンの電気代を節約できる。室内からは樹脂パネルのスリット部分から外部を確認できる。シンプルなデザインで建物外観の意匠を損なわない。フラット形状で清掃が容易。防犯性も向上する。






 

土日の休みだけの取り換え作業となった


◇エコな庁舎に変身 窓すべて真空ガラス採用〈三鷹市役所〉

国を挙げて地球温暖化対策が注目されている中、三鷹市(東京都、清原慶子市長)は市役所庁舎を改修する「スーパーエコ庁舎推進事業」の一環として、5階建ての本庁舎の窓ガラス(単板)を真空ガラス「スペーシアSTU」に取り換えるほか、太陽光パネルの設置、中庭の芝生化など、複合的なエコ改修事業を進め、本年度内(3月末)に完成させる。同事業は2009年の東京都の「地球温暖化対策等推進のための区市町村補助金」に採択され、総事業費の全額(約1億円)が都から交付決定された。受注したのは、真空ガラスとサッシの一部取り換え(自然換気窓)、ベランダ壁面設置の太陽光発電パネルが三協立山アルミ(ビル建材本部STER事業部)、中庭の芝生化は麻生園。



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