2010 3/14
  

即時交換申請書(振込口座登録用もある)宴潟tォーム用「工事証明書」


◇住宅エコポイント 発行・交換申請始まる 施工者の代理申請可能

住宅エコポイントのポイントの申請受け付けが3月8日から始まった。ポイントを取得するには、申請者が住宅エコポイント事務局に所定の申請書と工事が行われたことを証明する書類などを提出する。ポイントの申請は住宅の所有者だけでなく、工事施工者による代理申請もできる。申請書は申請窓口で入手できるが、住宅エコポイントの公式ホームページ(http://jutaku.eco-points.jp)からダウンロードもできる。 ポイントを取得するには、工事完了を待って、申請書と添付書類を一緒に提出する。添付書類は@必要な省エネ性能を満たしていることを証明する書類A工事が行われたことを証明する書類B申請者の本人確認書類。申請方法は全国の申請窓口に持参、住宅エコポイント事務局へ郵送のいずれか。即時交換の場合は申請窓口への持参だけ。申請書への記入と同時に、交換する商品を選ぶことができ、ポイント交換申請情報欄に記入する。内容を確認したら申請書の署名欄にサインする。申請書類を住宅エコポイント事務局が審査した後、ポイントが発行され、申請者あてにポイント通知はがきが届く。事務局は交換商品提供事業者に発注し商品が発送される。ポイントが残っている場合は、再度、商品交換を申請できる。




 

◇エコポイント申請書の記入講習会 全国10会場で21回開く

政府は3月8日からポイントの発行・交換の受け付けが始まった住宅エコポイントの申請書の記入方法などについて説明する講習会を開催する。3月15日広島を皮切りに全国10会場で21回開く。消費者、事業者を問わず参加でき、参加は無料。開催日の3日前までに、電話(0120・113・150)または申込用紙をファクス(0120・220・586)で送付して申し込む。事前申し込みがない場合でも受講することはできる。講習内容は住宅エコポイントの発行や商品などへの交換の申請書の記入方法。ほかに住宅瑕疵(かし)担保履行法に基づくリフォーム保険なども説明する。講師は国土交通省の担当官。






 

経営方針を説明する吉田忠裕社長


◇窓リフォーム強化 埼玉窓工事は6月着工〈YKK AP〉

YKKAP(東京都千代田区)の田忠裕社長は3月2日、東京都千代田区の大手町ファーストスクエアビルで開いた経営方針説明会で、製造供給拠点再編など構造改革の早期化に努め、特別強化分野として窓リフォームプロジェクトを立ち上げ、内窓を中心としたリフォームの強化を図ると発表した。YKKグループは09年度が初年度の第3次中期経営計画は「事業価値の確立」「ブランド価値の確立」を経営方針に掲げ、ファスニング、建材、工機の各事業とグループ本社がそれぞれ課題に取り組んでいる。 YKKグループは、国内会社は3月、海外会社は12月を決算期としてきたが、10年度から会計期間を国内外とも4〜3月に統一。09年度は国内が12カ月間、海外は09年1〜12月に10年1〜3月を加えた15カ月間の数値が対外的な公表数値となり、連結の売上高は5537億円、営業利益は148億円、純利益は17億円を見込む。12カ月期間での業績数値は、売上高は5098億円、08年より1036億円減少。営業利益は、製造コストの合理化などによって298億円の増益効果があったものの、販売の落ち込みによる影響を補い切れず103億円となり、前年より139億円の減少を見込む。最終純損益は4億円の損失を見込む。




 

◇出荷3年連続減 合わせ建築用は7.4%減〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)は3月1日、2009年の板ガラス生産・出荷動向をまとめた。生産は1925万8000換算箱、前年比17・6%減で5年連続の減少。出荷は2119万9000換算箱、同23・8%減と3年連続の減少だった。 板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は210万6000換算箱、同21・9%減。出荷は228万5000換算箱、同5・7%減。生産・出荷とも5年連続の減少だった。フロート板・磨き板ガラスの生産は1715万2000換算箱、同17・0%減で5年連続の減少。出荷は1891万6000換算箱、同25・5%減と3年連続の減少となった。合わせガラスの生産は1258万2000平方b、同25・7%減。出荷は1233万2000平方b、同25・8%減。生産・出荷とも3年連続で減少した。出荷のうち建築用は171万3000平方b、同7・4%減。強化ガラスの生産は2491万5000平方b、同29・5%減。複層ガラスの生産は1189万平方b、同12・8%減。出荷は1180万8000平方b、同16・1%減。生産・出荷とも3年連続で減少した。




 

◇新築申請をサポート エコポイント 図書の作成代行〈トステム〉

トステム(東京都江東区、潮田洋一郎社長)は3月から、全国のビルダーを対象に、住宅エコポイントの申請に必要な図書作成を支援するサービスを開始。併せて、金利引き下げ幅の拡大が決定した「フラット35S」の申請サポートもスタートした。同社は以前から全国のビルダーを対象に住宅性能評価や長期優良住宅認定などの申請をサポートしてきた。そうしたノウハウを生かして、専門スタッフが申請に必要な図書の作成や申請方法などについてサポートする。「住宅版エコポイント申請サポート」は、同社の専門スタッフが申請書の作成と、登録性能評価機関への「エコポイント対象住宅証明書」発行申し込みを代行する。「エコポイント対象住宅証明書」を代理受領し、ビルダーに届ける。ほかに、次世代省エネ基準についてのアドバイスと仕様提案も行う。対象住宅は、新築木造軸組み工法の戸建て住宅。延べ床面積150平方b未満が9万4500円、同150平方b以上が11万8125円。






 

「プラメイクE」


◇内・中間・外でエコ窓 複層障子取り換え用など〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ(富山県高岡市、藤木正和社長)は既設の窓枠はそのままに単板ガラス障子を複層ガラス障子に交換できる「取り替え用複層障子」を2月15日(一部4月1日)、外壁工事が不要の外付けカバーサッシ「アルメイク」を同26日にそれぞれ発売。後付け樹脂内窓「プラメイクE」とともに住宅エコポイントの対象商品で、取り付け個所の状況に応じた「内・中間・外」のラインアップがそろった。既存の窓に付けるだけの簡単な施工で、断熱性の高い「エコ窓へのスピードチェンジ」を提案する。「プラメイクE」は今あるサッシの室内側に簡単に取り付けられ、断熱・防露・防音・防犯効果を高める。既設サッシとの間の中間空気層が外気と室内を遮断し、枠一体型の二重サッシと同程度の効果がある。複層ガラス仕様はより断熱効果が高く、冷暖房費を大幅に節約できる。窓1カ所当たり約1時間で取り付けられる。ダーク、ナチュラルバーチ、ホワイト、イエローマーブルの4色。






 

「板曲げ・com」画面


◇HPで板金加工注文 その場で製図・見積可能〈井上商事〉

アルミ外装建材製造・販売の井上商事(福井市、井上繁社長)はこのほど、アルミ・ステンレス板金加工品の注文をインターネットで受け付けるサイト「板曲げ・com」を開設。同社が培ってきた金属素材加工技術を生かし全国販売する。業種や個人・法人を問わず利用できる。画面に設定されたメニューに寸法や長さ、数量、色などを入力するだけで見積もり金額がその場で分かる。同時に製図描画をリアルタイムで表示するので、従来の手描き図面や打ち合わせは不要。コストと納期を抑え、最短2日間で発送できる。1つから量産まで、消費者の利用方法に合わせた注文対応が可能。32種の定型曲げリストから曲げる角数を選び、寸法、材料・色、板厚、数量などを入力すると見積もり金額が表示される。付属品も注文できる。注文には会員登録が必要。会員はFAXやCADデータ、注文履歴、見積もり済みの「マイリスト」からの注文が可能。リストにない多角曲げの見積もりは「自由曲げ見積書」をダウンロードし、印刷した用紙に曲げ図面と必要事項を記入し、FAXを送る。CADデータの見積もりは「CADデータアップロードページ」から行う。





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