2010 2/7
  

皿澤修一セントラル硝子社長(左)と室野吉雄中部セントラル会会長


◇マネジメント・スクール 家、会社をエコガラス 購買意欲かき立つPRを〈中部セントラル会〉

中部セントラル会(室野吉雄会長)は1月27日、名古屋市中区の名古屋観光ホテルで「第53回セントラル・マネジメント・スクール」を開催。セントラル硝子特約店取引先などから多数が出席した。室野会長は住宅版エコポイント制度について「1工事の売り上げは小さくても利幅はある。今年はこれに懸けて、業績を伸ばしてほしい」と呼び掛けた。皿澤修一セントラル硝子社長は「会社というのは従業員のためであると同時に、お客さんや株主、納入業者のためでもあり、一生懸命やって生き延びさせなければならない。来年も笑顔で会えるように感謝の念で経営していきたい」とあいさつした。2部構成で、1部はますい志保氏の講演会を開いた。ますい氏は銀座の会員制クラブ「ふたご屋」のママとして繁盛店を切り盛りする傍ら、作家としても数多くの著書を出版している。2003年に子宮がんと診断されるが、手術、治療の苦難を乗り越え復帰。闘病体験を基に「何事もあきらめてはいけない」というメッセージを伝える。




 

◇減少幅2ヵ月連続改善 建築用合わせ2けた増〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)は2月1日、2009年11月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスは生産、出荷とも前年同月実績を下回ったものの減少幅は2カ月連続で改善した。合わせガラスの出荷も回復傾向にあり、特に建築用は2けたの伸びを示した。複層ガラスの出荷も回復傾向にある。板ガラスの生産は198万7000換算箱、前年同月比7・7%減と13カ月連続で減少。出荷は201万9000換算箱、同2・7%減で16カ月連続の減少だった。うち普通板・型板ガラスの生産は19万換算箱、同8・2%減と7カ月連続の減少。出荷は18万5000換算箱、同1・2%増で4カ月連続増加した。フロート板・磨き板ガラスの生産は179万7000換算箱、同7・6%減と12カ月連続の減少。出荷は183万5000換算箱、同3・1%減で16カ月連続で減少した。




 

◇28%減80万戸切る 各地区マンション大幅減〈国土交通省〉

国土交通省は1月29日、2009年の住宅着工統計と建築着工統計を発表した。新設住宅着工戸数は78万8410戸。2008年の109万3485戸から27・9%減となり、2年ぶりの減少となった。新設住宅着工床面積は6832万4000平方b、2008年の9076万8000平方bより24・7%減となり、こちらも2年ぶりの減少となった。新設住宅着工戸数のうち持ち家は28万4631戸、2008年比10・6%減、貸家は32万1469戸、同30・8%減、分譲住宅は16万8837戸、同43・7%減で、いずれも2年ぶりの減少となった。分譲住宅のうちマンションは7万6678戸、同58・0%減で2年ぶりに減少、戸建て住宅は9万1255戸、同21・2%減で、3年連続の減少となった。






 
  

潮田洋一郎会長(左)と説明する杉野正博社長


◇09年4〜12月業績と経営戦略 純損失44億円を計上 新ブランド・新会社設立〈住生活グループ〉

住生活グループ(東京都中央区、杉野正博社長)は2月1日、本社で記者会見を開催し2009年4〜12月期決算を発表。杉野社長が決算と経営戦略を説明した。連結の売上高は7238億6200万円、2008年同期比8・7%減。営業利益は217億600万円、同11・3%減、経常利益は242億1700万円、同12・7%増、純損益は44億3000万円の損失となった。コスト削減や販管費の圧縮に努めたものの減収営業減益。経常利益は為替差損やデリバティブ評価損益など営業外収支が好転したことで増益となった。






 

「セレナ47」(左)「彩樹48」多彩な住宅スタイルに対応できるようになった


◇玄関引き戸に追加 洋風2種と和風木調2種〈三協立山アルミ〉

三協立山アルミ(富山県高岡市、藤木正和社長)は1月18日、玄関引き戸の洋風シリーズ「セレナ」、和風木調シリーズ「彩樹(さいじゅ)」に新デザインを追加。多様な住宅スタイルに対応できるようになった。「セレナ」はアルミの素材感が洗練された印象の洋式。洋風住宅のトラディショナルからモダンスタイルまで幅広くマッチする。デザイン「47」「48」の追加で12種になった。引き違い戸2枚建て。「彩樹」は伝統や趣を現代の住まいへとシフトさせた木調柄と多彩なデザインが特長。伝統和風から新和風まで、和の趣を心地よく表現する。デザイン「47寄たて太」「48二色横格子」を追加したことで16種になった。引き違い戸2枚建てと4枚建てがある。






 

「エアープロット」を説明する松井社長


◇白金触媒と光媒体 花粉症などに有効〈ゼンワールド〉

ゼンワールド(静岡市駿河区、松井延之社長)は2月2日から3日間、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催された、国内最大級のベンチャーマッチングイベント「ベンチャーフェア・ジャパン2010」に出展。独自開発した白金担持超光触媒「エアープロット」をPRした。「エアープロット」は、白金触媒と光触媒、太陽エネルギーを利用する。液体で、窓ガラスに塗布すると、太陽エネルギーによって触媒効果を発揮。空気中に舞っている有機化合物を分解・除去するので、花粉症、シックハウス、ぜん息、アトピー性皮膚炎などに有効。ガラスに塗布しても、ガラスの透明感は塗布していないガラスと比べ変わりがない。触媒は窓ガラス上で行うので人体に悪影響はない。1度塗布すれば、効果は7年間持続する。「花粉症で困っている人は、ぜひ『エアープロット』を窓ガラスに塗布することを勧める」と松本社長は語る。





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