2010 1/24
  

ビックカメラの店舗で「プラマードU」の予約販売を開始=ラゾーナ川崎店


◇ビックカメラと協力 対象の省エネ内窓普及へ〈YKK AP〉

YKKAP(東京都千代田区、田忠裕社長)は1月15日、ビックカメラ(東京都豊島区、宮嶋宏幸社長)と、住宅版エコポイントの対象予定商品となる樹脂製内窓「プラマードU」の普及促進を目的とした協力協定を締結した。住宅の省エネ化を考える上で重要なテーマとなっている「窓」の性能向上につながる内窓の普及促進を図る。内窓の設置は、住宅版エコポイント制度のエコリフォームの1つとして大きな注目を集めている。




 

◇住宅版エコポイント実施へ 制度の概要を発表

住宅版エコポイント制度は、2009年度第2次補正予算の成立が前提になる。正式には国会での審議を踏まえ、制度として創設されるため、内容の変更もあり得る。エコポイントの発行対象となる工事は「エコリフォーム」と「エコ住宅の新築」に分けられる。「エコリフォーム」には@窓の断熱改修A外壁、屋根・天井または床の断熱改修Bバリアフリー改修があるが、ガラス・サッシ販売業者に関連が深い、窓の断熱改修に焦点を当てて制度概要を紹介する。






 

新グループブランド「LIXIL」を示す潮田洋一郎会長(左)と杉野正博社長


◇太陽光発電に参入 グループブランド一新〈住生活グループ〉

住生活グループ(杉野正博社長)は1月18日、太陽光発電システム事業への参入と、トステム(潮田洋一郎社長)の工場の遊休地を利用し、電力会社を除いて国内最大級の太陽光発電施設の建設計画を発表。トステムとINAXのグループブランドを一新し、新グループブランド「LIXIL(リクシル)」の導入も表明した。潮田洋一郎会長は「太陽光発電システムの販売をきっかけに今年から新しいグループのブランドを導入することにした」と語った。






 

石村和彦社長がゲスト出演した=BSジャパンの放送画面から


◇石村和彦社長がTV出演 「難しいを解いて先開ける」〈旭硝子〉

旭硝子の石村和彦社長が1月10日、17日の午後11時〜11時30分にBSジャパンで放映された番組「小谷真生子のKANDAN」に出演した。同番組は、ゲストの経済・産業界のトップと、小谷真生子キャスターとの対談。オフィスなどに小谷氏が訪れ、仕事、人生、経営哲学、健康、趣味などについて、ゲストの話を聞く。 番組では同社の歴史を紹介。同社は、国内で初めて板ガラスの量産に成功。吹きざおによる製造から100年以上、技術革新に挑んで機械化を進めてきた。現在はプラズマディスプレー用薄型ガラス、建築用板ガラス、自動車用ガラスで世界シェアナンバーワンを誇るメーカーで、「太陽電池用ガラスなど環境問題を見据えた開発も行っている」と紹介された。地球温暖化問題への取り組みとして、製造エネルギーの半減につながる新技術「気中溶解」の研究、エコガラスなども紹介された。






 

「キャラメルウッド」色施工例


◇引き違いに複層タイプ 内窓に追加 新色も加えて6色〈トステム〉

トステム(東京都江東区、潮田洋一郎社長)は1月1日、家のさまざまな問題を緩和する防音・断熱樹脂製内窓「インプラス」の引き違い窓タイプに複層ガラス用障子、ガラス組み込み完成品に遮熱高断熱複層ガラスと高断熱複層ガラスを追加。全タイプに新色「キャラメルウッド」を加えた。「インプラス」は現在売り上げを伸ばしている同社の人気商品。  引き違い窓は従来、アタッチメントで複層ガラスを組み込んでいたが、複層ガラス用障子はアタッチメントが不要。かまちデザインを既存の窓とそろえることができる。ガラスの面積が大きくなり室内が明るくなる。販売店のサッシ組み立てが簡単になった。






 

新商品「THUロボコンドア」について説明する橋田寛社長


◇施工込みで10万円 家庭用の折れ戸自動ドア〈橋田技研工業〉

橋田技研工業(大阪市平野区、橋田寛社長、06・6791・7000)は1月9日、本社で同社オリジナルの家庭用自動ドア「THUロボコンドア」の商品説明会を開催した。同社はビル用、店舗用、産業用に続く新しい市場として、既存の一般住宅用の開拓を狙う。発売時期は2月で、家庭でも購入してもらえる価格として、施工費込みで10万円という低価格を実現した。国内だけでなく、海外展開も視野に入れている。自動ドア業界は建築、店舗、工場などの新規物件が減少し、販売台数は減少している。





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