2009 10/25
  

◇【YKK AP 堀秀充事業本部長に聞く】収益まで考える 客との信頼関係大事に

住宅、ビルともに一段と厳しさを加える建築市場。ガラス、サッシのメーカー各社はここに来て、新戦略を検討している。YKKAP(東京都千代田区、田忠裕社長)は今年4月から、国内建材事業の構造改革を目的として3本部制を打ち出し注目されている。事業本部長に就任した堀秀充取締役上席常務に、事業本部体制の目的、窓事業部、住宅建材事業部、ビル建材事業部の在り方、窓リフォームを含めた同社の建材事業の方向などを聞いた。




 

◇板ガラス出荷30%減 12ヵ月連続で下回る〈板硝子協会〉

板硝子協会(皿澤修一会長)は10月1日、2009年7月の板ガラスの生産・出荷動向を発表。板ガラスは生産・出荷とも前年同月実績を大きく下回った。  板ガラスの生産は157万4000換算箱、前年同月比22・9%減と9カ月連続で減少。出荷は186万換算箱、同30・1%減となり、12カ月連続の減少だった。  板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は15万1000換算箱、同40・2%減と3カ月連続の減少だった。出荷は20万1000換算箱、同4・8%減と38カ月連続の減少だった。フロート板・磨き板ガラスの生産は142万3000換算箱、同20・4%減で8カ月連続の減少。出荷は166万換算箱、同32・3%減と12カ月連続の減少だった。






 

左から旭硝子財団の鮫島俊一専務理事、瀬谷博道理事長、受賞者の宇沢弘文教授、ニコラス・スターン教授


◇ブループラネット賞 宇沢弘文教授、ニコラス・スターン教授 受賞会見〈旭硝子財団〉

旭硝子財団(瀬谷博道理事長)は10月20日、東京都千代田区の経団連会館で「2009年ブループラネット賞」受賞者記者会見を開いた。今年は地球温暖化などの環境問題に対処する理論的な枠組みとして、社会的共通資本の概念を早くから提唱した宇沢弘文東京大学名誉教授と、最新の科学や経済学を駆使した気候変動の経済的・社会的な影響と対策を「気候変動の経済学」として報告し、明確な温暖化対策ポリシーの提供によって世界的に大きな影響を与えたニコラス・スターン卿(英国、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授)を受賞者に決定。同21日の表彰式で受賞者にはそれぞれ賞状・トロフィー、副賞賞金5000万円を贈った。会見には瀬谷理事長と鮫島俊一専務理事が同席した。






 

「フェイス」シリーズが一目で分かる


◇HPもリニューアル〈新日軽〉

新日軽(東京都江東区、中嶋豪社長)は、10月1日、ホームページのトップページをリニューアルした。施主向けと建築・設計関係者向けの入り口を分け、それぞれに適した情報をスムーズに提供するサイトを構築。「フェイス」のトップページでは、フラッシュを使用し、「プレシャスステージ」を効果的に表現し利用者を引きつける。  ▽URL=http://www.shinnikkei.co.jp/products/housing/face/index.html










 

円形状のUVランプ「ラウンドミニ」


◇円形のUVランプ 廉価版、他社品にも〈グラスウエルドジャパン〉

自動車ガラス補修用商品輸入販売のグラスウエルドジャパン(京都市北区、中谷克巳社長、075・721・5789)はリペア作業用の円形型UVランプ「ラウンドミニ」を11月から発売する。レジンを短時間で硬化できる従来品「プロ・キュア」と同等の機能を持つ廉価タイプ。内径55_で、同社のほか、ほとんどの他社製品にも対応する。2万5000円。  円形状のUVランプは100、9hの高出力。紫外線を360度から照射するため、仮硬め、本硬めが各1分間で可能。





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