2009 4/12
2008年度エコリグラスカップの表彰式(左は総合賞1位のあけぼの通商)
◇「リグラス」に追い風 自力で需要勝ち取る〈AGCグラスプロダクツ〉
AGCグラスプロダクツ (市川公一社長) は4月7日、 東京都千代田区のホテル・メトロポリタンエドモンドで 「いいまどショップリグラス」 の2009年度ゴールドステータス認定式とエコリグラスカップ2008の表彰式を開いた。 「ガラスを変えると暮らしが変わる」 を理念に、 住まいのガラスを高機能ガラスにリフォームする 「リグラス」 を積極的に提案する未来型ショップがリグラス店。 提案商品に今年、 遮熱・断熱・結露対策の省エネ商品として、 アタッチメント付き高断熱アルゴンガス入りエコガラス (Low―E複層ガラス) 「ペヤプラス」 を加え、 幅広い窓のリフォーム需要に応える。
三協立山アルミの社長に内定した藤木正和氏
◇三協立山社長に藤木氏 三協・立山グループ1000人削減など改革〈三協・立山ホールディングス〉
三協・立山ホールディングス (要明英雄社長) は4月7日、 2011年5月期に155億円の効果を目指すグループ構造改革施策として、 主要子会社の経営体制刷新などを決めた。 三協立山アルミの要明英雄会長は取締役相談役に退き、 川村人志社長は代表権のない会長に就任する。 後任の社長には藤木正和三協マテリアル社長の就任を内定した。 5月に開催する三協立山アルミの臨時株主総会で正式に決定する。 三協マテリアルの社長には蒲原彰三取締役が昇格する。 就任はいずれも6月1日付。
森重樹氏
◇国内建築用販売を分割 日本板硝子ビルディングプロダクツ承認〈日本板硝子〉
日本板硝子 (スチュアート・チェンバース社長) は4月1日、 国内建築用ガラス販売部門を会社分割、 同社グループの日本板硝子ビルディングプロダクツ (森重樹社長) が承継した。 日本板硝子ビルディングプロダクツは併せて、 同日付で日本板硝子関東販売から会社分割した群馬製造部を承継した。森日本板硝子ビルディングプロダクツ社長は「世界第二位のガラスメーカーNSGグループの日本国内建築用ガラス事業を統合し誕生した。
◇板ガラス出荷36.9%減 09年1月加工ガラスも減少〈板硝子協会〉
板硝子協会(藤本勝司会長)は4月1日、2009年1月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は3カ月連続、出荷は6カ月連続で前年同月を下回った。合わせガラスと強化ガラスの生産・出荷の大幅な減少は自動車生産台数の大幅減少が響いた。板ガラスの生産は153万9,000換算箱、前年同月比15・1%減、出荷は156万4,000換算箱、同36・9%減だった。板ガラスのうち普通板・型板ガラスの生産は18万9,000換算箱、同20・3%減で、3カ月連続の減少。出荷は19万換算箱、同27・2%減で、4カ月連続の減少だった。フロート板・磨き板ガラスの生産は134万9,000換算箱、同14・4%減で、2カ月連続の減少。出荷は137万4,000換算箱、同38・0%減で、6カ月連続の減少だった。
耐震補強壁工法「壁王」のサンプル
◇住みながら耐震工事 外壁仕上材が耐力面材に〈旭トステム外装〉
旭トステム外装(東京都江東区、真田進也社長)はこのほど、外壁リフォームと耐震補強が同時にできる耐震補強壁工法「壁王(へきおう)」を開発。4月20日から全国の既存の木造住宅向けに提案していく。それに先駆けて同15日に東京都江東区のトステム本社で記者発表会を開催。真田社長、石川利博商品開発部長、小野実営業部長が同商品について説明した。「壁王」は国土交通省の「住宅・建築先導技術開発助成事業」に採択されて開発。業界で初めて公的技術評価を取得した、外装仕上げ材による耐震補強工法。販売目標(材料だけ)は、初年度は2億円、3年後は15億円。
展示物がきれいに見える
◇ガラス重なりなし 展示物入れ替え容易〈スリーナイン島野〉
陳列装飾金物、ガラス付属金物など各種建築・家具金物製造・販売のスリーナイン島野(大阪市西区、島野秀行社長、06・6531・9423)は、ガラス戸用レールのラインアップが豊富。スムーズに開閉できる直立レールや段差のないカウンターレール、上つり式のつり戸レールなど、一般消費者の声を反映した製品を開発している。昨年発売した大型ガラス引き戸レール「エクストレイト」はガラスを前後に移動できる業界初の新機構を採用。ガラスの重なりがなく、展示物をきれいに見せる。