2009 2/8

◇フロート生産能力を削減へ 世界で拠点を再編 リストラも220億円規模で〈NSG〉

日本板硝子(スチュアート・チェンバース社長)は1月29の削減B投資計画の見直しを柱とする日本板硝子(NSG)グループの収益改善と事業効率向上施策を発表した。リストラクチャリングに要する費用は約220億円を想定、全世界のフロート生産能力を削減、人員を15%(5,800百人)削減する。経済の悪化に対応し、2011年3月期からの利益成長を再確立することが目的。併せて2009年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。




 

◇第52回セントラル・マネジメント・スクール 機能商品で仕事つくる〈中部セントラル会〉

中部セントラル会(板倉四郎会長)は1月28日、名古屋市中区の名古屋観光ホテルで「第52回セントラル・マネジメント・スクール」を開催。セントラル硝子特約店取引先などから多数が出席した。板倉会長はあいさつの中で「お客さまを回っていれば仕事があった時代は終わった。今まで培ってきたデータやわれわれの持っている商品をフルに活用して、需要を掘り起こしていかないといけない」と述べ、高機能商品を提案、企画することで仕事をつくらなければならないと呼び掛けた。






 

指で触れてもけがをしない


◇耐衝撃性強い安全鏡 保育園など相次ぎ採用 裏面にステン薄板〈平林〉

平林(横浜市鶴見区、板花浩二社長、045・501・3533)は、一般の鏡の裏板にステンレスの薄板を張り付けた安全鏡「USミラー」を2001年に開発。衝撃に強い鏡として、学校の体育館や教室、保育園、エレベーターなどに採用されている。「US」は、「ウルトラ・セーフティー」の頭文字を取った。耐衝撃性は強化ガラスを上回り割れにくい。実験では1040cの剛球が2bの高さから落下しても割れなかった。もし割れても破片が飛散せず、割れてひびが入った個所を指で触っても、指が引っ掛からない。






 

◇吹き抜け、階段室に 樹脂断熱サッシ高所用滑出し〈新日軽〉

新日軽(東京都江東区、中嶋豪社長)は、樹脂製断熱サッシ「フォルティア」に高所用滑り出し窓を追加。熱がこもりやすい吹き抜けや階段室などの高所の空気を効率的に換気できる。二月二日、北海道・東北・関信越地域に限定して発売した。電動タイプと手動タイプの2種。電動タイプはリモコンで、手動タイプはボールチェーンによる遠隔操作で簡単に開閉できる。Fix窓と組み合わせた段窓タイプもある。






 

「SE5006シーラント」


◇1成分形で高強度 防火戸用指定シール材〈東レ・ダウコーニング〉

東レ・ダウコーニング(東京都千代田区、小林愈社長)はこのほど、防火設備と特定防火設備の施工に適合したシーリング材「SE5006シーラント」を発売した。防火戸用指定シーリング材としては業界で初めて、高強度、高耐久を保持した一成分形の製品。日本シーリング材工業会(JSIA)が規定する発熱特性試験の基準値を満たし、防火戸用シーリング材として指定された。防火戸用シーリング材はJSIAが指定し、カーテンウォール・防火開口部協会に登録したもの。






 

「ダイナプロ」


◇電気不要のリペア アンテナ用テープも好評〈日硝ゴム〉

自動車ガラス補修用工具・副資材卸の日硝ゴム(大阪市浪速区、前田雅紀社長、06・6561・8715)は、手動式ガラスリペア用工具「ダイナプロ」を販売している。電動ポンプを必要としないため電源が不要で、作業場所を選ばない。簡単な操作で破損部の空気を抜き、真空状態のままレジンを傷の先端まで注入できる。ポンプ式の吸盤と一体化してあるのでガラス面にしっかりと固定でき、安定した作業ができる。専用のUVレジンも販売。大容量の1オンス(約28_g)入り。







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