2009 1/11・18
  

関東セントラル会の新年互礼会


◇下からの適正価格で 情報集め力を蓄積〈関東セントラル会〉

関東セントラル会(池田和夫会長)は1月9日、東京都文京区の椿山荘で新春講演会と新年互礼会を開催。セントラル硝子特約店取引先各社、関連団体代表ら多数が出席した。池田会長は「上からの適当価格ではなく、下から積み上げた適正価格にしなければならない。業界全体でこの仕組みをつくることが一番大切」と極めて厳しい環境下でも適正価格に対する心構えの必要性を訴えた。皿澤修一セントラル硝子社長は「情報を瞬時に同じ所に集め、瞬時に対応することが必要だ。難しい年ではあるが、やりようはある」と述べた。41回目を迎えた新年互礼会は今年は内容を変更し、講演会を追加開催した。






 

「イルミネーションガラスブロック・カラーパレット」


◇イルミネーションGB 目地内LEDを個別制御〈電気硝子建材〉

電気硝子建材(大阪市淀川区、平井正男代表取締役)は1月から、ガラスブロックライティングシステム「イルミネーションガラスブロック・カラーパレット」を発売した。乾式工法で組んだガラスブロックパネルと、省電力で長寿命なLED光源が一体となったライティングシステム。ガラスブロックの空洞の目地部にLEDを仕込み、LEDが光を放つことでガラスブロックそのものが発光発色する。




 

ポリカシート・ブランド 「カーボグラス」に統一 今年1月1日から〈旭硝子〉

◇旭硝子(石村和彦社長)は、同社板ガラスカンパニーが発売するポリカーボネートシートのブランドを2009年1月1日から「ツインカーボ」と特殊品種を除きすべて「カーボグラス」に統一した。これまで同社のポリカシート製品は「レキサン」と「カーボグラス」のブランド二本立てで発売してきたが、付加価値商品の定着、さらに高機能化を進める目的も含め「カーボグラス」ブランドへの統一に踏み切った。






 

国内販売提携を結んだネックスフィル社の李代表理事と握手する根本社長(右)


◇透明遮熱フィルム 韓国ネックスフィル社製〈サイバーレップス〉

インド・ガルワレ社の窓用フィルムの総発売元、サイバーレップス(千葉県流山市、根本孝男社長)はこのほど、韓国・ネックスフィル社(李信淳代表理事)の代理権を取得。スパッタリング透明遮熱フィルムを中心に、ネックスフィル社製品を販売する。同社は既に、超格安のネックスフィル社製透明飛散防止フィルム「GS50K」(フィルム厚68b、幅は900_、1200_、1525_の3種)を販売しており、順調に実績を伸ばしている。




 

◇樹脂サッシメーカー5社 認定と異なる防火窓 96年販売から対象5500棟

樹脂サッシメーカーのエクセルシャノン、三協立山アルミ、新日軽、PSJ、H・R・D・シンガポールの5社は1月8日、防耐火個別認定を受けた仕様とは異なる仕様の樹脂サッシ(防耐火グレード)を製造販売していたことが判明したと発表した。不正に認定を受けた樹脂サッシが使われているのは全国で5500棟に上るという。エクセルシャノンはトクヤマの子会社で、トクヤマから2000年に樹脂サッシ事業を承継したシャノンが2008年に社名変更。トクヤマは95年に乙種防火戸(現・防火設備)認定を取得。96年から認定仕様と異なる仕様の樹脂サッシを販売していた。






 

ルーバー状態苑S閉時は前面フラット


◇網戸使用も防犯・採風 横引きルーバータイプ〈東工シャッター〉

東工シャッター(福井県江市、佐々木知也社長、0778・62・2231=建材グループ)は横引きタイプのルーバー開閉式雨戸「シェルマード」を販売している。雨戸を閉めた状態でもルーバーを開閉することができ、外部からの視線や侵入は遮りながら風や光を取り込める。窓は網戸のときが防犯上弱い点に着目。雨戸を閉めて室内側から施錠すれば、網戸の状態でも風や光を取り入れながら防犯が可能。夏季はエアコンの電気代節約につながり、「エコ」と防犯を両立させる。





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