2025 6/25
 

 

学生、NPO法人代表とのトークセッション


◇広報通じ業界再構築 物流課題への方向性探る〈第27回板ガラスフォーラム〉

板ガラス業界8団体共催の「第27回板ガラスフォーラム」が6月13日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催。経済産業省などの来賓・招待者や一般参加を含む約430人が参加した。「カーボンニュートラルの実現とSDGs社会への積極的貢献」をメインテーマとして2部構成で実施。第1部は「今後も繁栄を続けるため物流課題への対応」と題し、経産省や物流の専門家を講師に招き、「フィジカルインターネット」の実現に向けた取り組みや、ガラス業界の物流における課題、取り組みについて、業界全体での方向性を探る場とした。第2部は「未来志向でひらくガラス業界の可能性」と題し、学生、学生を支援するNPO法人代表、機能ガラス普及推進協議会事業部会広報分科会のメンバーによるトークセッションを実施した。









  

 

田中会長燕ラ沼日本板硝子社長


◇持続的成長につなげる 「四つのD」確実に推進〈全国ひのまる会〉

日本板硝子の取引店で組織する全国ひのまる会(田中廣会長)は3月12日、東京都港区の品川プリンスホテルで定時総会を開催。来賓に日本板硝子の細沼宗浩社長、森重樹会長、平健二郎常務執行役員建築ガラス事業部門アジア事業部長を招いた。細沼日本板硝子社長は、「昨年発表したNSGグループの戦略『企業としてのフェーズを変え、持続可能な社会の発展に不可欠な存在を目指す』の『四つのD』にぶれはない。戦略の柱である『四つのD』を確実に推進し、持続的成長につなげる」と強調した。











川瀬社長


◇同じ方向目指し戦う 車の両輪で積極展開を〈セントラル硝子プロダクツ特約店研修会〉

セントラル硝子プロダクツ(川瀬将昭社長)は6月12日、東京都中央区のTKPガーデンシティPREMIUM京橋で「セントラル硝子プロダクツ特約店研修会」を開催、約100人が参加した。同社は2023年4月にセントラル硝子の構造改善に伴い、国内ガラス事業を承継して発足。セントラル硝子の2025年3月期連結決算で、ガラス事業の売上高は584億6700万円、2024年同期比1.6%減。営業利益は24億6200万円、同37.5%減。建築用ガラスの販売数量減、原燃材料費高止まりなどで減収減益となった。あいさつの中で川瀬社長は「流通の皆さんとお互いの考えを一致させ、同じ方向を向いて共に戦っていく」と述べた。











宮代会長


◇機能ガラス提案継続 防災安全 寄贈後のフォローを〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会(宮代茂会長)は6月13日、東京都港区のTKP品川カンファレンスセンターANNEXで第68回通常総会を開催。自然災害の増加を踏まえ、全硝連傘下各単組が自治体との「防災協定」の締結を目指す動きが近畿圏を中心に活発化してきた。防犯ガラス、「防災安全合わせガラス」の義務化を実現できるよう、国の需要喚起策を業界全体で共有し活用する方向に進む。「住宅省エネ2025キャンペーン」への取り組みと、その後の活動を見据えた機能ガラスの普及促進に引き続き活動の主眼を置く。機能ガラス普及推進協議会が主導する「防災安全合わせガラス」の寄贈事業は、現時点で次の具体的な寄贈先は決まっていない。寄贈後、他の場所・施設などでも採用されるようなフォローが求められる。











◇VFG社持ち分を譲渡〈日本板硝子〉

日本板硝子(細沼宗浩社長)は6月9日、ベトナムの建築用ガラス製造子会社であるベトナムフロートグラス(VFG)社の全ての同社持ち分について、合弁先への譲渡が完了したと発表。譲渡先はVFG社設立当初からの現地合弁相手先であるビグラセラ社で、VFG社はビグラセラ社の傘下で事業を継続する。近年、東南アジアでは建築用ガラスの競争が激化しており、同社は高付加価値製品へのポートフォリオ転換に向けた戦略の一環として譲渡を決めた。











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