2025 9/15
 

 

サンドミエシュ事業所


◇建築用コーティング設備 27年1〜3月生産開始 ポーランドに新設〈日本板硝子〉

日本板硝子(細沼宗浩社長)は9月2日、同社グループのピルキントン・ポルスカ社(ポーランド)のサンドミエシュ事業所に建築用ガラスのコーティング設備を新設することを決定したと発表。2027年1〜3月に生産開始を予定する。投資額は1.6億ポーランドズロチ(約62億円)。サンドミエシュ事業所はNSGグループのグローバル生産体制における主要拠点の一つで、技術インフラ、熟練した人材、優れた物流環境を備える。









  

 

左から天野さん、伊香賀氏、関根さんSNSインフルエンサーらが窓などの断熱展示を体感


◇賃貸の断熱改修推進 コンシェルジュ伴走支援も〈東京都〉

東京都は8月27日、東京都品川区のシティホール&ギャラリー五反田で「断熱改修ブーストアップ! イベント&相談会」を開催した。東京都内は住戸の約半数を賃貸が占めていることから、賃貸住宅の断熱改修が重要になる。特別ゲストを交え、「断熱でここまで変わる! 賃貸選びの新常識〜健康・お財布・地球にやさしい都の賃貸革命〜」と題して、高断熱住宅が健康に及ぼす影響、賃貸オーナーの支援策などを、楽しく分かりやすく解説した。













◇出荷2ヵ月連続で減少 建築用合わせ出荷は増加〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(森重樹会長)は9月1日、2025年6月の板ガラス生産・出荷動向を発表。前年同月比で板ガラスの生産は3カ月連続で増加。出荷は2カ月連続で減少した。複層ガラスは生産・出荷とも5カ月連続で減少。合わせガラスの生産は3カ月ぶりに増加。出荷は先月の減少が増加に転じた。出荷のうち建築用は8カ月連続の増加。強化ガラスの生産は先月の減少が増加に転じ、出荷は2カ月連続で減少した。











「エスティナ-R」施工イメージ


◇複層で断熱性能H-6 「エスティナ」ビル改修用〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(豊岡史郎社長)は9月1日、ビル改修用の高断熱アルミ樹脂複合サッシ「STINA(エスティナ)-R」を発売した。改修用サッシで、Low-E複層ガラスで業界トップクラスの断熱性能H-6を実現。8月発売の戸建て住宅用高断熱スリム窓「エスティナ」との共通プラットフォーム設計によるスリムなフレームで、眺望性と採光性にも配慮した。防火型もある。











SN社=外観内観


◇独SN社の全株式取得 窓・CW事業本格参入欧州で〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は8月29日、ドイツの窓・カーテンウオール(CW)メーカー、ゾイファート・ニクラウス(SN)社の全株式を取得し、連結子会社化した。これによって、4月にドイツに設立したYKK APヨーロッパ社の傘下で、ドイツを起点に欧州での窓・カーテンウオール事業へ本格参入する。同社は2025〜2028年度の第7次中期経営計画の事業方針として「収益構造の変革」と「技術革新による価値創造」を掲げ、海外のさらなる事業成長による海外構成比の拡大を進めていく中で、その重点施策の一つとして欧州市場での事業の構築と拡大に本格的に取り組む。











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