2024 2/5
 

加藤啓司環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室係長


◇業界全体の活性化に 昨年上回る予算額1350億円〈環境省〉

「先進的窓リノベ2024事業」について、2023年度補正予算で1350億円が措置され、前身事業である「先進的窓リノベ事業」の予算額1000億円を上回る規模で開始されることとなった。環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室の加藤啓司係長は、「断熱窓への改修の推進により住宅の省エネ化を進めていく。補助事業の実施により、メーカー、施工・流通関連企業など業界全体の活性化につながってほしい」と期待する。加藤係長に「先進的窓リノベ2024事業」について、昨年との違いなどを聞いた。









前列は左から大野日本板硝子東北技術部長、伊東企画運営委員長、池田事務局長


◇仙台リフォーム展出展 「エコガラスS」体感など〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(島村琢哉会長)は1月20日から2日間、仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで開催された「宮城・仙台新築リフォームフェア2024」に出展。移動体感車「ガラスの森号」を展示し、来場者に体感器を使って「エコガラスS」「エコガラス」の断熱性能と遮熱性能を体感してもらった。国の住宅リフォーム補助事業についても情報を発信した。






 

◇廃棄からリサイクルへ 四つのビジョンまとめる〈樹脂窓リサイクルビジョン〉

2050年カーボンニュートラル達成へ向け、住宅・建築物の高断熱・高気密に貢献する樹脂窓の普及が期待される中、国内の使用済み樹脂窓の大部分が廃棄・最終処分されていることは、喫緊に解決すべき重要な課題となっている。2019年に発足した「樹脂窓リサイクル検討委員会」は塩ビ工業・環境協会、一般社団法人日本サッシ協会、樹脂サッシ工業会を事務局として、清家剛東京大学教授が委員長を務め、国内窓メーカーが委員として参画。樹脂窓リサイクル活動を主体となって推進する。








 

左からBX止水板「ラクセットハイタイプ」、浮力起伏式止水板「アクアフロート」左から簡易型止水シート「止めピタ」、「ラクセット」


◇防災産業展に出展 2月20〜22日 止水マスター4製品〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、小倉博之社長)は、2月20日から3日間、東京・有明の東京ビッグサイト・西ホールで開催される防災イベント「防災産業展2024」に出展。水害対策製品「止水マスターシリーズ」から、BX止水板「ラクセットハイタイプ」、浮力起伏式止水板「アクアフロート」、簡易型止水シート「止めピタ」、BX止水板「ラクセット」の4製品を展示する。展示小間内に設置した水槽を使った実演、実機を使った設置体験も実施する。








 

◇ヘルスケアで新価値 「YKK APヘルスケア」設立〈YKK AP〉

YKK APは1月22日付で、新会社「YKK APヘルスケア株式会社」を設立した。所在地は東京都千代田区神田和泉町1。資本金は1億円。社長は手嶋健博氏。人々の健康で快適な暮らしへの貢献を目指し、ヘルスケア関連商品・サービスの企画・開発・販売を手掛ける。ヘルスケア関連企業との連携を通して、レーダーセンサーなど最先端の検知技術を用いた建物内での健康管理モデルの創出を進めるとともに、インテリア建材など既存の事業領域に関連した独自のヘルスケア商品・サービスを開発することで、新しい顧客価値を提供する。










 

落球破壊試験=「MAMORI・21N」を塗布しない場合塗布した場合


◇落球破壊試験動画を公開 水性塗料で飛散防止付与〈日昌グラシス〉

日昌グラシス(東京都中央区、森本誠社長)は、飛散防止効果を持つ水性のコーティング剤「MAMORI・21N」(特許取得済み)を使用した、ガラス、ポリカーボネートなどの改修工事を提案している。このほど、同社ウェブサイトで「MAMORI・21N」の商品紹介動画の他、アクリル製ドーム、網入り型板ガラス、溝型ガラス「プロフィリットガラス」を使い、塗布した場合、しない場合で比較した試験動画を公開した。











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