2023 12/25
 

魚津彰社長


◇来夏に木窓を発売 30年に木20%、樹脂50%へ〈YKK AP〉

YKK APが11月9日に発表した2023年4〜9月期の連結決算は、売上高2678億円、2022年同期比11.9%増、営業利益157億円、同237.6%増。国内は、3省連携の「住宅省エネ2023キャンペーン」でリフォーム需要が好調。樹脂窓、アルミ樹脂複合窓に加えて内窓などリフォーム商品の販売が好調で、ビル分野も改装関係の販売が好調だった。同社は他社に先駆けて樹脂窓を普及させ、来年夏ごろには住宅・ビルの両方で木窓を発売する予定で、2030年に木窓20%、樹脂窓50%、アルミ樹脂複合窓30%という目標を掲げる。









◇米にTCO設備新設へ ファースト社拠点に供給〈日本板硝子〉

日本板硝子(NSG、細沼宗浩社長)は11月30日、米国での太陽電池パネル用透明導電膜(TCO)ガラス製造設備の新設投資計画を発表。NSGグループのピルキントンノースアメリカ社の米オハイオ州ロスフォードにあるフロート窯でオンラインコーティング設備を新設し、2025年4〜6月期に太陽電池パネル用TCOガラスの出荷開始を予定。同社グループの戦略的パートナーである米国のソーラーテクノロジー企業大手、ファーストソーラー社の生産拡張方針に沿って進めるもので、生産したガラスはファーストソーラー社の米国内の太陽電池パネル製造拠点に供給する。










 

最優秀賞受賞作品


◇空間デザイン・コンペ 30年の歴史に幕〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(大津市、岸本暁社長)は12月5日、東京都港区の建築会館ホールで「第30回空間デザイン・コンペティション」(電気硝子建材共催、新建築社協賛)の表彰式を開催。課題「未来社会を切り拓=ひら=く、21世紀のガラスの家」に対する147点の提案作品(応募登録は205件)の中から入賞作品10点を表彰した。最優秀賞は「うけとる、うけこむ」の高尾耕太朗氏(広島大学大学院)が獲得。










 

◇生産・出荷 前年比減に 複層・合わせ・強化は出荷増〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は12月1日、2023年9月の板ガラス生産・出荷動向を発表した。板ガラスは生産・出荷とも前年同月より減少。複層ガラスは生産・出荷とも前年同月比増となった。合わせガラスは生産・出荷とも前年同月より増加したが、出荷のうち建築用は前年同月より減少。強化ガラスは生産・出荷とも前年同月より増加した。板ガラスの生産は169万7000換算箱、前年同月比8.6%減。出荷は136万1000換算箱、同6.4%減だった。










 

1日の工事で「XE」にリフォーム


◇「XE」をリフォームで 新築旗艦モデル 「リシェント」に追加〈LIXIL〉

LIXILは2024年1月9日、リフォーム用玄関ドア「リシェント玄関ドア3XEモデル」を発売する。新築用玄関ドア「XE」を、外壁工事を必要としない、カバー工法による1日のリフォーム工事で設置することができるようになる。4月に発売した新築用玄関ドア「XE」は、TOSTEMブランドのフラッグシップモデル。新しい発想のドアロック機構と高い意匠性が好評という。










 

「フレラインフォルテ」


◇強度・防犯性が向上 木調の新色も フェンス・門扉〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は12月1日、大型フェンス・門扉「フレラインN」をリニューアルした「フレラインフォルテ」を発売した。自然災害の激甚化に対応するため強度を高めた他、木造の建築物に合う木調色を設定した。防犯性が高いデザインも加えた。大型フェンスと門扉のいずれも従来品の耐風圧強度・基準風速34m/秒を38m/秒に高め、求めやすい価格にした。










 

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