2023 12/5
 

細沼宗浩社長(左)と平健二郎執行役員建築ガラス事業部門日本統括部長


◇省エネガラス増産投資検討 脱炭素に向けニーズに対応〈日本板硝子〉

日本板硝子はこのほど、2023年4〜9月期の連結決算を発表。2022年同期比で増収増益を達成し、純利益は黒字に転換した。「先進的窓リノベ事業」などの影響で「スペーシア」が好調で、対前年比で約2倍の売り上げとなった。Low─E複層ガラス、「スペーシア」の設備投資について、「中期経営計画策定中で確定的なことは言えない」と前置きした上で、「今後もカーボンニュートラルに向けた流れもあるので、国内の市場に関しては前向きに捉えている。どういうふうに投資し、どんな順番で対応していくかを詰めている」と語る。









左から村島関西卸理事長、大村大阪協組理事長、梅村大阪協組理事、小山関西卸理事、池田事務局長


◇脱炭素EXPO出展 補助金、「エコガラス」PR〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(島村琢哉会長)は11月15日から3日間、大阪・南港のインテックス大阪で開催された国内最大級の脱炭素経営実現のための専門展「第3回脱炭素経営EXPO(関西)」に出展。国の補助金を活用した「エコガラス」「エコガラスS」の採用・検討をPRした。関西板硝子卸商業組合(村島靖基理事長)、大阪府板硝子商工業協同組合(大村宗一郎理事長)の組合員が、来場者に「エコガラス」「エコガラスS」の性能や3省連携の補助金について説明した。








 

◇マレーシアに新製造設備 米社拠点へ供給 太陽電池用TCOガラス〈日本板硝子〉

日本板硝子は11月9日、マレーシアで同社グループが進めていた太陽電池パネル用透明導電膜(TCO)付きガラス製造設備の新設工事が完了し、火入れを完了したと発表。マレーシア国内を中心に建築用・自動車用ガラスを製造・販売するマレーシアン・シートグラス社のジョホールバル工場にあるフロート窯にオンラインコーティング設備を新設し、12月から太陽電池パネル用TCOガラスを生産する。










 

吉田聡執行役専務LIXILハウジングテクノロジー担当(左)と小林智常務役員LIXILハウジングテクノロジーサッシ・ドア事業部長


◇環境負荷減、地域に最適 「GREEN WINDOW」展開〈LIXIL〉

LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は今年、窓・ドアブランド「TOSTEM」100周年を迎え、新しい戦略として「GREEN WINDOW」を宣言・定義。「環境負荷を低減する、地域に最適な窓」の総称として展開していく。これからの時代に求められる良い窓の基準を省エネルギー、資源循環の面から定義。気候風土やライフサイクルアセスメント(LCA)評価結果に応じて、地域に最適な窓を提案する。










 

施工イメージ


◇最大幅12尺まで対応 断熱窓にハイブリッド枠〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は11月28日、東京都墨田区のYKK60ビルで、来年2月5日に住宅用窓リフォーム商品「マドリモ断熱窓戸建用」樹脂窓に「引違い窓ハイブリッド専用枠」を追加すると発表した。完成品の樹脂製障子とノックダウンのアルミ樹脂複合枠で、樹脂窓の高い断熱性能を維持しながら、アルミ樹脂複合窓と同等の施工のしやすさを実現。最大幅12尺(3517o)まで対応できる。










 

◇スリムでも安心・安全 中低層向けアルミ手すり〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は11月27日、中低層ビル・マンション用アルミ手すり「N―SLIM(エヌスリム)」を発売した。高性能手すりブランド「FINEMASTER(ファインマスター)」シリーズの安心・安全設計を踏襲しながら、構造を簡素化することで、スリムでシンプルなフォルムを実現した。手すり子タイプとガラスタイプがある。










 

インテリアになじむ


◇室内物干しに黒色 美観損ねない落ち着き〈川口技研〉

川口技研(埼玉県川口市、納口成一朗社長)はこのほど、室内物干し「ホスクリーン」のSPC型(スポット型)、QL型にブラック色を追加。落ち着きがある色調で、インテリアの美観を損ねない。機能はそのままで、ポールは長さの調整、着脱ができる。使う人や使うシーンに対応し、心地よい、快適な暮らしを実現する。SPC型は目安重量8kg。本体、ポール掛けフック、本体とフックの取り付けねじ、ポール(SS、ショート、LL・ロング・標準)のセット。









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