2023 11/5
 

三協アルミ社の西孝博社長(右)と奥谷和正執行役員住宅事業部長


◇高断熱サッシに強靱性も 「簡単に早く省施工」〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)の足元の状況は、政府の補助金制度による断熱窓改修が順調に進み、リフォーム事業は前年を大きく上回るペースで収益を上げているが、新築物件はビル、住宅、エクステリアとも需要低迷が続いている。西社長は先行きへの警戒を示し、好調なリフォーム商品については「簡単に早く省施工できるか」を一番のポイントに上げ、同社の強みである住宅、ビル、エクステリアの融合を前面に打ち出し、商品開発、市場開拓を進める意向だ。









実証試験を実施したガラス溶解炉アンモニア燃料の貯蔵タンクヤード


◇世界初 アンモニア燃焼 ガラス溶解炉で実証試験〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は10月11日、AGC横浜テクニカルセンター(YTC、横浜市鶴見区)でアンモニアを燃料に利用したガラス製造の実証試験で使用したガラス溶解炉、アンモニア燃焼関連設備をメディアに公開した。同社は2030年に温室効果ガス(GHG)排出量を2019年比30%削減する目標を掲げてさまざまな取り組みを進めており、6月には世界初となる実生産炉でのアンモニアを燃料に利用したガラス製造の実証試験に成功した。












 

◇CO2排出量50%削減 欧州でLowカーボンガラス〈日本板硝子〉

日本板硝子(NSG、細沼宗浩社長)は10月10日、同社グループ建築用ガラス事業の欧州地域で、Lowカーボンガラス「Pilkington Mirai(ミライ)」を発売すると発表。通常のフロート板ガラスの性能、品質、デザイン性はそのままに、製造プロセスで代替燃料、高比率のリサイクルガラス、再生可能電力を使用し、同社従来品のフロート板ガラス「Optifloat」(4o厚、欧州基準)と比べて、カーボンフットプリントを50%削減した。フロート板ガラスとして50%レベルのCO2削減量は世界最高水準となる。










 

マンションドアを戸別にリフォーム


◇マンション改修ドア 戸別に1日で、発注簡単〈LIXIL〉

LIXILは10月2日、リフォーム用玄関ドア「リシェントマンションドア」を発売した。マンションの玄関ドアを戸別に、最短1日でリフォームできる。これまで戸建て住宅とアパート向けに展開してきた「リシェント」シリーズを横展開した。現場調査時に所定の箇所を採寸し、システムに入力するだけで簡単に発注できる。作図が不要なので、工事にかかる手間や時間を大幅に削減できる。今ある枠の上から新しい枠を取り付ける「カバー工法」、新しい枠を外部側に持ち出す「持ち出し工法」の2種から選べる。










 

自動車ガラス用吸盤器「TL6AG」


◇持ちやすいハンドル 自動車用吸盤を販売予定〈杉村商事〉

ガラス・サッシ用加工・施工機器、工具、副資材を販売する杉村商事(大阪市西区、杉村亨社長)は、米イージスツールズ社製自動車ガラス用吸盤器「TL6AG」の販売を予定する。直線と角度がついた2本のハンドルがあり、さまざまな持ち方が選べて持ちやすい。平板ガラス、R305以上の曲げガラスに吸着でき、フロントガラスの脱着作業に適する。最大吸着力は32kg。吸盤径は6インチ(約15p)。









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